シマリス
目属科:ゲッ歯目 リス科 シマリス属
分 布:ユーラシア大陸北部、中国、朝鮮半島、日本では北海道のみ
体 長:オス 12~15cm / メス 12~15cm
体 重:オス 約110g / メス 約110g
寿 命:6~10年
食事(野生下)
雑食性/主食:木の実・種子 副食:果実・樹皮・キノコ・昆虫など
食事(飼育下)
主食:リス用混合フード 副食:果物(リンゴ・みかんなど)、野菜(キャベツ・ブロッコリーなど)、昆虫(コオロギ・ミルワームなど)
特 徴
シマリスは、“シベリアシマリス”と大きくくくっているが、細かく見比べてみると、さまざまな地域で少しずつ違いのある亜種が存在している。(例:朝鮮の平地にいるチョウセンシマリス・北海道にいるエゾシマリスなど)外見上の判別は難しい。また、ペットとしての歴史は長く、古くからよく人間に飼われている。
慣れやすさ
人間にはなれるが、少々野性味が強いため、単純に犬猫のようにはなれてくれない個体が多い。ストレスを与えない飼育を心がけ、子供のころから一緒にいられる時間をつくってあげられればなれてくれるだろう。繁殖期には少々気が荒くなるため、落ちついた環境をつくり、そっとしておいてあげてほしい。
飼育のしやすさ
動きが素早く運動量も多いため、なるべく広いケージが必要。ケージ内のレイアウトは、ステージや止まり木などで自然に近い環境にしてあげよう。季節が暑さ寒さに敏感なので、暑い時期や寒い時期は、温度管理に注意すること。
おすすめ度
とても元気に動き、水やエサを食べる姿や、寝ているときやおやつをねだる姿など、とても愛らしく見ているだけで癒される。4月~5月はじめまでがベビーの季節なので、ペットショップでもベビーを見かけることができるだろう。ペットヒーターを使って育てれば、ベビーでも失敗しずらく、手のりにすことができる。
シマリスを飼育する際の注意点
尻尾はデリケートなため、乱暴に扱ってしまうと切れる危険性がある。尻尾を強くつかむことは厳禁。
このページを印刷