🌸フィラリア予防に関して🌸

2025/03/21

病院(システム使用)
コジマ足立動物予防医療センター(コジマ足立動物病院)
本文
今年もフィラリア予防の時期がやってきました!🌸
大切な家族を守るために、必ず検査を受けてから予防を始めましょう😊


フィラリア症は、蚊を媒介して犬や猫の心臓や肺に寄生虫(フィラリア)が侵入し、
重篤な健康被害を引き起こす恐ろしい病気です😢
しかし、予防薬を正しく使用すれば、
確実に防ぐことができる病気です‼️


⚠️投薬前の検査が必要な理由⚠️


フィラリア予防薬を投与する前に、必ずフィラリア検査を受けることが重要です。
その理由は、すでに感染している犬や猫に予防薬を投与すると、
重大な副作用を引き起こす可能性があるためです😢


⚠️感染している場合、急激な副作用のリスクがある

フィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)が血液中にいる状態で予防薬を投与すると、急激に幼虫が死滅し、大量の死骸が血管内に流れることでアレルギー反応やショック症状を引き起こすことがあります。最悪の場合、命に関わる危険もあるため、事前に血液検査を行い、感染の有無を確認することが必須です。


⚠️昨年の予防が完璧でも、感染の可能性がゼロとは限らない

「去年もしっかり予防したから大丈夫」と思っていても、投薬を忘れた月があったり、嘔吐や下痢で薬が十分に吸収されなかったりすることもあります。こうした場合、知らないうちに感染している可能性があるため、毎年必ず検査を受けてから予防を開始することが大切です。


🐶フィラリア検査と一緒に健康チェックをしませんか?😸


ワンちゃん、ネコちゃんは人間の4倍のスピードで歳をとるといわれています。
そのため、年に一度の健康診断はとても重要です‼️
フィラリア検査のために採血をするこの機会に、血液検査で健康チェックをしてみませんか?😊


🌸隠れた病気の早期発見につながる

動物は体調が悪くても本能的に隠そうとするため、飼い主が異変に気づいたときには病気がかなり進行していることがあります。血液検査を行うことで、腎臓や肝臓、貧血の有無などをチェックでき、早期発見・早期治療につなげることができます。


🌸シニア期の健康管理にも役立つ

特に7歳以上のシニア期に入ると、病気のリスクが高まります。年に一度の健康診断を習慣化し、病気の兆候を見逃さないようにしましょう。



フィラリア予防は、検査+予防薬で万全に‼️


✅ 毎年、予防開始前に必ずフィラリア検査を受けましょう。

✅ フィラリア検査と一緒に、血液検査で健康チェックをするのがおすすめです。

✅ 予防薬は獣医師の指示に従い、最後の投薬までしっかり続けましょう。

✅ 蚊の活動期間が長くなっているため、地域によっては通年予防も推奨されています。



フィラリア症は「正しい予防」で確実に防げる病気です。

ワンちゃん、ネコちゃんの健康を守るために、
今年も早めに動物病院でフィラリア検査と健康チェックを受け、
安心して予防を始めましょう!🐱🐶