ピーターラビット
目属科:ウサギ目 ウサギ科 アナウサギ属(家畜化イエウサギ)
原産国:世界中で繁殖している
体 長:オス 約26cm(ネザーランドドワーフよりやや大きい) / メス 約26cm(ネザーランドドワーフよりやや大きい)
体 重:オス 1200~1800g(ネザーランドドワーフよりやや大きい) / メス 1200~1800g(ネザーランドドワーフよりやや大きい)
寿 命:5~10年 最長:13~15年
食事(野生下)
ほぼ完全な草食性/草・果物・ごく少量の動物性たんぱく質など
食事(飼育下)
主食:ウサギ専用フード・牧草 副食:野菜(小松菜・ニンジン・キャベツなど)・果物(リンゴなど)
特 徴
平均サイズとしてはネザーランドドワーフより1~2割大きめ。ネザーランドドワーフより枝分かれした種類のため、ときには若干大型の個体がいる。体色は、ウサギの品種の中でもカラーバリエーションが豊かである。繁殖時期は通年であり、1度1~10匹(6~8匹が多い)の子供を産む。夏場の繁殖は母体の負担を考えると見送るほうがよい。
慣れやすさ ★★★★★
ネザーランドドワーフに比べると、やや活動的な個体が多い。比較的人間好きな個体が多いようだ。聴覚・嗅覚が発達しているため、名前を呼んでからエサやおやつを与えることを繰り返すと、呼ぶと来るようになる。なついてくると頭をなでると喜んだり、催促したりする姿も見られる。おとなしいイメージがあるが、おっとりした一面以外にも、機嫌が悪くなると後ろ足で床をたたいたり(スタンピング)、ブゥーやクゥーと、うなってアピールしたりするなど、感情表現豊かである。
飼育のしやすさ ★★★★★
アダルトサイズは丈夫で飼育しやすいといえるが、ベビーの飼育は、暑さ寒さに弱くデリケートなので、多少難易度が高いといえる。とくに冬場はペットヒーターなどで十分保温する(ベビーの適温約24~26℃が目安)。飼育しはじめは、触りすぎたり長時間遊ばせたりすると、急激な体力消耗やストレスで体調を崩しやすい。よって過度な運動やスキンシップは避け、成長とともに徐々に段階を踏んで接すること。
おすすめ度 ★★★★★
ネザーランドドワーフから枝分かれしたタイプの小型ウサギ。ネザーランドよりも精悍な顔つきをしているので、野性味を求めるかたにはおすすめ。カイウサギの中でも体が小さく、ほかの品種に比べ、飼育スペースをとらないことも魅力的。カラーバリエーションも豊富で、気に入ったカラーを探すのも楽しみのひとつである。
ピーターラビットを飼育する際の注意点
人になってからの複数飼育は、相性が合わないとケンカをし、ケガをしたりストレスを受けることがあるため、複数飼育よりも単独飼育がおすすめ。
このページを印刷