コジマ橋本動物病院042-775-6922

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診察可能なペット

犬 、猫

受付時間・休診日

受付時間
10:00~12:15
15:00~18:45

※ご予約優先となります。当日受付はお待ち頂く場合がございます。

住所:
【時間予約制(Web受付)】神奈川県相模原市緑区大山町1-22 アリオ橋本(ペットのコジマ橋本店併設)MAP
TEL:
042-775-6922
駐車場:
ありアリオ橋本内駐車場 

ショッピングモール内はペット禁止のため、ペットをお連れの方は平面駐車場をご利用ください。(平面駐車場Dが一番近くとなります。)2時間無料・2000円以上お買い物で4時間無料)

  • ワンちゃんネコちゃんの健康診断
  • ご来院される前にお読みください。よくある質問

当院よりお知らせ

橋本病院はWEB予約制となります。2021/03/31

橋本病院は予約優先診療となっております。
ご希望日の1ヵ月前から前日までWebでご予約が出来ます。
(基本的にお電話でのご予約は行っておりません。)


当日予約に限り、空きがある場合はお電話にてご予約をお受け致します。
ご予約をされていなくても診療致しますが、予約優先制のためお待ち頂く場合がございます。
※緊急性がある場合は優先的に診療させて頂きます。
ご了承願います。

皆さまには大変ご不便をお掛け致しますが、ご理解ご協力お願い致します。

ネコちゃん限定! 冬の健康診断⛄2024/11/18

【ネコちゃんに健康診断は必要?】

今回は、過去に健康診断で見つかったことのある、ネコちゃんに多い病気の一つ「腎臓病」についてご紹介します。

現在、ネコちゃんの3頭に1頭が腎臓病になるとも言われています。
特に慢性腎臓病では機能している腎臓を保護し、進行を緩やかにするために早期発見が重要になります。

現在、コジマ動物病院では
『☃冬のネコちゃん限定健康診断🐈』を実施しております!
冬のネコちゃん限定健康診断の血液検査では、一般的な血液検査の他、早期の腎臓病マーカーである“SDMA”という項目が含まれています。
一般的な腎機能の指標となるクレアチニンは、腎機能が最大で75%低下するまで上昇しないのに対し、SDMAは腎機能が25%低下した時点で上昇するため、早期の腎臓病マーカーといわれています。

ネコちゃんは体調不良を隠しがちです。気づいたときには病気が進行していた…ということも。
定期的な健診を受けることは、健康維持や病気の早期発見に繋がります。
是非この機会にご利用ください!

●期間
2024/11/1(金曜日)~2025/2/28(金曜日)

●ご予約方法
お電話、または直接スタッフまでお声がけください。
基本的にご予約制になりますが、獣医師と相談の上、当日受けていただくことも可能です◎


🐱にゃんコース🐱
一般身体検査
尿検査
血液検査(血球検査・生化学検査【16項目(SDMA含む)・電解質】)
※1、2時間ほどお預かりする場合がございます

🐱血液検査のみ🐱
血液検査(血球検査・生化学検査【16項目(SDMA含む)・電解質】)



結果は後日郵送、または診察予約をしていただき直接お伝えになります。

ご希望の方はお気軽にスタッフまでお申し付けください✨

年末年始 診療時間のご案内2024/11/18

コジマ橋本動物病院

12月31日(火曜日)休診日
1月1日(水曜日)時短診療(受付17:00まで)
1月2日(木曜日)時短診療(受付17:00まで)


以降は通常通り診療を行っております。

宜しくお願い致します。

犬猫の飲料水2024/08/28

ワンちゃん・ネコちゃんにあげるお水はどのようなものをあげていますか?
「安全できれいなものをあげたい」
と市販のお水を考えたことがある飼い主様も多いのではないのでしょうか。
今回は日常で飲む“お水”についてご紹介いたします。

①市販のお水
市販のミネラルウォーターには、マグネシウムやカルシウムといったミネラルが多く含まれています。日常の飲料水としてミネラルウォーターを与え続けてしまうとミネラルが結晶化して尿石症になる可能性があります。よってミネラルウォーターには注意が必要です。

②おすすめなのは水道水!
日本の水道水はワンちゃん・ネコちゃんが飲み水として使用しても健康上問題ない品質となります。
さらに安価ですぐに用意できることから、水道水を飲み水として一番おすすめしております。

【尿石症とは】
膀胱や腎臓に結石ができる病気です。結石が尿管や尿道に詰まることで、通常は尿と一緒に排出される毒素が体内にたまってしまい、重篤な状態になる危険性があります。
尿石症のサインは以下のものがあげられます。
・頻尿(おしっこの回数が多い・頻繁にトイレに行くがおしっこは全く出ない)
・血尿
・おしっこが濁っている
・おしっこする時痛みがある(痛みのサイン:排尿時に鳴くなど)
・おしっこがキラキラ光っている

このようなサインが見られた場合は、病院へご相談ください。

●飲むお水の量
冬は夏よりも飲水量が減る傾向があります。飲水量が減ってしまうと尿の濃度が上がり、尿中の成分が結晶化して結石となる可能性が高くなります。常に新鮮なお水を飲める環境にしましょう!
1日の飲水量の目安は体重1kgにつき以下の量になります。
わんちゃん;40~60ml
ねこちゃん:20~45ml
上記以上の飲水量がある場合は早期受診を検討してください。

(例)3㎏のわんちゃん
40~60(ml)×3(kg)= 120~180(ml)
3kgのわんちゃんは120~180mlが1日の飲水量になります。


★お水の状態を清潔に保ちましょう!
飲み水の中に、ほこりや毛が入っている状態で長時間放置してしまうと雑菌が繁殖しやすくなります。
こまめに器を洗い、水を変えて清潔な状態を保ちましょう✨

コジマ動物病院でのお手入れのご案内✂2024/06/05

コジマ動物病院では優しさを追求したお手入れの施術方法に変更いたします。

●耳そうじ
お手入れでの耳そうじの場合、耳毛抜きの有無は飼い主様がお選びいただけます。

解説➡
耳毛抜きは痛がる子も多く、ワンちゃんの嫌いなお手入れの上位でした。
耳毛は外からの汚れやホコリなどを耳の中へ入れない役割があることを踏まえて、
これからは耳毛を抜かない施術方法をご提案いたします。
※耳毛抜きをご希望の方は病院スタッフまでお申し付けください。
(別途料金がかかります)
※外耳炎等の治療で必要な場合は、獣医師判断で耳毛抜きを行う場合がございます。

●足裏のバリカン
肉球の間までからず表面にかかる毛のみを刈る施術に変わります。

解説➡
肉球の間をバリカンで短く刈ると、伸びてきた毛が皮膚へ刺激を与えてしまい、
気にして舐めることで赤くなってしまったり、肉球の間を刈る時にしわを広げられることで
痛みを感じるワンちゃんもいます。
表面の毛のみを刈ることで、皮膚や関節へのダメージを最小限にした
負担の少ない施術方法へ変更いたします。
※肉球の間まで毛刈りを希望される方は、病院スタッフまでお申し付けください。
※治療で必要な場合は、獣医師判断で肉球の間まで毛刈りを行う場合がございます。

🌸デンタルガム キャンペーン中🌸2024/02/15

ビルバックのキャンペーンを行っています!🦷
対象の方にデンタルガムのサンプルと専用のポイントカードをお渡しいたします。
歯磨きでお困りの方、デンタルガムを食べてくれるか不安な方はぜひこの機会にサンプルをお試しください✨






【対象期間】
2024年12月末まで



【対象の方】
・ウェルビーイング健康診断(旧アニマルドック)を受けた方
・スケーリング(歯石除去)やデンタルケアについて受診された方
・ビルバックのデンタルケア商品を病院でご購入された方



【ポイントカードについて】
ビルバックの対象商品(デンタルガム)を病院でご購入の方に1袋1ポイント付与いたします。
5ポイント溜まりますと無料で対象商品を1袋プレゼントいたします。



ご不明点ございましたらお気軽にスタッフまでお声がけください✨

「アニマルドック」の名称変更について2023/12/31

「アニマルドック」の名称変更について

2024年1月1日(月曜日)から健康診断の名称を変更致します。
旧;「アニマルドック」
新;「犬猫ウェルビーイング健康診断」

ペットとオーナー様両方へのWell being(幸福)の提供、QOLの向上につながる事を祈願する意味での改名です。
慣れ親しんだアニマルドックという名称を変更いたしますが名称変更に籠める想いをご理解頂ければ幸いです。

まだまだ寒い期間は続きますが、オーナー様とペット様お体に気を付けてお過ごしください。

フィラリアの予防注射について2023/10/20

当院ではフィラリアの予防注射が11月から期間限定ではじまります。
1回の予防で1年間フィラリア症を予防出来る注射です。

【期間】
2023年11月~2024年2月末

【対象】
・1歳以上10歳未満の健康なワンちゃん
・フィラリア検査が陰性である子

●予防注射のメリット
・予防薬の飲ませ忘れがなくなる。
・予防薬を飲むのが苦手な子への負担がなくなる。
・混雑している春の時期を避けて注射をすることによって、待ち時間が軽減される。
・獣医師の注射による確実な予防ができる。

●予防注射のデメリット
・注射が苦手な子には精神的負担が大きい。
・アナフィラキシーショックなどが稀に起こる可能性がある。
・注射部位にしこりができることがある。

※コリー系統の子(○○シープドッグ、〇〇コリーなど)は副作用が出てしまうことがあるため、予防注射ではなく他の方法での予防をおすすめいたします。


ご希望の方はWEBサイトにてご予約が必要となります。
アナフィラキシーショックを起こしてしまった際、遅いお時間ですと当院での対応が出来なくなってしまうため、午前中、または午後の早い時間での来院をおすすめいたします。
ご不明な点がございましたらご相談ください。

実習・見学について2023/09/15

当院では通年実習・見学者を受け入れております。
実習担当の獣医師または看護師が1人おりますので担当のスタッフと一緒に実習を行います。

〈服装〉
当院にいらっしゃる際、服装はスーツでなくても構いません。私服の場合は患者様もいらっしゃるため、清潔感のある服装でお願い致します。
当日は実習着に着替えての実習・見学となります。実習着はご持参して頂くか、貸出も可能です。履物は室内用の内履きをご持参ください。
更衣室・ロッカーは用意がございます。

〈実習・見学一日の流れ〉
10:00~:来院、着替え

      スタッフ紹介、院内紹介、本日の予定確認・注意事項   
      共有
      診察・保定・採血・処置の見学
      清掃など

12:15~:午前診察終了

      待合室清掃
      手術・健康診断・各種検査・入院管理の見学
      

14:00~:お昼休憩

      お昼はお弁当を持参して頂いても、アリオ内に買いに    
      行っていただいても構いません。
      アリオ内に行く場合は上着を一枚羽織っていただくよ
      うお願い致します。

15:00~:午後診察開始

      手術器具洗浄
      午前と同様各種見学、清掃など

18:30 :実習・見学終了 
 
      質疑応答
      ※終了時間は各自異なります。


〈実習・見学のお申込み〉
下記採用ページからご応募お願い致します。
【https://pets-kojima.com/recruit/】


構えすぎず、一緒に楽しい実習にしましょう!
橋本病院スタッフ一同お待ちしております🌻

犬が足を舐める理由2023/08/20

愛犬が足先を舐めている姿を一度は見たことがあるのではないのでしょうか。
犬は毛繕いとして足を舐めることがありますが、過剰に舐めている場合は他の理由が考えられる事があります。
毛繕い以外で犬が足を舐めてしまう理由をいくつかご紹介いたします。


