アイリッシュ・セター
英 名:Irish Setter
体の大きさ:04
グループ:
第7グループ
ポインティング・ドッグ(鳥獣犬)
原産国:アイルランド
体 高:オス 約65cm / メス 約60cm
体 重:オス 約25kg / メス 約23kg
簡単な歴史・解説
最も古いセター種であるアイリッシュ・セターの歴史は、15世紀にまでさかのぼる。獲物の居場所を伏せて知らせるという特性が活かされ、鳥猟犬として発達し広まっていった。ペットや番犬としても有能で、感情が豊か。優雅に波打つレッドコートは、貴族の風貎をみせる。祖先の毛色はレッド&ホワイトであったが、19世紀にはチェスナット・レッドの犬が出現している。今日アメリカで公認されている毛色はレッドだけ。
特 徴
上品で丈夫な骨格をもつ。細く長い頭部は肉つきが薄い。ほどよい長さのコートは、やわらかく平滑で、ウェーブしたりカールはしていない。
毛 色
マホガニー&レッド、濃いチェスナット&レッド、ブラックのコートのないもの、またはごく少ないホワイトの斑点が、胸、喉、四肢先にあるものはショーでも許される。
お手入れ
美しいコートと姿を保つためには、毎日欠かさずお手入れが必要。
性 格
明るくおどけた性格で、感情表現も豊か。人間によくなれ、子供やほかの動物に対しても優しく温和。鳥猟犬としてだけでなく、ペット、番犬としても適している。ときに気まぐれで興奮しやすい性質が短所になるが、これは一般的に訓練と運動不足によるところが大きい。飼い主には、訓練と運動を喜んで毎日する人が望ましい。
運 動
都会での飼育にも適しているが、戸外で精力的に、規則正しい運動をさせなければならない。運動不足になると、うわついてしまい、しつけをするのが難しくなる。また、うろうろする習性があるので、リードをつけなくても大丈夫なように、しつけや訓練をする必要がある。
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