チルネコ・デル・エトナ
英 名:Cirneco dell'Etna
体の大きさ:03
グループ:
第5グループ
スピッツ&プリミティブ・タイプ(スピッツタイプと原始タイプ)
原産国:イタリア
体 高:オス 46~56cm / メス 42~46cm
体 重:オス 10~12kg / メス 8~10kg
簡単な歴史・解説
チルネコ・デル・エトナは、イタリアのシシリー島の土着犬として長い間その土地だけで発展を遂げてきた。3000年以上前に、フェニキア人によってシシリー島に持ち込まれたグレーハウンドの系統と考えられている。大変優れた猟犬で、今でもエトナ山麓でウサギやキジ、ウズラなどの猟で活躍。さらにヨーロッパをはじめ、世界各国でも愛好者が増えており、番犬としても人気が高い。
特 徴
小型サイズで、古代のグレーハウンド・タイプの口吻をもっている。耳は三角形で大きくピンと立ち、目は奥目がちで眼色はアンバーかグレー。鼻の色はレバー。尾は静止時にはサーベル状に垂れている。コートは極めて短い。
毛 色
全身同色のタン。胸の部分にだけホワイトのマーキングが入る。
お手入れ
コートの手入れはほとんどいらない。定期的にタオルでマッサージをする。
性 格
猟犬・番犬・家庭犬と、色々な目的で育てることができる犬。狩猟をするときにはほかの猟犬のように鳴くことはほとんどなく、吠え声の少ない猟犬として好まれている。大胆で威厳があり、利口で主人に忠実。さらに疲れ知らずで行動的である。
運 動
毎日十分な運動が必要。
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