■痛み・痒み
傷がある・トゲが刺さっている・爪が割れる・打撲・捻挫など、手足に痛みがあると患部を舐める場合があります。
また、虫刺されやアレルギーによって痒みが生じ、舐める場合があります。

〈予防・対策〉
お散歩から帰宅したら、足を拭くまたは洗って乾かし、清潔に保ちましょう。
傷や赤み等があるか、足裏・指の間だけでなく全身もチェックして、痛みや痒みを感じていることが分かれば病院へ受診しましょう。

■乾燥
肉球は乾燥するとヒビ割れを起こし、痒み・痛みを感じることもあります。乾燥する秋冬はもちろん、夏場の熱いコンクリートの上でのお散歩も水分を奪われ、火傷や乾燥につながり足を舐める原因になります。

<予防・対策>
お散歩は、夏場は日が出ている時間は避け、早朝や夕方以降をおすすめします。
お散歩する前に地面(コンクリート)を触って温度を確かめるといいでしょう。
保護グッズや保護クリーム等もありますが、皮膚疾患をお持ちの子は獣医師に相談してから、利用をおすすめします。

■ストレス・暇つぶし
ストレスの原因はさまざまです。
例えば、十分な運動ができていない、新しい環境に慣れない、飼い主さんにかまってもらえない等が挙げられます。
また、緊張・不安・恐怖などのネガティブな思考からもストレスが生じ、気持ちを落ち着かせようとして足を舐めてしまうことがあります。

〈予防・対策〉
しっかり運動時間を設けることや、一緒に過ごす時間を増やす等で原因となっているストレスを発散させましょう。
お留守番が多くなってしまう場合は、フードを入れるおもちゃを活用するなど一人でも遊べる環境づくりをしてみましょう。


上記以外にも考えられる原因はありますが、原因を特定するのが難しいため、飼い主さんが日常の状態をよく観察し、問題がないか見極めることが大切です。
過剰に舐めている場合、赤み・出血・腫れが見られている場合などは病院の受診をお勧めいたします。

乳酸菌サプリメントで腸ケアのすすめ2023/06/23

ワンちゃん・ネコちゃんの緩いうんちで悩んでいませんか?

腸内フローラのバランスが不安定になるとゆるい便や下痢に繋がります。
<腸内フローラのバランスが乱れる原因>
・おでかけやお留守番のストレス
・抗生物質を使用した治療
・フードの変更
・幼齢期の不安定な腸内環境  etc…

このような時におなかの調子を崩しやすい子には、
腸内ケアのサプリメント「フォーティフローラ」がおすすめです!

★フォーティフローラの特徴
・乳酸菌を配合し、腸内フローラのバランスを改善!
・抗酸化成分のビタミンCとEを配合し、本来の免疫力を維持!
・粉末タイプで嗜好性が高く、食欲の落ちた子も食べやすい!
・体重に関わらず1日1包フードに混ぜるだけなのであげやすい!

プロバイオティクスサプリメントのフォーティフローラで
毎日おいしく腸ケアを始めてみませんか?

フォーティフローラは獣医師の処方が必要です。
サンプルのご用意もありますので、
おなかの健康が気になる方はコジマ動物病院にお気軽にご相談ください。

※下痢やゆるい便は寄生虫の感染や誤食・病気・アレルギーなどさまざまな原因が考えられます。
下痢やゆるい便をした場合、まずは動物病院の受診をお勧めいたします。
できれば新鮮なウンチを持っていくと良いでしょう。

秋に多く見られる疾患について2022/10/12

暑い夏が終わり、涼しい季節となりましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
この時期は、夏からの気温差で体調不良を起こやすいと言われています。
今回は秋に気を付けたい疾患についてお話いたします。

1.胃腸炎
秋の気温差は、夏バテにより弱った胃腸にダメージを与え、消化器系の免疫力が下がり胃腸炎などの疾患を起こしやすくします。症状としては、食欲の低下や下痢・嘔吐などが見られます。
症状が続く際は、子犬・子猫では低血糖、成犬・成猫でも脱水症状を引き起こす場合があるので動物病院を受診しましょう。

2.尿路結石
気温が下がると飲水量が減ります。
人はこまめな水分補給を心がけることが出来ますが、ワンちゃん・ネコちゃんの場合には飼い主様が気を付ける必要があります。
「あまり水を飲んでいない気がする…」と感じたら、ドライフードからウェットフードに替えたり、ごはんをふやかして与えるなどの工夫をするとよいでしょう。

3.寄生虫症
「寄生虫予防は、春・夏のみでよい」と思っている飼い主様は多いですが、秋・冬も予防をオススメしております。特にマダニに関しては、秋も春と同じくらいピークの時期を迎えるので、予防はした方が良いでしょう。
フィラリアの予防に関しても、「涼しくなって蚊も減ってきているから」と予防薬の投与を途中でやめてしまうのは非常に危険です。
蚊が出始めて1か月後~蚊がいなくなって1か月後までの予防が推奨されており、当院では大体4月~12月くらいを目安に予防をオススメしてします。(※地域によって予防期間が異なるかもしれません。)

4.かぜ
人と同じように気温が下がることでカゼをひきやすくなります。症状としては発熱・咳などが見られます。
暖房をつけるほどの気温でないときも、ペットが寒いと感じたときに温まれるように毛布やベッドを置いておいてあげるとよいでしょう。


ペットも人と同様に、季節の変わり目に体調を崩してしまうことが多くみられます。
冬になると、また起こしやすい疾患が多くなるので、本格的に寒くなる前から免疫力を下げないようにしておくことが大切です。

長生きのためにできること2022/09/22

大切なペットには、健康に長く生きてほしいものですよね。
近年、飼い主様方のペットへの関心・意識が高まったことにより、平均寿命がどんどん伸び続けています。
これまでは、寿命を延ばすことに注目されがちでしたが、近年は健康でいられる期間を延ばすことに意識が向けられています。
ペットの長生きのために私たちが出来ることをいくつかご紹介いたします。

【足腰を鍛える】
足腰が弱ってしまうと、将来寝たきりになってしまう可能性が高まります。
高齢になってもペット自身の行動が制限されないよう足腰を鍛えておくことが大切です。
シニア期の過度な運動は、関節を痛めてしまう可能性があるので、控えましょう。
毎日のお散歩を習慣化するだけでもかなり変わってくるので、オススメです。

【歯のケアをする】
3歳で80%の子が歯周病であると言われております。
歯周病になると、痛みや違和感を感じ、食欲低下に繋がることもあり、心臓病や腎臓、肝臓にも影響し、病気の一因になる可能性もあります。
定期的に歯みがきを行いましょう。初めから歯ブラシを使用すると怖がってしまうことがあるので、最初は指に巻き付けたガーゼなどで歯を触ることか ら始めましょう。
また、味のついた歯みがきペーストなどを使用するとおいしい味がして、歯みがきをするのが楽しみになってくれる子もいるのでオススメです。

【肥満にさせない】
肥満になると体のさまざまな部位に炎症が起こります。その炎症が免疫機能やホルモンなどに影響を与え、がんや糖尿病など危険な病気を引き起こすことがあります。
また、肥満になると触診(体を触って診察をすること)がしづらく、病気の発見が遅れてしまうことも。
可愛いペットに喜んでもらうためにたくさんおやつをあげてしまう方は多いかもしれませんが、その行動はペットの寿命を縮めてしまっているかもしれません。
普段食べているごはんをご褒美に一粒あげるだけでも十分に喜んでくれると思います。

【健康診断を受ける】
早期発見・早期治療のために成犬・成猫は1年に1回、シニア期には半年に1回以上の健康診断をされることをオススメします。
当院ではアニマルドックというワンちゃん・ネコちゃん用の健康診断を行っております。
完全予約制となりますので、ご希望の方はお電話にてお問い合わせください。

【予防接種を受ける】
狂犬病は発症すればほぼ100%亡くなると言われており、人にも感染する恐ろしい感染症です。
現在は、有効な治療法がありませんが、ワクチン接種が義務付けられています。
混合ワクチンでは、ジステンパーウイルスやパルボウイルスなど
発症すると命の危険のある感染症の予防が出来ます。
当院では、いずれも年に1回の追加接種をおすすめしています。

  
【去勢・避妊手術をする】
男の子は精巣腫瘍や前立腺肥大、女の子は子宮蓄膿症や卵巣腫瘍などの
リスクを減らすことが出来ます。
繁殖の予定がなければ、手術を受けることをオススメします。


【寄生虫予防をする】
ノミ・マダニはかゆみを伴う皮膚炎の原因になったり、病気を媒介することがあります。
フィラリア症は蚊を媒介として心臓に寄生する病気で、寄生されると死に至ることもあるので、予防は必須です。
予防薬は、液体を背中に垂らすタイプや、おやつタイプのものなど
いろんな種類があるので与えやすいものを選んであげてください。


【ボディチェックをする】
「最近、毛づやが悪いような…」
「以前より、元気がない気がする…」など毎日見ているからこそ気づく小さな変化が、重大な病気のサインであることも多いです。
普段からスキンシップを兼ねて体の定期チェックをしましょう。


【サプリメントの使用】
近年サプリメントを飲んでいる子は増えています。サプリメントを健康維持のために、普段の生活にプラスするのは◎
ただし、持病がある場合などは、必ず獣医師に相談をしてから与えるようにしましょう。

災害時、準備しておくべきもの2022/06/17

災害は、いつやってくるかわかりません。
いざというときに大切なペットを守れるように、日頃から備えておくことが大切です。

【同行避難】
同行避難とは飼い主がペットを連れて避難することを言います。
「ペット受け入れ可」の避難所の多くは人間とペットの避難エリアを分けており、人間の生活エリアにペットを連れ込むことが許可されない場合があります。
お住まいの自治体ではペットの同行避難についてどのような方針を採っているのかをあらかじめ確認をしておきましょう。

【日頃からやるべきこと】
①ワクチン接種やノミ・マダニ予防など、ペットの健康管理をする。
②ペットに迷子札やマイクロチップを装着する。ワンちゃんは鑑札と狂犬病予防注射済票も。
③ケージに入ることに慣れさせる。
④ケージやペットの避難用品をすぐに持ち出せるようまとめて玄関などに置いておく。
⑤自宅から避難場所へのルートを確認しておく。
⑥お近くの避難場所がペット受け入れ可能であるかを確認しておく。(ウェブサイトなど)

【用意しておくべきもの】
いざというときに備えて、前もって用意できるものは、あらかじめ準備をしておきましょう。
✓ケージ
 多頭飼いの場合は1頭につき1つ用意しましょう。
 布製のものではなく、ハードタイプのキャリケースがお勧めです。
✓ごはん
 災害の影響により、避難所での生活がどれぐらいの期間になるかはわかりません。
 少なくとも5~7日分以上は必要です。
✓普段飲んでいる薬や療法食
✓飲み水
少なくとも5~7日分以上の用意を。
✓首輪、リード
予備のものがあると尚良いです。リードは伸びないタイプのものがオススメです。
✓ペットシート
✓糞便の処理袋
✓トイレ用品
 ネコちゃんの場合は使い慣れたトイレ砂も用意しましょう。
✓食器
✓飼い主様の連絡先と緊急連絡先、預かり先などの情報
 飼い主様の連絡先だけではなく、飼い主様以外の方の緊急連絡先の記載もあると◎
✓ペットの写真
 迷子になってしまった際に非常に大切なものとなります。スマホの写真でも◎
✓ワクチン接種状況、既住歴、健康状態、かかりつけ動物病院などの情報
✓タオル、ウェットタオル、ブラシ、コットンなどのケアグッズ
✓ビニール袋
 排泄物の処理などにも使うので色々なサイズがあると◎
✓お気に入りのおもちゃ
 自分の匂いがついているものを。
✓洗濯ネット
 ネコちゃんの屋外診療などでも使えます。
✓ガムテープやマジック
 ケージの補修、段ボールハウスづくりなど多様に使えます。

