ダイオウサソリ
目属科:サソリ目 コガネサソリ科
原産国:アフリカ
分 布:アフリカ西部
体 長:オス 15~25cm 最大:30cm以上 / メス 15~25cm 最大:30cm以上
体 重:オス 最大:60g以上 / メス 最大:60g以上
寿 命:約5年
食事(野生下)
昆虫など
食事(飼育下)
昆虫(コオロギなど)
特 徴
サソリの中で、大きさが最大級の種類。黒光りした体色に、大きなハサミが“大王(ダイオウ)”という名にふさわしい風貌である。大きな体の尾部分に、立派な毒針をもっているが、毒性は低い。夜行性で、日中は岩陰や朽木に隠れている。 繁殖も容易で、メスは生んだ子供を背中で背負って子育てすることが特徴。生まれたばかりの子供は、真っ白な体色で、成体になるまで3年かかる。
慣れやすさ ★☆☆☆☆
観賞動物である。毒性は低いが取り扱いには注意し、エサはピンセットなどで与えるようにしよう。
飼育のしやすさ ★★★★☆
チャグロサソリの仲間で、サソリの中では飼育入門種といわれる。繁殖も比較的容易である。多湿を好むため、昆虫マット・ヤシガラ土などの、保湿力がある床材を使用するのが一般的である。定期的に霧吹きなどで保湿し、極度に乾燥しないようにする。昼間はほとんど動かないため、隠れ家になるもの(流木など)をレイアウトしてあげよう。寒さに弱いため、パネルヒーターで、飼育ケースの底面の半分~2/3程度を温めるなどして保温する。(必ず熱の逃げ場をつくっておくこと)
おすすめ度 ★★★☆☆
はじめてサソリを飼育してみたいかたには、手間も少なく最適な種類といえる。毒性は低いといっても、扱いには十分注意すること。
ダイオウサソリを飼育する際の注意点
毒もさることながら、大きなハサミにはさまれると危険なため注意。毒性は低いが、脱走などの危険性がないよう、飼育者は責任をもって管理しよう。
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