エボシカメレオン

24887_ext_25_0.jpg
facebook
twitter
mixi
HATENA

目属科:有鱗目 トカゲ亜目 イグアナ科目 カメレオン科 カメレオン属
原産国:アラビア半島
分 布:アラビア半島南端(イエメン)
体 長:オス 約65cm(尾も含む) / メス 約45cm(尾も含む)

※体の大きさは体重・体高をもとに分類しており、あくまでも目安としてご理解ください

食事(野生下)

昆虫類、植物の果実・葉など

食事(飼育下)

主食:昆虫(ミルワーム、コオロギなど) 副食:植物質(レタス、イチゴ、みかんなど)

特 徴

頭のクレストが特徴の、ポピュラーなカメレオン。そのクレスト部分が烏帽子(えぼし)に似ていることから、この名がついた。オスはクレストが長く立派に成長する。幼体の時期は、ほぼ全身が薄緑をしており、成長するにつれて赤褐色の班模様が出てくる。威嚇したり興奮したりすると、体色のコントラストをさまざまに変化させ、威嚇音を立てる。 降水量の少ない地域に生息するため、植物などから水分をとる性質がある。飼育下では、保湿する際に使用する、霧吹きの水などからも水分を摂る。繁殖も比較的容易で、1度の出産で20~72個の卵を産む。

慣れやすさ

基本的には観賞メインの動物だが、慣れてくると徐々に警戒しなくなり、自ら手に乗ってくることもある。また、人の顔を判別することができるようである。少々気の荒い個体もいるため、無理な扱いをすると、威嚇してかみつくことがあるため注意。

飼育のしやすさ

カメレオンの中では最も丈夫で飼育しやすいといわれ、飼育入門種である。繁殖も難しくない。割合大型のカメレオンのため、成長に応じて飼育スペースを拡張する必要がある。狭いケージで飼育すると、頭のクレストが傷ついたり、折れたりすることがあるので注意。乾燥には比較的強いといわれるが、極度な乾燥は体調を崩す恐れがあるため、霧吹きなどで保湿してあげよう。

おすすめ度

カメレオンの中では入門種で、丈夫で飼育しやすいといえる。大型のため、成長すると迫力が出てくる。カメレオン特有の、環境や気分によって体色変化が見られることも、大きな魅力といえるだろう。

エボシカメレオンを飼育する際の注意点

強力な紫外線は、カメレオンの目を傷める危険性があるため注意。

このページを印刷

ペット図書館トップ