【マイクロチップの重要性】
2011年の東日本大震災では、飼い主とはぐれたペットの姿が多く報道され、ペットを連れての避難生活の困難さについても注目されました。
中には飼い主様とはぐれてしまい、保護団体などで生活をしている子もいました。
はぐれてしまうと、飼い主様の元に帰ってくることが難しくなってしまいます。
しかし、あらかじめマイクロチップの挿入と飼い主様の情報を登録しておくことで、迷子になった子が他の方に保護された際に、マイクロチップの番号で飼い主様へ連絡が出来るようになります。

もっと詳しく知りたい方は、環境省のウェブサイト「人とペットの災害対策ガイドライン」を是非ご覧ください。

ワクチン接種をご希望の方へ2022/05/09

混合ワクチンや狂犬病予防注射を接種後、稀に体調不良・アレルギー症状を引き起こしてしまう場合があります。
当院では、症状が出た際にすぐに動物病院へ行けるよう、飼い主様が1日ワンちゃん・ネコちゃんの様子を見ることが出来る日で、なるべく早い時間での接種をおすすめしております。
毎年予防接種を打っていて、今まで接種後に体調不良を引き起こしたことがない子でも、
接種時の体調によって、体調不良やアレルギー症状が現れることもあります。

予防接種を受けた後は、最低でも2~3日は安静に過ごしましょう。
その間は、長距離・長時間のお散歩は控え、はしゃいだり走ったりさせないようご注意ください。

接種後、以下のような症状が見られたら、すぐにご相談ください。
・顔(目周り・鼻周りなど)が腫れる
・発疹やじんましん、かゆみが見られる
・注射部位が腫れる、またはかゆがる
・よだれを垂らす
・嘔吐
・吐き気
・下痢
・けいれん
・過度の興奮
・歩行困難
・体に力が入らず、ふらつく
・可視粘膜(歯肉や舌)が白くなる

接種後から短時間で起こる症状は、アナフィラキシーショック(より重度のアレルギー症状)の可能性があります。
ワクチンを打ってから1~3時間ほどはしっかりと様子を見てあげてください。
アナフィラキシーショックの場合は、早急な処置が必要となりますので、すぐにお近くの動物病院へお連れ下さい。

寒いときに多くみられる病気について2022/02/18

寒い日が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今回は冬に多く見られるペットの疾患についてお話しさせていただきます。

【泌尿器系疾患】
暖かい時期に比べて飲水量が減る冬の時期は、尿路感染症・膀胱炎・尿路結石などの泌尿器疾患が多く見られます。
メスは尿道が短いため膀胱炎が多く、オスは尿道が長く細いため尿道に結石が詰まってしまい、排尿困難になりやすいと言われています。
尿が上手く排泄できないと、体内の老廃物が排泄されず、命の危険につながることもあります。

・トイレに行くのに尿の量が少ないまたは全く出ていない。
・排尿時に痛そうにしている(うなる・鳴くなど)
・尿に血が混じっている、または尿の色が赤っぽい。
以上の症状が見られた場合、すぐに動物病院へご相談ください。

対策としては、まずは水分補給をしっかりとしましょう。
いつでも新鮮な水が飲めるようにしておくことと、あまり自分から水を飲まない子にはウェットフードなどを利用して、水分の補給を行うようにすることが大切です。

また外でしか排泄をしない子の場合、外に出られない悪天候が続くと膀胱炎を引き起こし、結果として結石ができやすくなってしまうことがあります。
台風や雪の時にも、飼い主様がワンちゃんを外に連れ出さなくてはいけないのはとても大変です。
室内飼いの場合は、室内でも排泄が出来るようトイレトレーニングをしておくことをオススメします。


【カゼ】
冬は気温が低く乾燥しているので、ウイルスの活動が活発になります。
寒くなるとワンちゃん・ネコちゃんは免疫力が低下し、鼻や喉の粘膜が刺激を受けやすくなります。
これが影響して多く見られるのが「かぜ」です。

ワンちゃんのカゼは、頑固な咳が特徴で、くしゃみや鼻水、目ヤニなどが出ている場合は重症な場合が多いです。
また、ただのカゼだと放っておくと、重症化し命の危険に関わることがあるので、注意してください。
特に子犬に多くみられる症状なので、ペットショップやブリーダー等から連れ帰ったばかりの子犬が咳をしている場合はお早めに動物病院へご相談ください。

ネコちゃんのカゼは「猫ウイルス性鼻気管炎」「猫カリシウイルス感染症」と呼ばれます。
主な症状は、くしゃみ・鼻水・涙・目ヤニなどです。
猫カゼに気づかず、進行してしまうと目の充血や腫れ、鼻水(黄緑などといった膿状のもの)や鼻づまりを引き起こし、匂いが分からず食欲が下がり、命の危険に関わることもあります。
猫ウイルス性鼻気管炎・猫カリシウイルス感染症は混合ワクチンで予防が出来ます。

対策としては、
・ワンちゃん、ネコちゃんが過ごす環境を清潔にすること。
・お部屋を暖かくすること(暖め過ぎ注意!)
・加湿器などを利用する。
・年に1回、混合ワクチンを受ける。
などがあげられます。

冬に多く見られる疾患として2つの病気をご説明いたしました。
寒い冬でもワンちゃん・ネコちゃんが快適に過ごせるよう、体調管理をしっかりとしていきましょう!

謹賀新年2022/01/03

新年あけましておめでとうございます。
本年も、皆さまの大切なワンちゃん・ネコちゃんが健康に過ごせるよう、少しでもお手伝いが出来たら嬉しく思います。
飼い主さまとペットさんに優しく寄り添えるよう、今後もスタッフ一同努めて参りますので、よろしくお願い申し上げます。

昨年11月~今年2月までの期間限定で、フィラリアの予防注射を取り扱っております。
予防注射も、WEBサイトにてご予約をいただいてからお越しいただきますようお願い致します。

<予防注射のメリット>
・予防薬の飲ませ忘れがなくなる。
・予防薬を飲むのが苦手な子への負担がなくなる。
・混んでいる春の時期を避けて注射をすれば、長く待つ必要がない。
・獣医師の注射による確実な予防が出来る。

<予防注射のデメリット>
・注射が嫌いな子には、精神的負担が大きい。
・アナフィラキシーショックなどが、稀に起こる事もある。
・注射をした部位に、しこりが出来ることがある。 

予防注射は午前の診療時間での来院をおすすめしております。
万が一、アナフィラキシーショックを起こしてしまった際、遅いお時間での接種ですと、当院での対応が出来なくなってしまうためです。(午後の診療時間は、18:45までとなります。)

フィラリアの予防注射は、「1歳以上10歳未満の健康なワンちゃん」「フィラリア検査が陰性である子」のみ受け付けております。
コリー系統の子には、副作用が出ることがあると言われておりますので、他の方法での予防(食べるタイプの予防薬など)をオススメしております。

注射を打つことは、ワンちゃんにとって体力を使うものになりますので、2~3日は安静にお過ごしください。
また、狂犬病予防注射や混合ワクチンとの同時打ちはオススメしておりません。

毛球症について2021/11/26

今回はネコちゃんに多く見られる「毛球症」についてご説明いたします。

<毛球症とは?>
ネコちゃんはとてもキレイ好きです。
健康なネコちゃんは、身づくろいをして自分の毛並みをキレイに保っています。
身づくろいをして抜けた被毛が口から体内に入り、毛が胃や腸で絡み合い、ある程度の大きさの塊となります。
この被毛の塊(毛球)が胃や腸に溜まることによって引き起こされる消化器の病気のことを「毛球症」といいます。
被毛は食べ物とは違い、体内に入ってもうまく消化はされません。
毛球が、胃や腸を問題なく通過出来る大きさであれば、便として一緒に排出されますが、胃で大きくなりすぎると胃から先に進めなくなり、消化器官を中心に様々な影響を及ぼします。
また、通過出来ても小腸(胃の先にある長くて細い消化器官)で停滞してしまう「腸閉塞」という状態になると非常に危険です。

<症状>
ネコちゃんが毛のかたまりのようなものを吐き出している姿を見かけたことはありませんか?
毛球症で一番多くみられる症状は、「嘔吐」です。
食道に被毛のかたまりが停滞している場合だと、1度吐き出したらスッキリする場合もありますが、繰り返し吐き続けることもあります。
何度も吐き続けると胃液が食道を刺激し、食道炎を起こしてしまうこともあります。
食道炎を引き起こすと、胸やけを起こし食欲の低下にもつながります。

腸閉塞を引き起こした場合、放っておくと腸の停滞してしまっている部分の血行が悪くなり、腸に穴が開いて腹膜炎を引き起こします。
そして激しい腹痛や何度も嘔吐を繰り返し、亡くなってしまうこともあります。

<原因>
原因としては、過剰な身づくろいが原因です。
身づくろいをすること自体に全く問題はなく、むしろセルフグルーミングがしっかりと出来ているということで元気な証拠であるも言えます。
しかし、身づくろいが過剰になり、被毛を多く体内に摂取することで「毛球症」のリスクが高まります。
身づくろいが過剰になりやすい原因としては、以下のものが考えられます。

・何らかの原因がストレスとなり、病的に舐めてしまう。皮膚炎の原因にもなる。
・ノミの寄生や、アレルギー性皮膚炎を起こすことにより、過剰に舐めてしまう。
・消化器に何らかの疾患があり、うまく消化運動が出来ずに毛球がとどまってしまう。
また、長毛種は短毛種に比べて、通常なセルフグルーミングでも飲み込む毛の量が多く毛球が大きくなりやすいです。

<予防と治療法>
予防としては、
・毛球症予防に適したフードに変えてみる。
・飼い主様がこまめにブラッシングを行う。
・ストレスの原因となっているものを明らかにし、ストレスや不安を出来る限り取り除く。
・ノミなどの予防をする。(当院では通年予防をオススメしています。)
・普段から便の様子や、皮膚の状態を確認する。(便がしっかり出ているか、皮膚に赤くなっているところがないか等)
・皮膚や消化器官の疾患が疑わしい場合は、動物病院へご相談を。

たかが毛玉と思う方もいるかもしれませんが、毛球症は放っておくと亡くなってしまう可能性もあるような恐ろしい病気です。
おうちのネコちゃんの行動や様子を普段から確認しておくことで、変化に早く気が付けるかもしれません。

ペットの熱中症にご注意!2021/08/27

ペットの熱中症対策はしっかり出来ていますか?
お家のワンちゃん・ネコちゃんのために熱中症対策を始めましょう!

