猫のコートタイプ
ショートヘア【短毛】
アメリカン・ショートヘア、アビシニアンなど
イエ猫の基本的なヘアタイプ。1番長いオーバーコートでも、4cm程度手触りはややかためのものから、ごくやわらかいもの、そして厚みのあるものまでさまざま。
ワイヤーヘア【短毛】
アメリカン・ワイヤーヘアー
アンダーコート、オーバーコートが不規則に流れ、毛先の3分の1ほどから針金のように折り曲がっているのが特徴。被毛量は多く、長さは短毛種としては中くらいである。
コーニッシュ・レックス【短毛】
コーニッシュレックス
全身をおおう独特のウェーブが特徴。デボンレックス同様、アンダーコートのみでオーバーコートはない。手触りはシルクのように滑らかで、ひげの1本1本までがカールしている。
デボン・レックス【短毛】
デボンレックス
オーバーコートがなく、アンダーコートだけのため、スウェードのような手触り。ウェーブはコーニッシュよりゆるやか。これも被毛が極端に少なく、胸部などが無毛の場合もある。
アンゴラ【長毛】
ターキッシュ・アンゴラ
ペルシャと並び長毛種の代表がアンゴラである。ロングヘアにも関わらずボリュームがでないのは、アンダーコートが少ないから。オーバーコートは滑らかでシルクのようである。
ペルシャ【長毛】
ペルシャ、ヒマラヤン
長毛種の中で、最も長い被毛をもつのがペルシャとヒマラヤン。オーバーコートは13~15cmもあり、アンダーコートもこれに負けない長さと密度をもっている。
メイン・クーン【長毛】
メインクーン
メイン・クーンのアンダーコートはペルシャとは異なり、かたくて厚いのが特徴。肩のつけ根あたりはやや短めの被毛になり、背中から腹部にかけてはかなり密生している。
ヘアレス【無毛】
スフィンクス
無毛の劣性遺伝子により、被毛らしい被毛が見られないのが最大の特徴。頭部や四肢の内側、尾の先、顔の一部にやわらかいうぶ毛が生えているものの、成長にしたがってなくなることもある。