チャイニーズハムスター
目属科:ゲッ歯目 ネズミ科 キヌゲネズミ属
原産国:中国北西部~内モンゴル自治区周辺
体 長:オス 10.5~11.5cm / メス 9~10.5cm
体 重:オス 35~41g / メス 28~34g
寿 命:約2年
食事(野生下)
穀物・草食傾向の強い雑食性/植物の根や茎、昆虫など
食事(飼育下)
主食:市販のハムスター専用フード 副食:野菜(小松菜・キャベツ・ニンジンなど)・果物(リンゴなど)・動物性たんぱく質(チーズ・煮干しなど)
特 徴
1980年代にペットとして登場しはじめ、現在では、愛らしい見た目と優しい性格から、大変人気がある。別名“モンゴルハムスター”とも呼ばれている。昔は実験動物だった種類で、日本でも長年飼育されてきた。ほかのハムスターに比べ、尾が長いのが特徴。また、毛が短く滑らか。野性味が強いせいか、カラダも割り合いスマートである。カラーバリエーションは少ないが、ノーマル以外にもホワイト、アルビノ・パイド・シルバーなどが存在する。
慣れやすさ
性格はおとなしく、頭もよいので、人に対しても早くから興味を示してくれる。その反面、無理やりつかんだり、怖がらせるようなことをすると、すぐに学習してしまい、なかなかなつかなくなることがあるため、優しく思いやりのある接し方を心がけること。
飼育のしやすさ
飼育方法は基本的にほかのハムスターと変わらない。排泄物のにおいもほかに比べると少ないので、家での飼育するのも管理が楽である。繁殖力が高いなため、それを避けたい場合は、単独飼育か気の合った同性同士で飼育するとよい。また、この種は多頭飼いができる。ハムスターの中ではとても頭がいい種類なので、飼育ケージなどから逃げられないよう注意が必要。
おすすめ度
尾が長く、見た目はネズミのようだが、クリクリした瞳、愛くるしい仕草はやはりハムスター。性格もおとなしく、日本では古くから愛され、飼育されているハムスターである。
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