<熱中症とは>
炎天下の中、お散歩へ行ったり、蒸し暑い部屋や車内に過ごすことで、
・体温の上昇
・食欲がない
・大量のよだれ
・呼吸が浅く、速い(口を開けて呼吸をしている状態)
などの症状が見られ、放っておくと亡くなってしまう場合もある恐ろしい症状です。

この症状に加えて
・下痢
・嘔吐
・けいれん
・ぐったりとして元気がない
・歩行がふらふらしている
などが見られた場合は緊急の状態です。

ワンちゃんは暑さが苦手な動物です。特に短頭種と呼ばれる子たち(パグ・ブルドッグ・フレンチブルドッグ・シーズー・ペキニーズ等)や、太っている子は熱中症になりやすいです。
ネコちゃんはもともと乾燥地帯の動物であり、ジメジメとした湿度が非常に苦手なので、温度管理・湿度管理ともにしっかりとしてあげることが大切です。

<熱中症の症状が見られたら、どう行動すべき?>
早急に保冷剤や濡れタオルなどで体を冷やしましょう。首や脇、内股など太い血管が通っている場所を主に冷やすと効果的です。
この時、お水も飲ませてあげてください。ぐったりとして自分でお水が飲めない場合は、無理に飲ませると誤嚥の危険がありますのでやめましょう。
室内にいる場合であれば部屋を涼しくし、外にいる場合は木の陰などの比較的気温が低いところへ移動します。
熱中症は一刻も早い処置を必要とする症状です。対処をしても上記の症状が改善されない場合は動物病院へ連絡しましょう。
病院へ連れていく際は、体を冷やした状態で連れて行ってあげてください。

<熱中症から守るために>
✔炎天下の中のお散歩は絶対にNG
炎天下の中、お散歩に行くことはとても危険です。
ワンちゃんは人よりも、歩行時に地面と体が近くなるので、地面からの照り返しの影響を強く受けます。
また、熱くなったアスファルトを歩くことで肉球が火傷してしまうこともあります。
お散歩は、早朝や陽が落ちた夕方・夜間など、比較的涼しい時間に行くようにしましょう。

✔部屋の換気・空調管理をこまめにチェック
ペットだけでお留守番をしている時はクーラーをつけたかを確認してから出かけるようにしましょう。
部屋にいるときに、人が少しでも暑いと感じる気温であれば、ペットにとってはとても暑い気温であることがあります。
本格的に暑くなる前にエアコンが正常に動くかどうか、あらかじめ確認をしておくことが大切です。

✔絶対に、車内に置き去りにしない!!
車内は非常に熱が籠りやすく、15分で45℃以上まで室温が上昇することもあるようです。
よって車でのお留守番は非常に危険ですので、たとえ短時間であっても“絶対に”やめましょう!

✔常にたっぷりのお水を。
飲みたいときに飲みたい量を飲めるように、お水はたっぷり置いてあげましょう。

コジマのショップでも、熱中症対策グッズを多数ご用意しております。
何か気になるアイテムがありましたら、ショップスタッフへお気軽にお声掛けください。

爪切りのやり方2021/06/14

お家のワンちゃん・ネコちゃんは、定期的に爪切りが出来ていますか?
人と同じように、ワンちゃん・ネコちゃんも爪を切らずに放っておくと伸び続けます。
爪が伸びすぎた状態を放置することで、自身の生活に支障が出たり、飼い主様やワンちゃん・ネコちゃんが思わぬケガをしてしまうことがあります。

【爪切りをしないと、どうなるの?】
爪が伸びた状態で放置してしまうと様々な影響が出ます。
・爪が丸く伸びてしまい、肉球に刺さってしまう
・うまく足をつけて歩けなくなる
・爪(特に狼爪と呼ばれる親指にある爪)がひっかかってしまい、折れてしまう
・尖った爪が当たると、飼い主様がケガをしてしまう(特にネコちゃん)
・爪が変形してしまう

以上のことを防ぐためにも定期的な爪切りは必要です。
1カ月に1回くらいのペースでの爪切りが理想的です。

【爪切りのやり方】
・必ず犬猫用の爪切りを使用しましょう。
・爪には血管が通っているので、切りすぎてしまうと出血してしまいます。
白い爪の子の場合は血管が透けて見えているので、見えている血管より先の白い部分は切ってしまって問題ありません。
黒い爪の子は血管が透けて見えませんので、少しずつ切りましょう。
角をとっていくイメージで少しずつ様子を見ながら切っていきます。
切っていくと、初めはカサカサとした乾燥した断面ですが、だんだんと柔らかい断面(血管のはじまり)が見えるようになります。
その面が見えたら、長さを切るのは終わりにしましょう。長さをそれ以上切ってしまうと、出血してしまいます。
もし出血してしまった場合は、クイックストップ(止血剤)などを使用し、すぐに対応しましょう。
(クイックストップはお店でも病院でも取り扱っております。)
あまりにも出血が多い際は、お電話でご相談ください。
切りっぱなしの爪が気になる方は、爪を切った後に爪やすりをすることでツルツルの爪になります。

まずは無理をせずに出来る範囲で行うことが大切です。
少しずつでもいいので、爪切りに慣れてもらいましょう。

おうちシャンプーのやりかた2021/03/20

お家のワンちゃん、ネコちゃんは定期的にシャンプーをしていますか?
シャンプーを定期的にしないことで、毛玉になり様々な皮膚トラブルの原因になります。
今回はお家で出来るシャンプーのやり方についてお話いたします。

①全身を濡らす
シャワーの温度は、人がさわったときに少しぬるいと感じるくらい(35-38℃くらい)に設定しましょう。
まずは毛の根本や皮膚にもしっかり水が行き渡るように、全身を濡らします。
シャワーヘッドを出来るだけ地肌に近づけて流してあげると、根本までしっかり濡らすことができます。
顔周りはシャワーを怖がってしまう子は多いので、水圧を弱めたり、水を含んだスポンジを絞りながら濡らしてあげるなどと工夫をしてあげましょう。

②シャンプー
シャンプーはしっかり泡立てることが大切です。
ですが、シャンプー液を体に直接垂らしてワンちゃん・ネコちゃんの身体で泡立ててしまうと、皮膚を強く刺激してしまい、皮膚を傷つけてしまうかもしれません。
また、直接垂らすことで洗い流す際にシャンプー剤が流しにくく、皮膚や被毛にシャンプーが残ってしまうことがあり、皮膚炎の原因となります。
泡立てネットなどで、あらかじめシャンプーを泡立ててから使用することをオススメします。
モコモコの泡で優しくしっかりと洗ってあげましょう。
なかなか汚れやべたつきがとれない場合は、一度すすいでからシャンプーをするといいでしょう。
(肛門腺絞りが出来る方は、このタイミングで一緒に絞ってあげましょう!絞り方は2月の更新分をご覧ください。)

③すすぎ
シャンプーが残らないようにしっかりとすすぎます。
上記のとおり、シャンプー剤が皮膚に残っていると皮膚炎の原因となりますので、しっかりとすすぎましょう。
シャワーヘッドを出来るだけ地肌に近づけて流してあげると、シャンプー剤が被毛に残らず流れやすいです。
濡らすときと同様に顔周りのすすぎの際は、水圧を弱くしたり、スポンジを使用したりと工夫しましょう。
シャンプー剤が目の中に残るのを防ぐために、最後に目をすすぎます。この時、目に直接シャワーヘッドは当てず手のひらに溜めたぬるま湯で優しくすすぎ流してあげてください。

④ドライング
すすぎ流したあとは、乾いたタオル(全身が拭けるような大きめのもの)でしっかりと水気をとります。
水気をとったら、その後はドライヤーで乾かします。
ドライヤーをワンちゃんの身体に近づけすぎると、やけどの恐れがありますので充分に注意してください。
自分の肘から指先くらいまでの長さの距離をとってあげると良いでしょう。
長毛種の場合は毛玉にならないよう、乾かす前にブラシでとかして、乾かす際にもブラシでとかしながら乾かしましょう。
乾かし残しがあると、皮膚炎の原因となりますので、乾かし残しがないよう注意して下さい。
顔周りを乾かす際の風量は弱めにし、正面からは風を当てず、顔の横側から風を当てて乾かしてあげるようにしましょう。

⑤耳の中を乾拭き
すべて乾かせたら、最後に耳の中に水が入ってしまっていないかを確認します。
綿棒やコットンなどで優しく耳をぬぐってあげましょう。

【シャンプーをする際に大切な7箇条】
1、こわがらせないように様子を見ながらシャンプーをすること
2、シャンプーはしっかり泡立てて優しく洗うこと
3、シャンプーが残らないようにしっかりすすぐこと(目の中も!)
4、乾かし残しがないように乾かすこと(長毛の子はブラッシングも!)
5、乾かす際、ドライヤーを体に近づけすぎないこと
6、顔を乾かすときは正面から風を当てないこと
7、終わった後に耳の中を乾拭きすること

はじめてのシャンプーは飼い主様も緊張すると思いますが、ワンちゃん・ネコちゃんにシャンプーは怖いものだと思われてしまわないよう、リラックスして行いましょう。

投薬用ちゅーるについて2021/02/26

大人気のちゅーるから、動物病院専用の投薬用ちゅーるが発売されました。
通常のちゅーるよりもねばりが強いので、お薬が包みやすくなっています。

【使用する際のポイント】 
・錠剤のお薬の場合は、お薬が見えないよう、しっかりとちゅーるで包みます。
粉薬の場合は、ちゅーるとお薬をしっかり混ぜ合わせてあげましょう。
・まずは、お薬の入っていない状態のちゅーるをひと口あげて警戒心をなくしてあげましょう。
・次にお薬入りのちゅーるを与えます。口を無理やり開けたりはせず、自分から食べてくれるかを確認します。
自分からお薬入りのちゅーるを食べてくれたら、大成功です。
警戒心が強く自分から食べない場合は、口を支えて開け、上顎の辺りにお薬入りのちゅーるを塗ってあげましょう。
 

お薬が苦手な子には、好きなものに混ぜて与えるのが一番有効的です。(※アレルギー等がある場合は、獣医師に一度ご相談ください。)
投薬の時間が苦痛にならないよう工夫をしてあげることで、苦手を克服出来るかもしれません。

ワンちゃん用は、とりささみ味
ネコちゃん用は、まぐろ味となっております。

気になる方はお気軽にスタッフにお声かけ下さい♪

肛門腺の絞り方2021/02/01

肛門腺とは、ワンちゃんの肛門の左右にある袋状の腺のことです。
この中にとてもニオイの強い分泌物が溜まる仕組みになっています。
これを定期的に絞らず分泌物が溜まりすぎてしまうと、そのままにしてしまうと化膿したり炎症を起こしたり、ひどい時は破裂してしまうこともあります。

時々、ワンちゃんが床にお尻をこすりつけながら前に進んだり、しきりにお尻を気にするような行動をしていませんか?
このような行動が見られたら、肛門腺が溜まっている可能性があります。
1ヶ月に1回くらいのペースで、肛門腺を絞ってあげましょう♪
(※便と一緒に排出が自分で出来る子(大型犬など)もいます。)

【肛門腺の絞りかた】
➀ワンちゃんを、しっかりと立たせて動かないようにします。
②左手で尾を持ち上げて右手(親指と人差し指)で肛門の少し下(時計でいうと4時と8時の位置)を掴み、
上に押し上げながら手前にひきます。(※利き手が左手の場合は、逆の手でもOKです。)
勢いよく飛び出すこともありますので、ティッシュなどを当てて絞ってみましょう!

