食事(野生下)
肉食性/小動物など
食事(飼育下)
主食:フェレット専用フード
特 徴
フェレットはイタチを長い年月かけて飼いならしたといわれている種類で、イタチ科の仲間にはスカンクやラッコなどが存在する。以前はネズミ捕りなどで活躍していた動物だが、とても遊び好きで、愛嬌がある動物であるため、現在はコンパニオンアニマルとして人気が高い。イタチ科であるため、臭腺から強いニオイを発するが、現在ペットショップで販売されているフェレットたちは、飼育しやすいように臭腺除去手術済(スーパーフェレット)がほとんど。小動物の中でもとくに人気が高く、今日ではリードをつけてお散歩している人も見かけるようになったほど。食性は肉食性で、ごく少量の果物なども食べる。食欲旺盛なので、食事の種類は栄養のバランスを考えて与える必要がある。飼育下ではフェレット専用フードが1番好ましい。繁殖期は通年で1度の出産に1~15匹(平均6~9匹)の子供を産む。フェレットの種類には、ほかにもパスバレー、カナディアン、アンゴラ、ニュージーランドなどが存在する。マーシャルフェレットはほかの種よりやや小さく、細身な体格である。
慣れやすさ
フェレットは、活発で遊び好きのため、その明るい性格で飼い主を楽しませてくれる。マーシャルフェレットは比較的おっとりした個体が多いようである。ただし、かみ癖のしつけはきちんと行うようにしよう。
飼育のしやすさ
成長した個体は比較的丈夫な個体が多いのだが、ベビーの個体はとくに、ジステンパーなどの伝染病にかかる場合がある動物なので、きちんとワクチン接種を行う必要がある。ワクチン接種前やおうちに来たばかりのころは、静かな場所で飼育してあげてほしい。温度が28℃を超えると、体調を崩す個体が急増する傾向があるため、温度管理には注意すること。
おすすめ度
フェレット自体、人なつっこく、現在もたくさんの人に愛されている動物である。マーシャルフェレットはフェレットの中でもかみ癖の少ない穏やかな種類だといわれている。きちんとしつけを行えば、リードをつけてお散歩に連れて行くことも可能である。
マーシャルフェレットを飼育する際の注意点
基本的にショップで販売している個体は、去勢・避妊済みの個体が多いので繁殖はできない。オスとメスの判別は、腹部におちんちん(へそのような凹凸)が有るか無いかで判断する。
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