グリーンイグアナ
目属科:有鱗目 トカゲ亜目 イグアナ科
分 布:メキシコ南部~南アメリカの熱帯雨林~サバンナ
体 長:オス 全長:120~180cm / メス 全長:120~180cm
体 重:オス 2~3.5kg(環境により多少変わる) / メス 2~3.5kg(環境により多少変わる)
尾 長:80~120cm
寿 命:10~20年
食事(野生下)
植物食/豆類の葉、幼体期は昆虫など
食事(飼育下)
イグアナ専用フード 野菜(チンゲン菜・だいこん葉・薄くスライスしたカボチャ・モロヘイヤ・カブの葉・小松菜など)、果物(バナナ・リンゴなど)、幼体期は昆虫などを食べる場合もある
特 徴
野生では水辺付近の木上で生活しており、泳ぐこともできる。体はウロコでおおわれ、オスは成長につれ背中のウロコが立派に発達する。食性は完全草食性で、そのほかに果物・動物性たんぱく質(幼体期には昆虫)などを食べることもある。現在はグリーンの体に、オレンジが混ざるタイプの個体も現れている。
慣れやすさ ★★★☆☆
飼いはじめは、人を怖がり逃げる場合が多いので、極端に接近をせず、少しづつ触ることからはじめるとよい。なれれるまでには時間がかかるが、なれてしまえば抱っこをすることも可能。最もなついた個体では、胴輪等を装着し野外へ連れ出すこともできるようになる。
飼育のしやすさ ★★★☆☆
爬虫類の中でも、それほど飼育方法が難しいわけではないので、基本的な管理方法や飼い方を理解していれば、はじめての人でも楽しめる入門種。基本的なポイントは温度・湿度・紫外線・食事などの調整。上手に管理するには、これらをうまく調節する必要がある。昼行性の爬虫類で、野生では太陽光で体を温めてから活動するため、室内飼育の場合はスポットライト(太陽光の代わり ※紫外線灯など)が必要。毎日1回軽く霧吹きをしてあげるとよい。とくに脱皮しているときは少し多めに保湿してあげよう。
おすすめ度 ★★★★☆
ペットショップでは、子供から大人まで幅広く人気があるペット。飼いはじめは小さな体でも、成長につれ非常に大きなサイズになるため、数年後の飼育ビジョンを考え、そのスタイルにあった環境や飼育スペースを用意する必要がある。大人しく、なれれば膝にも乗せられるので、とてもかわいい動物である。
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