カゼにお気を付けください。2020/12/19

本格的に気温が下がり、寒い日々が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今回は、ワンちゃんやネコちゃんの風邪についてお話します。

<ワンちゃんの風邪の症状>
・くしゃみ(頻繁) ・咳 ・鼻水 ・発熱 ・目ヤニ など。
免疫力が低い子犬・子猫や高齢犬・高齢猫は発症すると、重症化することがあります。
ワンちゃん・ネコちゃん同士で感染する可能性があるため、多数のペットが集まる場所へ行く際には注意しましょう。
感染力が高く、くしゃみや鼻水に風邪のウイルスが多く含まれるため、同居ペットがいる場合はうつってしまうことがあります。

<ワンちゃん・ネコちゃんの風邪は人にも感染する?>
風邪の原因となるウイルスがワンちゃん・ネコちゃんと人とでは異なりますので、基本的には感染の心配はありません。

<大切なペットを風邪から守るためには?>
✔ペットの暮らす環境を清潔に!
風邪の原因となるウイルスを、生活内から減らすためにこまめに掃除をし、換気をするよう心がけましょう。
空気清浄機などを使用すると、なお良いでしょう。
複数ペットを飼われている方は他の子たちにうつらないよう、風邪をひいている子を隔離し、その子に触れた後は手を洗い、消毒をするなどの対策が必要です。

✔適切な温度、湿度管理を!
室内を過ごしやすい気温に設定することはもちろんですが、室内の温度を暖かくしすぎると外に出た際、気温差に対応できなくなってしまうことがあります。
犬種・猫種・年齢などによっても理想の室内温度は異なりますので、その子の過ごしやすい温度に設定してあげることが大切です。
また乾燥していると、ウイルスに感染しやすくなりますので、加湿器なども使用すると良いでしょう。(理想の室内湿度は50~60%)

✔子犬・子猫の場合は、寝る時間や休む時間の確保をしっかりと!
連れて帰ったばかりの子は、可愛くて仕方ないですよね。
可愛いからといって、ずっと構ってあげたり遊んだりしていると、その子たちは遊ぶことが楽しくて寝る間を惜しんで遊んでしまいます。
すると体が疲れてしまい、風邪をひきやすくなります。
遊んであげることも大切ですが、休むことも大切です。しっかりと休む時間を作ってあげましょう!

<治療>
風邪のような症状が見られたら、すぐに動物病院へお連れください。
治療内容としては、症状や重症度によりますが、飲み薬や、霧状のお薬を吸引する治療などがあります。
そしてお家に帰ったら、暖かい環境で安静に過ごしましょう。

<最後に>
風邪というと、なんとなく軽く感じるかもしれませんが、重症化すると肺炎を起こし、死に至る可能性も0ではありません。
風邪の症状が見られたら、すぐに動物病院への受診をおすすめします。

夜間協力病院のご案内2020/12/04

夜間救急協力病院は下記となります。来院前に必ずHPをご確認ください。

ER八王子 動物高度医療救命救急センター

WEB予約制を開始いたします2020/10/12

11月4日の診察分から時間予約が出来るようになります。


【WEBでのご予約は、希望日の1ヵ月前から前日までお受け致します。】
==当日診療をご希望の場合はお電話でご相談下さい。==

予約受付開始は10月12日を予定しております。
10月12日以降に隣のQRコードにて予約ページへアクセスしてください。
左側にある「WEB予約はこちら」のボタンからもアクセス可能です。


「診察を受ける時間」が予約できるシステムです。
※診察内容、症状によって予約のお時間が変わる可能性がございます。


ご理解、ご協力の程宜しくお願いいたします。


混雑回避のため、WEB予約をご利用ください。

歯周病について。2020/10/04

ペットの歯周病は非常多く見られますが、実は放っておくととても危険な病気です。

<歯周病とは>
歯垢中の細菌が、歯と歯肉の間の「歯周ポケット」で増殖し、炎症を起こす病気です。
もしかしたら歯周病かも?と思われる症状をいくつかご紹介します。
✔口臭がする
✔汚れ(歯垢、歯石)がついている
✔歯茎が赤く腫れている
✔歯肉から出血する  
などの症状が見られたら歯周病のサインかもしれません。

歯周病が進行すると……
✔食欲がなくなる
✔顔が腫れて膿が出る
✔歯を支えている顎の骨が溶ける
✔歯が抜け落ちる
✔下顎の骨が折れてしまう
などの症状が見られることもあります。

また、炎症した部分の粘膜では血管から細菌が入り込み、腎臓や心臓にも悪影響を及ぼすことがあります。
動物は人と違い、痛みを口に出来ないので、飼い主様が気付いた頃には重症となっている子は多くいます。

<治療>
一度ついた歯石を歯ブラシで取るのは難しいため、スケーリングで歯石を取り除く必要があります。
スケーリングとは、全身麻酔下で機械を使って歯石や汚れを取り除き、歯周ポケットも綺麗することです。
スケーリングで綺麗にしたら、最後に研磨して表面を綺麗に磨きます。
グラグラしてしまっている歯に関しては抜歯をすることがあり、場合によっては悪くなった歯肉部分を切除することもあります。
抜く歯の数が多い場合や、口腔内の状態に応じて、抗生剤の投与を併用することもあります。

<予防>
歯周病は怖い病気ですが、口腔内をケアしてあげることで予防ができます♪
歯垢がついてから3日ほどで歯石になると言われていますので、歯石になる前の歯垢の状態のときにケアをすることがとても大切です!!
お家でも出来るケアで1番効果的なのはもちろん歯みがきなのですが、歯みがきが苦手な子は非常に多いのが現状です。
嫌がっている子を無理やり押さえつけて歯ブラシを使用して歯みがきをすることは、ペットにとっても苦痛です。
怪我をしてしまう危険がありますので、無理やりの歯みがきはやめてあげましょう。


<歯みがきトレーニング>
下記のように、段階を踏んで少しずつ歯みがきに慣らしていくことがとても大切です。

➀口の周りを触られることに慣れさせることからスタートします。
どのように触っても、ワンちゃん・ネコちゃんにとって、苦痛や抵抗感がなくなるまで続けてあげてください。
②口の中に指を入れて、歯を触ります。これを嫌がらなくなるまで続けましょう!
③指に歯みがきペーストを付けて、歯を触ります。(この時、おいしい味のペーストを使用してあげると◎)
④歯みがきシートを使用し、歯に触れます。
⑤歯ブラシを見せて、抵抗感がなくなったら口の中に入れます。
⑥はじめは全て磨こうとはせず、まずは1本ずつ磨くことから始めましょう。

このように段階を踏んで、ステップアップしてもらうことにより、歯みがきへの苦手意識を軽減してあげることがとても大切です。
少しでも嫌がるような素振りを見せたら一度中断し、ひとつ前のステップに戻してあげるなど、ゆっくり焦らずに進めてあげてください。
ひとつのステップに数週間など時間がかかってしまうかもしれませんが、諦めずに続けていきましょう。

毎日の歯みがきが理想ではありますが、その子の性格を見ながら無理をせずおこないましょう。
コジマのペットショップ・病院でも、デンタルケア商品を多数取り扱っておりますので、お気軽にスタッフにお声かけください♪

食べては危険なもの。2020/09/09

ペットが食べると危険である人間の食べ物はいくつかあります。
人間が食べているからペットが食べても安全であるというわけでは決してありません。
今回は食べてはいけない食べ物をいくつかご紹介させていただきます。

<タマネギ・ネギ・ニラ・ニンニクなどのネギ類>
ネギ類に含まれる成分が反応し、赤血球を破壊・貧血を起こします。
・無気力 ・呼吸困難 ・嘔吐 ・下痢 
・茶色い尿 ・黄疸(歯肉や白目部分が黄色い状態)    などの症状が見られます。
ネギ類を加熱してもこの成分がなくなることはありません。
生でも加熱をしても、与えないようにしましょう。
ハンバーグやピザ、カレーライスなど、エキスが出ているものも危険です。

<レーズン・ブドウ>
年齢に関わらず、少量でも急性腎不全を引き起こす恐れのある果物です。
症状として、
・食欲低下 ・元気消失 ・嘔吐 ・下痢 ・腹痛 
・尿量が減る ・脱水  などの症状が見られます。

<チョコレート>
チョコレートの中の、テオブロミンという成分が中枢神経を刺激する毒素となります。
・下痢 ・嘔吐 ・不整脈 ・口の渇き ・体温不調 
・多尿 ・失禁 ・けいれん ・てんかん発作 などが見られます。
食べてしまってから1~4時間ほどで症状が出ると言われていますが、どれくらい食べたか、どの種類のチョコレートを食べたのかでも変わってきます。
カカオの含有量とテオブロミンの含有量が高くなるほど、危険度と致死率は高くなります。
ミルクチョコレート<ダークチョコレート<ブラックチョコレート<ココアパウダーの順に
含有量が多くなります。
テオブロミンはコーヒーなどに含まれるカフェインにも多く含まれておりますので、
カフェインを含む飲み物や食べ物にも注意が必要です。

<アボガド>
アボガドの中に含まれるペルジンという成分で、下痢・嘔吐などの消化器症状を起こすことがあります。
また、大きなアボガドの種を飲み込んでしまった場合には、腸閉塞を引き起こす危険が高くなりますので注意しましょう!

<マカダミアナッツ>
神経症状を引き起こす恐れがあるようです。
また、脂質が多いので、肥満や膵炎の原因ともなります。
ナッツ類やクルミなどは、消化が悪く下痢や嘔吐、便秘などを引き起こすことがあり、体が小さい子(小型犬~中型犬、猫)は丸飲みしてしまうと腸閉塞を引き起こす恐れがありますので注意しましょう!

今回ご紹介させていただいたものは危険な食べ物の一部であり、他にもいくつか存在しています。
少量の摂取では害はなくても、たくさん与えてしまう事により毒物となるものもあります。
人間の食べ物をむやみにペットに与えることは非常に危険ですので、注意しましょう。

もし誤って食べてしまった場合には、迅速な処置が必要となる場合もございますので、
すぐに動物病院へご相談下さい。

かじり癖について。2020/08/14

ペットに大切な家具をかじられてしまい、ボロボロになってしまった経験はありませんか?
防ぐには、しっかりと原因・理由を知り、対策をとることが大切です♪

<子犬の場合>
歯の生えかわりの時期に、歯茎がムズ痒いことが原因であるとされています。
子犬は好奇心が旺盛なので、おもちゃと同じように遊んでかじってしまう場合もあります。

<成犬の場合>
成犬のかじる行動は、ほとんどがストレス発散であると言われています。
または刺激が足りず、飼い主様に構ってほしくてアピールをしているのかもしれません。
・外でたくさん運動をさせてあげる
・遊ぶ時間を作ってあげる
など、ワンちゃんが他の方法でストレス発散が出来るようにしてあげましょう♪

いけない事をいけないと教えるために、その場で叱る事も大切だと言われていますが、
構って欲しくてアピールをしている子を叱ってしまうことで、
「これをかじったら飼い主さんが反応してくれた!!」と勘違いをし、
飼い主様の考えとは裏腹に、かじり癖がひどくなってしまう場合があります。
その子の性格によって対応を変えてあげましょう。

<対策>
1番有効な手段として、壊されて困るものは、しまっておきましょう
かじられたくない家具に噴きつける、いたずら防止のスプレーもあるので利用してみるのも良いでしょう。

「かじる」という行動はワンちゃんの本能です。
本能を満たすために、噛んでもいいおもちゃを与えてあげるのも良いかと思います◎
(※かじって飲み込んでしまいそうなものは避けてください。)

コジマのペットショップでも商品を多数取り扱っております☺
お気軽にスタッフへご相談ください!

当院よりお知らせです。2020/08/05

コジマ橋本動物病院での診察をご希望の方は
下記の受付時間内にお越しください。

午前:10:00-12:15
午後:15:00-18:45

尚、混合ワクチンや狂犬病予防接種に関しては、接種後に稀にアレルギー症状を起こしてしまう場合がありますので、午前中や午後の早い時間での来院をお勧めしております。

また、フィラリアの予防薬は以下の条件に満たしている方であれば、ペットさんを連れて来ていなくても、お渡しすることが出来ます。

・今年(2020年度)のフィラリアの検査が済んでいる。(検査をご希望でない場合はご相談ください!)
・体重の変化がない、またはお家で体重を計ってきている。(受付スタッフに体重を教えてください♪)

尚、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、院内では代表者様お一人での診療・受付をさせていただいております。
大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほど宜しくお願い致します。

ピルポケットのご紹介2020/07/19

病院で飲み薬を処方してもらったけど、ペットが嫌がってしまって大変…なんて経験ありませんか?
薬を飲むのが苦手な子には、「ピルポケット(犬用、猫用)」がオススメです。
薬を隠すことで、簡単・確実な投薬を補助します。

【特徴】
✓やわらかい独自の形状で、簡単に薬を包み込んで隠すことができます。
✓チキンを使用し、嗜好性も◎(※アレルギーがある子はお気を付けください。)
✓困難な投薬の負担を軽減!

