子猫によい環境を作りましょう!

子猫は体温調節があまりうまくできません。とくに幼い子猫にとって、夏の暑さ、冬の寒さは体調を崩す大きな原因になります。
また、一般的に1日のうちで7℃以上温度差のある場所(とくに日中、日当たりのよい部屋や階段のそばなど、風通しのよい場所)は子猫によくないといわれています。室温が約25℃前後の適温に保てるようエアコンを使っての温度管理や、温度変化の少ない場所にネコちゃん専用のお部屋を作るなどして、子猫への負担を減らしましょう。湿度は40~60%が最適です。

夏のポイント

夏はクールマットなどの冷却グッズをサークルの中に入れてあげるのもよいでしょう。
また、ネコちゃんだけでお留守番させる場合には、必ずサークルなどに入れ、熱中症などの事故がないように、エアコンや扇風機、換気扇などをセットして出かけてください。ただし、エアコンなどの風が直接当たらないように注意しましょう。梅雨時などはじめじめして皮膚が弱くなりがちなので、普段よりも注意しながらブラッシングなどをして衛生的に保ちます。除湿機を使うことも有効です。

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冬のポイント

冬の寒さはネコちゃんにとってとても厳しいものです。とくに10月~6月の夜間は、室内温度よりも接触温度に気を配った保温を心掛けましょう。ペット用ヒーターをサークルなどの中や、ベッドに入れてあげるのもよい方法です。
ただし、冬は乾燥しやすいので、暖かくしてあげるのと同時に湿度の調整も忘れてはいけません。加湿器を使うのも有効です。また、とくに短毛種のネコちゃんは寒さに弱く、風邪を引いたり、下痢をしたりする場合がありますので注意が必要です。

MEMO

夏の冷却グッズ、冬の保温ヒーターなどの使用時には、必ずネコちゃんの逃げ場を作ってあげましょう。

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