スズムシ(鈴虫)
目属科:バッタ目 スズムシ科
分 布:東北南部以南、四国、九州、沖縄、台湾、中国の暗い林、草むら、やぶの中など
体 長:オス 15~20mm / メス 15~20mm
寿 命:成虫:1ヶ月半~2ヶ月
食事(野生下)
雑食性/草、花、実、小さな昆虫など
食事(飼育下)
スズムシ専用フード、削り節、ナス、カボチャ、キュウリ、リンゴなど
特 徴
夏から秋にかけて、“リーンリーン”と美しい音色で人々を和ませてくれるのがこのスズムシ。羽根を広げ、ふるわせて鳴くのはオスのみ。メスは鳴かないが、メスと一緒に飼育をするとオスの鳴きがよくなるともいわれている。孵化してから約2ヶ月で成虫となり、卵でいる期間と成虫になってからの期間は同じ、もしくは卵でいる期間のほうが長い昆虫である。
慣れやすさ ★☆☆☆☆
昆虫なので人にはなれないが、澄んだ音色で和ませてくれ、観賞用にはとてもよい虫である。
飼育のしやすさ ★★★★★
飼育方法はとても簡単。子供にも楽しく扱いやすい昆虫といえる。オスとメスを一緒に飼育する場合、メスは産卵近くなるとたんぱく質を必要とし、オスを食べてしまう場合があり、オスは交尾後急激に弱ってしまう傾向にあるため、交尾後はオス・メスともに高たんぱく質なエサを与えること。敷材は適度に湿らせ、ある程度の湿気を保つ必要がある。
おすすめ度 ★★★★★
夏から秋にかけての風物詩的昆虫。お子様から大人まで絶大な人気がある。寿命は短いが、きちんと飼育してあげられれば、1シーズン美しく澄んだ音色で鳴いてくれるだろう。
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