【使用方法】
1.ピルポケットの穴に錠剤やカプセルを入れます。
2.ピルポケットの上部を練り合わせ、ふたをします。食べやすい大きさに調整しましょう♪
3.薬が包み隠されたピルポケットを与えてください。

ワンちゃん・ネコちゃんがストレスなくお薬が飲めると飼い主様も嬉しいですよね(=゚ω゚)ノ
気になる方は、お気軽に当院スタッフへお声かけください。

コジマ橋本病院でのお手入れ中止について2020/05/20

4月より人手不足と混雑緩和のため、当院でのお手入れ(爪切り、肛門腺絞り、耳掃除、足裏バリカンなどのケア)を中止させて頂いております。

今後はペットショップ内にあるトリミング室のご利用をお願い致します。
トリミングでのお手入れはご予約制となります。
(当日の場合、1時間以上お待たせしてしまう場合がございます。)

トリミング予約専用ダイアル 042-700-1139(10:00~18:30)

また、当院でワクチンを打たれる場合は、ワクチン後にお手入れをして、嫌がって暴れたりしてしまうとアレルギー症状が出やすくなってしまうことがありますので、出来たらワクチン前にお手入れを済ませて頂くようお願い致します。

女の子の偽妊娠について。2020/03/13

みなさま、偽妊娠という症状をご存知でしょうか?
今回は、偽妊娠についてお話しさせていただきます。

<偽妊娠とは>
想像妊娠とも呼ばれますが、正式には偽妊娠といいます。
偽妊娠とは女の子のワンちゃんのホルモンの変化によって妊娠していないのに、乳房が張ったり、乳汁が出たり、巣作り行動が見られたりと、あたかも妊娠をしているような状態になる事を指します。

<原因・症状>
避妊手術を受けていない女の子のワンちゃんは、卵巣から分泌される女性ホルモンにより、偽妊娠を引き起こすことがあります。
身体の変化としては、乳腺の発達・乳汁の分泌・食欲不振のような症状が見られ、
行動の変化としては、攻撃的になったり、巣作り行動や、おもちゃやぬいぐるみを、まるで子どものように大事に扱うような行動が見られます。
軽度の場合で、乳首が少し腫れる程度の子もいます。

<治療・予防>
偽妊娠は女の子のワンちゃんの生理的な現象なので、治療はしなくてもホルモン分泌の低下により、数週間から3ヵ月ほどで自然に症状はなくなります。
食欲の低下などが見られる場合には、その期間は食べやすい食餌を与えるよう工夫をしましょう!
食欲の著しい低下・精神の不安定が続く場合、または繰り返す場合は、点滴などの治療が必要となるかもしれませんので、動物病院へご相談ください。
偽妊娠は、避妊手術を受ける事で発症を防ぐことが出来ます。
この病気以外にも、避妊手術をすることで様々な病気(子宮や卵巣の病気)の予防ができます!!
避妊手術を受けるべきか悩んでいる方も多いかと思いますが、以上のことを踏まえて家族の方と相談をして考えていただけたらと思います。

なにかご不明な点や、不安なことがございましたら、お気軽に当院へお問い合わせください☺

ワンちゃん・ネコちゃんの混合ワクチンについて。2020/02/23

ペットのワクチン接種は毎年されていますか?
今回はワンちゃん・ネコちゃんの混合ワクチンについてお話しさせていただきます!

ワクチンの接種時期は、子犬の時は3回(1回目は6~9週齢)、子猫の時は2回(1回目が9週齢以上)、約4週の間を空けて追加接種をします。

<幼少期に何回もワクチンを打つのはどうして?>
母親の初乳に含まれる免疫によって、子犬・子猫は生後2~3ヵ月までは感染症から守られています。
しかし、この免疫は生後2~3ヵ月ほどしか続きません。
免疫がなくなると、ワンちゃん・ネコちゃんは伝染病等、様々な感染症にかかる危険性が出てきます。
1回目のワクチン接種は、この免疫がなくなる生後2~3ヵ月頃となります。
2回目は、1回目の接種から約1ヵ月後(4週間後)と、当院ではご案内しております。
ネコちゃんの場合は、2回目のワクチンが終わったら、次回は1年後となり、それからは1年間隔でのワクチン接種となります。
ワンちゃんの場合は、子犬の頃に3回のワクチンを打つ必要がありますので、2回目のワクチンの接種後からまた約1ヵ月後(4週間後)に3回目のワクチン接種をします。
3回目のワクチンが終わったら次回は1年後となり、1年間隔でのワクチン接種となります。
この追加の接種は、初年度の接種の効果をさらに強くするという目的があり、「ブースター」と呼ばれます。

<ワクチンの種類>
ワンちゃんの6種ワクチンに含まれるものは、
・犬ジステンパーウイルス
・犬アデノウイルス(Ⅱ型)
・犬伝染性肝炎
・犬パラインフルエンザウイルス
・犬パルボウイルス
・犬コロナウイルス

8種ワクチンは上記に加えて、
・犬レプトスピラ症(カニコーラ型、イクテロヘモラジー型) が含まれています。

この8つの病気の中でも、重篤ですべての犬に接種が勧められるのは、ジステンパーウイルス・アデノウイルス・パルボウイルスです。これらは6種ワクチンに含まれています。
8種ワクチンに含まれている、レプトスピラ症は人獣共通感染症と言われ、人にも移りうる感染症です。
ネズミの尿や便に排出される菌に感染することで、カゼのような軽い症状から黄疸・腎不全などと病状は様々です。
ドッグランや川などと緑の多い場所へよく連れて行く方や、1年以内に連れて行く予定がある場合にはレプトスピラ症の予防も含まれる、8種ワクチンをお勧めしております。

ネコちゃんの混合ワクチンに含まれるものは、
・猫カリシウイルス
・猫ウイルス性鼻気管炎
・猫汎白血球減少症  の3種となります。

カリシウイルスとウイルス性鼻気管炎は、くしゃみ・鼻水・目ヤニ・結膜炎などとカゼのような症状が見られます。しっかりと治療をすれば、この病気が原因で亡くなってしまうことはほとんどないと言われています。
しかし、汎白血球減少症は、嘔吐や下痢、ひどくなると出血したような血便になり、脱水を引き起こし衰弱します。治療をすれば完治の可能性はあるものの、亡くなってしまう可能性もある病気です。

ネコちゃんの場合、ワンちゃんのようにお散歩へ行くことや、外へ出ることは少ないかと思います。
完全室内飼いのネコちゃんの飼い主様から多く寄せられるのが、
「室内飼育だけど、ワクチンを打たなければいけませんか?」という質問です。

結論から申しあげますと、完全室内飼いの子も、他のネコちゃんとも関わりがない子も、ワクチン接種はお勧めしております。
完全室内飼いでも感染の心配がないわけではありません。
飼い主様はもちろん、来客者や多頭飼いの動物、衣類や靴などと、あらゆる方法で感染の可能性はあります。
飼い主様が外出中に、他のワンちゃんやネコちゃんと触れ合った場合、その子が病気を持っていたら家に持ち込んでしまうこともあります。
完全室内飼いであっても、予防のためにワクチンの接種をおすすめしております。

<ワクチンアレルギーについて>
ワクチン接種後に、稀にワクチンアレルギーを起こしてしまう子がいます。
ワクチンアレルギーでよく見られる症状として、顔面(目の周りや口周り)の腫脹や掻痒感、また注射部位を痛がるなどが挙げられます。
ワクチンを打ってから半日くらい経過して現れることもあります。
また、アナフィラキシーショックという重篤なアレルギー反応を起こしてしまう可能性もあり、これは緊急の処置をしないと命の危険があります。
当院では、軽度でもアレルギー症状が出たことがあるワンちゃんには、6種ワクチンの接種をお勧めしております。

混合ワクチンは少量の病原体を注射し、免疫をつけることによって予防をするものになります。
よって、ワクチンの接種後は2~3日は安静に過ごしてもらうことが大切になります。
アレルギー症状を起こしたことがある子も、そうではない子も接種後は安静に過ごしましょう♪

フィラリア予防注射について。2020/02/12

ワンちゃんのフィラリア予防は、月に1回の投薬タイプ(食べさせるタイプ・背中に垂らす液体タイプ)が主流となっていますが、1回の予防で、1年間フィラリア症を予防できる注射があります。

<メリット>
・予防薬の飲ませ忘れがなくなる。
・予防薬を飲むのが苦手な子への負担がなくなる。
・混んでいる春の時期を避けて注射をすれば、長く待つ必要がない。
・獣医師の注射による確実な予防が出来る。

<デメリット>
・注射が嫌いな子には、精神的負担が大きい。
・アナフィラキシーショックなどが、稀に起こる事もある。
・注射をした部位に、しこりが出来ることがある。 

コジマ動物病院では、11月~2月の期間限定となっております。
予約は不要ですが、予防注射は午前の診療時間での来院をおすすめしております。
万が一、アナフィラキシーショック起こしてしまった際、遅いお時間ですと当院での対応が出来なくなってしまうためです。(午後の診療時間は、18:45までとなります。)
午前中に来院されるのが難しく、フィラリアのお注射をご希望の方は当院へご相談ください。

このお注射は、「1歳以上10歳未満の健康なワンちゃん」「フィラリア検査が陰性である子」のみ受け付けております。
(※コリー系統の子(○○シープドッグ、○○コリーなど)には、副作用が出ることがあると言われておりますので、他の方法での予防をオススメしております。)

お注射を打つことは、ワンちゃんにとって体力を使うものになります。
ワクチンを打ってから2~3日は安静にお過ごしください。
フィラリアの予防ワクチンは、狂犬病のワクチンや混合ワクチンとの同時打ちはオススメしておりません。

上記の条件に当てはまらない状態でのお注射を希望の方はスタッフにご相談ください。

寒さ対策について②2020/01/16

ネコちゃんはワンちゃんよりも、寒さが苦手です。
前回に引き続き、寒さ対策についてご説明いたします。

<寒さに強い猫種>
ダブルコートと呼ばれる子たちは長い被毛に守られているので、比較的寒さに強いと言われています。
・ペルシャ
・メインクーン
・ノルウェージャン・フォレスト・キャット   など。

<寒さに弱いとされる猫種>
ネコちゃんに関しては、祖先が砂漠地帯で生活をしていたため、ネコちゃんは全体的にワンちゃんよりも寒さに弱い動物だと言われています。
特に毛のない猫種(スフィンクスなど)は寒さにとても弱い傾向にあるようです。

<寒がっているときの合図>
・身体を丸めている
・毛布、クッションなどに潜り、出てこない。
・怒ったり、驚いてるわけでもないのに毛を逆立てて身体を膨らませている
・自ら暖かいところへ行く。(飼い主様のそばなど)
・窓や扉の近くに寄り付かなくなる
・よく食べているのに水を飲まない

上記の行動が見られたら、もしかしたら寒いと感じているかもしれません。
お部屋の温度管理を見直してみましょう!

