ワンちゃんを育てるための配慮
ワンちゃんの成長とともに、環境や運動量を変えていかなくてはなりません。
一般的に以下のようなことをこころがけ、
ワンちゃんにできる限りストレスを与えないようにしましょう。
運動・休養
1.ワンちゃんが健康に過ごすためには、毎日散歩が必要です。
飼い主様のライフスタイルに合わせて、一定時間帯に散歩をしましょう。ただし、焼けた路面で火傷をする場合がありますので、夏場の暑い時間は避けるようにしましょう。
2.必要な運動量は、犬種、年齢などによって異なります。
老犬の場合は、無理をさせないようにしましょう。
●小型犬:朝・夕10~20分
●中型犬:朝・夕20~30分
●大型犬:朝・夕30~40分
※ 室内での運動のみで十分な犬種もいますが、ときどき外への散歩にも連れて行ってあげましょう。
3.散歩時には必ずリードをつけ、排泄物処理の道具を携行して排泄物は持ち帰るようにしましょう。排泄を済ませてから散歩に出かけるような配慮も必要です。
外で育てる場合
1.南向きで風通しのよい場所を選び、犬舎などのお部屋を作ってあげましょう。
2.他人へ迷惑や危害を与えないためにも、できるだけ家族がいる近くに置き、来客などの出入りの多い場所は避けましょう。
3.ノミ・蚊などの害虫や強い日差しから守るために、ワンちゃんに害にならない防虫剤の使用や、日陰を作るなどの環境作りをしましょう。
4.リードにつなぐ場合は、つながれている間、なるべくたくさん動けるように工夫しましょう。
5.鳴き声や排泄物により迷惑をかけない場所を選びましょう。
おうちにペットがいる場合の注意点
ワンちゃんが先に暮らしている場合
すでにワンちゃんが暮らしているおうちにワンちゃんが増える場合には、一緒に暮らすまでにゆっくりと時間をかけ、徐々に距離を近づけてあげてください。そのようにしなければ、まだワンちゃん同士の挨拶の仕方、遊び方がまだ分かっていない子犬は、先輩のワンちゃんに怒られてしまいます。
ネコちゃんが先に暮らしている場合
ネコちゃんが先に暮らしている合には、ネコちゃんは縄張りを大切にしますので、攻撃してしまう可能性もあります。また、ワンちゃんはネコちゃんのことを、動くおもちゃとして飛びかかったり、一緒に遊んだりしたくなる動物です。ワンちゃん同士が一緒に暮らすときよりも、たくさんの時間をかけてゆっくり慣れさせましょう。