食事(野生下)
昆虫類など
食事(飼育下)
主食:昆虫(コオロギ、ミルワームなど) 副食:果物(バナナなど)、昆虫ゼリーなど
特 徴
和名“オオカンミカドヤモリ”という、野生では樹上生活をしている中型のヤモリ。獲物を狩るとき以外はあまり動かない。眼から背中にかけてのクレスト(とさか)が特徴的。眼にかかったクレスト部分がまつ毛に見え、学名(Rhacodactylus ciliatus)もそれに由来するもの。タイガー、ファイアー、バイカラー、ストライプなどさまざまなパターンと、赤、黄、オリーブグリーン、ブラウン、オレンジ、カーキなど、カラーバリエーションにも富んでいる。
慣れやすさ ★★☆☆☆
爬虫類なので、人になつくということはないが、人に対する警戒心は比較的低く、攻撃性もあまりない。ヤモリの中では非常にのんびりした動きで、性格もおっとりとしている。ペット向きの爬虫類ともいえる。
飼育のしやすさ ★★☆☆☆
中型で樹上性のヤモリであるため、高さのある水槽やケージが理想だが、全長の2倍程度の高さがある大型のプラケースでも飼育は可能。1日最低1回は霧吹きをし、床材が少ししっとりするくらいにしておくことがベスト。(しかし水槽内が蒸れてしまわないよう注意) 丈夫なので多少の温度差には耐えられるが、基本は室温26℃前後を保つこと(適温:26℃前後)。エサは果実(バナナ、イチゴなど)や、昆虫ゼリーを好んで食べる個体が多く、主食とは別に少量補助食として与えてもよい。
おすすめ度 ★★★★☆
何といっても“まつ毛”のようなクレスト(とさか)が愛らしく特徴的。カラーバリエーションが豊富にあるため、見た目も楽しい。爬虫類の中でもカラダが丈夫で、初心者のかたにも楽しめる飼育レベル。
クレステッドゲッコーを飼育する際の注意点
ほかの種類のヤモリと違い、1度切れてしまった尾は2度と再生しないので、扱いに注意すること。
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