<猫にとっての快適温度>
ネコちゃんにとって、冬の快適温度は20℃~25℃といわれています。

<対策>
対策に関しては、ワンちゃんと同様になります。
(※前回の寒さ対策についてのお話しに記載してありますので、ご覧ください。)
ヒートマットや毛布など、寒さ対策グッズを使用すると良いでしょう。

「猫には、こたつ」というイメージされる方が多いかもしれませんが、人間が暖をとっているこたつの温度はネコちゃんには熱すぎることもあります。
低温やけどや、酸欠、脱水症状を起こさないように注意深く見ておかなければなりません!
潜りっぱなしになっているようであれば、ネコちゃんが出たいときに出られるよう、逃げ道のルートを作ってあげてくださいね。

寒さ対策をしっかりとして、ペットと共に、寒い季節を乗り切りましょう♪

コジマ動物病院の会員制度について。2019/11/01

コジマ動物病院では会員制度を設けております!
会員に登録いただきますと、一般の方よりも
予防・治療・検査・手術・入院・医療用品などを3割控除致します。
(狂犬病予防接種・療法食など一部は割引対象外のものもございます。)

入会費(3667円)+年会費(3144円)=6811円となり、有効期限は1年間です。
※コジマでワンちゃんまたはネコちゃんをお連れ帰りの方は、お連れ帰りから1年間は自動的に会員様となりますので、初年度の上記の料金はいただいておりません!

2年目以降は、年会費(3144円)をお支払い頂ければ、支払日からの1年間会員様となります。
その年で2頭目以降の年会費は1頭当たり1572円となりますので、よりお得です♪
※5年以上ご来院がなく、会員継続をご希望の場合は、再度年会費・入会費がかかりますので、ご注意ください。

例えば、コジマ動物病院で予防薬(フィラリア、ノミ・マダニ、虫下し)を毎月または1年分お持ち帰りになっている方で、会員様の期限が切れている方は更新をしていただいた方がお得です。

更新するかどうかは、有効期限を過ぎた最初の診察時にお伺い致します☆彡

入会はいつでも受け付けております。
入会ご希望の方は、お気軽にスタッフへお声かけ下さい♪

ズーノーシスについて②2019/10/14

前回に引き続き、人獣共通感染症(ズーノーシス)についてのお話しをさせていただきます!

【SFTS(重症熱性血小板減少症候群】
2013年に日本で初めて確認されてから話題になったのが、この感染症です。
マダニに咬まれることによって感染する病気で症状として、発熱・嘔吐や下痢などの消化器症状に加え、頭痛や意識障害なども現れます。
その後、リンパ節の肥大や皮下出血・下血なども起こります。
致死率は6~30%と言われており、SFTSウイルスへの予防薬やワクチン・有効な薬剤はありません。

このウイルスに感染しないために私たちが気を付けるべきことは、マダニに刺されないようにすることです!!
マダニに寄生されてしまう事を考え、予防薬の使用することをお勧めしております。
この予防薬はマダニに刺されることを予防するものではなく、寄生したマダニを駆虫する薬です。
ですので、マダニに寄生されない・刺されないためには、お散歩中はマダニが潜んでいそうな草むらなどを歩かせないという事がとても大切なのです!!

ウイルスに感染した動物を触る際やお世話をする際には注意が必要ですので、手洗いや消毒を徹底し、過度なスキンシップは避けましょう!!

【パスツレラ病】
犬や猫の口の中に常在している菌が原因となっており、引っかかれたり噛まれたり事により感染します。
症状としては傷口の腫れが見られ、ひどくなると気管支炎や肺炎を引き起こすこともあるようです。
こちらの予防としては、ワンちゃんやネコちゃんに口移しでおやつをあげたりなどの過度のスキンシップを避けることと、ペットに咬まれてしまった後はすぐに洗い流すなどの対策をとる事が大切です。


前回と今回の2回に分けてズーノーシスについてのお話をさせていただきました!
予防薬やワクチン、そして私たち飼い主が気を付けることによって防ぐことの出来る病気がたくさんあります!!
大切なペットと楽しく快適に生活をするために、しっかりと予防をしていきましょう♪

ズーノーシスについて①2019/10/02

みなさん、人獣共通感染症という言葉をご存知でしょうか?
人獣共通感染症とは、人から動物へ、そして動物から人へと移る可能性がある感染症のことで、ズーノーシスとも呼ばれます。
今回はそのズーノーシスについてお話させていただきます!

世界中で確認されているだけでも、150種以上もの感染症があります。
日本にこのすべての感染症が存在しているわけではありませんが、寄生虫による疾病を合わせても数十種類にもなると言われています。
ワクチンや予防薬の使用、そして飼い主が気を付けることによって防ぐことの出来るズーノーシスもたくさんあるので、そのうちのいくつかご紹介致します♪

【狂犬病】
人間にも動物にも感染の危険がある感染症としてまず始めに狂犬病が思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。
狂犬病は感染した動物に咬まれることで感染します。症状として様々な神経症状が認められます。
発症すると100%死に至ります。
そんな恐ろしい狂犬病ですが、予防接種で予防が出来ます。
日本では「狂犬病予防接種法」により飼い犬には年に一度の予防注射が法律で定められています。
この法律が制定され、予防が強化されたお陰で、日本での発症はもう50年以上確認はありません。


【レプトスピラ症】
レプトスピラ症に感染した野生動物(特にネズミなどの齧歯目類)の尿に多く排出される病原体で、山での水たまりなどに接触することで感染します。
ワンちゃん、ネコちゃんに現れる症状としては、食欲不振・発熱・嘔吐・黄疸などの症状が見られます。
アウトドアなどでワンちゃんを連れて山へ行く予定などがある方は、水たまりの水を飲ませない・接触させないなどの注意が必要です。
山へ連れて行ったあとに元気がなくなった…という場合は、すぐにお近くの動物病院へ連れて行きましょう!
そして人間にも移りうる感染症なので、感染症が疑われる動物の尿には触らないようにしましょう!
この感染症は混合ワクチンで防ぐことが出来ます。当院では8種混合ワクチンと、レプトスピラ単体のワクチンを取り扱っております♪

今回はこの2種類の病気についてご説明させて頂きました!
次回もズーノーシスについてご説明いたします。

アニマルドックについて♪2019/09/25

<アニマルドックとは?>
人間が行う人間ドックのわんちゃん・ねこちゃんバージョンになります。
糞便検査・尿検査に加え、コースによって血液検査や超音波検査・レントゲン検査などと、
普段の診察時より詳しく検査をさせていただくものになります♪

<コース>
●Aコース(予約不要)
・一般身体検査
・糞便検査
・尿検査  
こちらのコースは、ご予約は不要となっております。
当日の尿と便をお持ちいただければその日にお受けすることが可能です。
2歳までのワンちゃん・ネコちゃんにおすすめしているコースです♪

●Bコース(要予約)
・一般身体検査
・糞便検査
・尿検査
・血液検査(血球検査・生化学検査)
こちらのコースは一番主流とされるコースとなっており、
5歳までのワンちゃん・ネコちゃんにおすすめしているコースです!
このコースは、予約が必要となります。(お電話or診察にて受け付けております!)

当院の獣医師と相談のうえ、Bコースに加えて、エコー検査(胸部・腹部)や、レントゲン検査(胸部・腹部)などの追加も可能です!
ご希望の方は、お気軽にご相談ください♪

犬猫の1年は人間の約4~5年に相当すると言われており、それだけ体の変化も早いという事になります。
病気のサインを隠す能力が高い犬猫たちにとって、定期的な検査をすることは、病気の早期発見・早期治療につながります。
大切なワンちゃんネコちゃんのために、今の健康状態を把握してあげましょう♪

Bコースは、お預かりが必要となります。お時間の余裕のある日でご予約くださいね☆彡

ペットの肥満について。2019/09/06

実は、現在飼われているペットの多くが、肥満であると言われています。
普通に生活をしているつもりなのに、動物病院に受診をしたらダイエットを勧められた…という方が非常に多いのです。
今回は、ペットの肥満についてお話しさせていただきます!

<肥満とは?>
まず、肥満とはどのような状態のことを言うのかというと、人間と同様に脂肪によって体重が増加していることを示します。
ワンちゃん・ネコちゃんの場合は、1歳ぐらいから体格の成長は止まるので、1歳時の体重が適性体重とされています。
その適正体重から15%以上体重が増加していると「肥満」であると言えます。

<ボディコンディションスコア>
獣医師が肥満や削痩の説明をする際に多く用いられるのが、このボディコンディションスコアです。
体型を1~5で数値化したもので、数字が大きくなるにつれて肥満度も上がります。
こちらと照らし合わせて、自分の家の子は1~5のどこに当てはまるかを確認・把握しておくと良いでしょう。
ちなみに、理想とされるボディコンディションスコアは「3」です。
同じ犬種や猫種でも、骨格や体格に差がありますので、「○○だから○kgが理想的」とは考えず、
その子に体格に合った体重を維持することが大切です。

<肥満の原因>
運動不足やカロリーの過剰摂取が原因とされています。
お散歩は充分に行けていますか?おやつを過剰にあげていませんか?
動物は食べたいものを自分で用意して食べることが出来ませんので、飼い主である私たち人間がしっかりとコントロールをする必要があります。

<肥満になることで高まるリスク>
人間と同じく、動物の肥満は健康な状態とは言えません。
四肢や腰に負担がかかり、呼吸器や循環器にも影響を及ぼします。
また、標準体型の子たちよりも全身麻酔へのリスクが高いので、手術が必要になった場合は注意が必要になります。

<肥満対策のためにしておくべきこと>
➀適正体重を把握しておくこと!
→適正体重を知っておくことで、1日に必要なごはんの量がわかります。
また避妊・去勢手術をすると、太りやすくなりますので、食事の量を減らしたり、カロリーを抑えた食餌に変えていただく必要があります。

②おやつは必要最低限に!
→あとひとくちだけ…とついついおやつをあげてしまう方、多いかと思いますが、控えましょう!
大型犬へのひとくちと、小型犬へのひとくちでは、体型への影響が大きく変わります。
ですので、小型犬におやつをあげる際は注意が必要です。
どうしてもご褒美をあげたい!という場合、食べることが大好きな子であれば、普段食べているごはんを一粒おやつとしてあげるだけで充分嬉しいはずです♪
工夫して、1日のおやつの量を減らしましょう☺

③運動をさせましょう!
特に牧羊犬や狩猟犬には多くの運動量が必要となります。
そうでない子でもある程度の運動は必要になりますので、お散歩に連れ出してあげるのも効果的です。
その子に見合った量の運動をさせてあげましょう♪

この➀~③を見直していただければ、体型の改善が充分に見込まれます♪

体重を急激に減らすことは大変危険です!
獣医師の指示のもと、正しく安全にダイエットを行いましょう☆

皮膚のお手入れのお話。2019/08/15

高温多湿の陽気が続いておりますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
この時期、飼い主様方に気をつけていただきたいのが、「蒸れによる皮膚炎」です。
日本のこの高温多湿の気候は、皮膚と被毛の間に湿気が生じて、蒸れによる皮膚炎が起こりやすくなるのです。
本日は、この時期の皮膚炎の予防についてお話しさせていただきます!

<皮膚炎とは?>
皮膚に起こる炎症のことを言います。
アトピーによるものや、寄生虫によるもの、そして上記でもお話しさせていただいた、蒸れによるものなどと、原因はさまざまです。

<蒸れによる皮膚炎を防ぐには?>
まずは皮膚と被毛の状態を、頻繁にチェックすることが大切です!
毛もつれや毛玉は出来ていませんか?
毛玉や毛もつれがあることで、皮膚と被毛の間に湿気が生じやすくなり、皮膚炎の原因となります。
つまり、ブラッシングやお手入れが非常に大切なのです!!

<ブラッシングの効果>
♪毛並みがよくなる
♪被毛についた汚れやゴミを取り除くことが出来る
♪血流を良くし、皮膚のマッサージ効果あり
♪抜け毛や抜けかかった毛を取り除き、被毛の抜け替わりを促す
♪頻繁なお手入れにより、皮膚の様子をチェックでき、病気の早期発見につながる
♪愛犬とのコミュニケーションがとれる

<お手入れ>
短毛種にはブラッシングやお手入れは不要なのでは…と思っている方が非常に多いかと思いますが、毛が短い子たちにもお手入れは必要です!!
毎日のお手入れは蒸しタオルなどによる拭き取りマッサージでOKです◎
それでも気になる方は、ラバーブラシなどをご使用いただくと、驚くほどの毛が抜けますよ!

ダブルコート(※上毛・下毛を持っている子たちの事。抜け替わりの時には下毛が抜けます。)
と呼ばれる子たちは、抜けた下毛を残しておくと、そこの皮膚が蒸れ、皮膚炎の原因となりますので、定期的なブラッシングが必要です。
毛の流れと逆→毛並みに沿ってブラッシングをすると大量に抜けますよ♪

お散歩の後やシャンプー後の乾かし忘れなども皮膚炎の原因のひとつです。
しっかりと完全に乾かしてあげましょう♪

<ブラシの種類>
お家でのブラッシングでご使用いただけるブラシをいくつかご紹介させていただきます♪
○スリッカーブラシ
換毛期の子や抜け毛が多い子にはこちらがおすすめです。こちらのブラシは針の部分が他のブラシより硬くなっているため、力を入れすぎて皮膚を傷つけないよう注意が必要です。毛もつれがある場合、同じ箇所を何度もこすり続けたり、強くこする事は厳禁です。
スリッカーブラシを選ぶ際は、針の埋まっているクッションが柔らかいブラシを選びましょう♪

○コーム
金属製のクシです。主にブラッシングのあとの仕上げに使用されますが、毛玉が出来ている部分や細かい部分にも使用できます。皮膚を傷つけないよう、先端が丸くなっているものを使用しましょう♪

○ラバーブラシ
弾力性があるゴム製のブラシ。短毛の種類の子におすすめのブラシです。
毛並みに沿って体の表面を優しくブラッシングすることで、抜け毛だけを吸着して取り除くことが出来ます。
マッサージ感覚で出来るので、ブラッシング中にうっとりしてしまう子もいます♪
ミトン型のラバーブラシは、体をなでてあげるだけで毛が取れるので、こちらもおすすめです♪

コジマのペットショップでも多種類のブラシを取り扱っておりますので、ぜひご覧になってみてくださいね★

<最後に…>
中にはブラッシングが嫌いな子もいますが、その場合はブラッシングを頑張ったらご褒美をあげると、「ブラッシングをしたらご褒美がもらえる…♪」と喜んでブラッシングをさせてくれるようになるかもしれません。
身体のチェックも兼ねて、ブラッシングやお手入れをしてあげましょう♪

夏休み、ペットを連れてお出かけされる方へ。2019/08/02

夏休み、ペットを連れて旅行される方も多いかと思います!
お家のワンちゃん・ネコちゃんを、車に乗せて出かけたら、ペットの具合が悪くなってしまった経験はありませんか?
人が乗り物酔いをするように、ワンちゃんやネコちゃんも乗り物酔いをします。
今回は乗り物酔いの対策や予防についてお話しさせていただきます!

<そもそも、なぜ乗り物酔いは起こる?>
乗り物酔いのメカニズムは人と同じで、耳の中の三半規管(バランス感覚を調整する場所)が振動によって刺激を受けて起こります。
車内のニオイ(たばこや香水、芳香剤など)によって嗅覚の刺激なども関係するとされており、人間よりも嗅覚が鋭いワンちゃんやネコちゃんには、より強く関係しています。
動物病院やその子にとって嫌いな場所へ行く際に車を利用することが多い場合、車に乗る=嫌いな所へ行く!!と結び付けて考えてしまい、車に乗る事へのストレスから車酔いを引き起こしてしまう場合もあります。

<主な症状>
✔落ち着きがなくなる
✔表情がうつろになる
✔口を開けて呼吸する
✔よだれを垂らす
✔吠える
✔ふるえる
✔あくび
✔嘔吐    など。

<対策・予防>
まずは、車に乗る事に慣れさせてあげることが大切です。
車の揺れが苦手な場合は、いきなり長距離移動には挑戦せず、何度か短い距離の移動で慣れさせてあげましょう♪
だんだんと距離を伸ばしてあげるようにすると、なお良いです◎
車内のニオイに敏感な子の場合は、まずはニオイの原因になるものを取り除き、車内のニオイをなくしてあげましょう!また、消臭剤を使用する場合は無香料のものをご使用ください!
窓を開けて、換気をすることも効果的ですが、窓の開けすぎは事故の原因となりますので、充分に注意しましょう。

車に乗る事が嫌いな子の場合は車嫌いを悪化させないために、車に乗って楽しい所へ連れて行って嫌なイメージをなくしてあげましょう♪
「車に乗れば、嫌な場所だけではなく、楽しいところへも行ける!」と記憶させてあげることが大切です!

以上の対策や予防をしていても、車酔いをしてしまう子はいます。
その際は動物病院に相談してください。診察・診断のもと、必要であれば酔い止めの内服薬をお出しすることもできます。

今回はペットの乗り物酔いについてお話しさせていただきました!
夏休み、お出かけされる方の参考になればと思います♪

外耳炎のお話。2019/07/18

梅雨が長引き、雨が続いていますが、お家のワンちゃん・ネコちゃんの体調はいかがでしょうか?
ペットを飼っていらっしゃる方の、この時期に多く見られるお悩みとして、
「夏になり気温が上がってから、耳がにおうようになった…。」
「耳を痒がるような様子や、気にするような仕草がよく見られる…。」などと
お耳に関してのお悩みが非常に増えてきています!!
今回は「外耳炎」についてお話しさせていただきます♪

<外耳炎とは?>
耳は「外耳」「内耳」「中耳」と3つに分けられ、そのうちの「外耳」に
炎症が起こっている状態の事を、外耳炎と言います。
(外耳とは、耳の穴から鼓膜までの間の事を言います!!)
ワンちゃんにもっとも多いと言われる病気のひとつです。

<どうしてワンちゃんは外耳炎になりやすい?>
ワンちゃんの外耳道は非常に独特な形をしており、鼓膜までの耳道が非常に細くなっています。
外耳道の真ん中で直角に曲がっており、通気性がとても悪いので、汚れや菌が繁殖しやすいのです!!
特に、レトリーバー系やコッカースパニエル系などの耳が垂れている犬種に多く見られます。
またブルドッグやパグなどの湿気に弱い犬種、柴犬などの皮膚が弱い子、耳介周囲の毛が密に生えている子なども外耳炎になりやすい傾向にあります。

原因としては、細菌や真菌などの繁殖・耳ダニなどの寄生虫・アレルギーやアトピーの影響・異物混入や腫瘍などが挙げられます。

<どんな症状?>
✔耳垢の量が増える
✔耳だれが出る
✔耳から悪臭がする
✔耳をかゆがる
✔頭を頻繁に振る
✔悪い方の耳を下にして、頭を傾げる
✔耳を触ると嫌がる・怒る  などの症状があります。
このような症状が見られたら、動物病院へ受診をしましょう!

<飼い主様に注意してほしいこと>
外耳炎を起こしている外耳道を綿棒などでこすってしまうと、耳道内を傷つけてしまったり、汚れを中に押し込んでしまったりと、悪化する可能性があります。
綿棒などで無理にお手入れはせず、動物病院で処置をしてもらいましょう!

治療内容は炎症の程度・どれぐらい耳垢があるのかで変わってきますが、
炎症や耳垢がひどい場合は外耳道の洗浄に加えて、内服薬や外用薬の使用が必要となることもあります。
お薬を飲ませる事や、薬を耳に塗るのは難しい…という方には、注射や長期で効く塗り薬などの他の治療法もございますのでご相談ください♪

今回は外耳炎についてお話しさせていただきました!
外耳炎になると痒みに加えて、時に痛みを伴いますので、ワンちゃんからするととてもつらい病気です。
これからますます気温が上がり、蒸れやすい時期が続きますので、注意深く見てあげてくださいね!
何かご不明な点、心配な点がございましたら、お気軽に当院へご相談ください♪

狂犬病について。2019/07/01

今回は狂犬病についてお話しさせていただきます!

<狂犬病とは>
狂犬病ウイルスに感染している動物に咬まれることで感染します。
犬や動物だけではなく、人間にも感染し、一度発症すると救命は、ほぼ不可能と言われている恐ろしい病気です。
狂犬病からペット・自分を守るために一年に一度の狂犬病予防接種が国によって義務付けられています!

<どんな症状?>
➀感染から発症まで
感染後、症状が出るまでの潜伏期間は1~3ヵ月と言われており、潜伏期間は咬まれた部位や体内に侵入したウイルスの量によって変わると言われています。
咬まれた部位の痺れ・痛み・感覚麻痺などの症状が多く見られます。

②初期症状
発熱・頭痛・筋肉痛・悪寒など、人間だと風邪やインフルエンザに近い症状が見られます。

③進行症状
麻痺・興奮・意識障害・錯覚・幻覚などの神経症状が見られます。
むやみに歩き回り、柱や石に噛みついたり、地面を無意味に掘る、狼のような遠吠えをするなどの異常行動が多く見られます。
その後、全身けいれんや不整脈が続き、麻痺が脳神経に到達すると最終的に死に至ります。

<狂犬病予防法>
この恐ろしい病気を日本からなくすために、日本では狂犬病予防法を制定しています。
予防接種を法律化したことで、50年以上日本での発病はありません。
まず、ワンちゃんをお家に迎えた日から30日以内に、お住まいの市区町村へ届け出をしましょう♪
この手続きは「畜犬登録」と呼ばれています。
い始めた日から30日以内、自宅で子犬が産まれた場合は生後90日を経過してからになります。
申請が完了すると鑑札がもらえます!首輪につけてあげましょう♪

生後91日を経過したワンちゃんは一年に一度、狂犬病予防接種をしなくてはなりません。
毎年しっかりと予防をし、接種後に発行される狂犬病注射済票も首輪につけてあげましょう!

今回は狂犬病の予防接種の必要さと、畜犬登録についてお話させていただきました。
予防接種は飼い主様の義務です。予防は欠かさずにやってあげましょう☺
なにかご不明な点がございましたら、当院にお気軽にご相談ください♪

橋本動物病院改装工事のご案内2019/06/24

平素より、橋本動物病院をご利用いただき、誠にありがとうございます。
2019年9月16日(月)より、ペットのコジマアリオ橋本店と動物病院の改装工事を行います。
改装期間中は、仮施設にて診療を継続致します。
仮施設についての詳細情報は、7月上旬ごろを目途に、施設内の掲示物、およびホームページにてお知らせします。
改装中、ご不便ご迷惑をお掛け致します。
何とぞご理解ご協力をお願い申し上げます。

熱中症対策をはじめましょう♪2019/06/17

気温が上がり、夏の陽気となってきましたね!!!
今のうちから、お家のワンちゃん・ネコちゃんのために熱中症対策を始めましょう♪
<熱中症とは>
炎天下の下でお散歩をしたり、蒸し暑い部屋や車内にいたりすると熱中症になることがあります。
熱中症は最悪の場合、死に至る事もある恐ろしい病気です。
ペットの熱中症対策は4月~5月くらいには始めてもらう必要があります。
ワンちゃんは暑さに弱い動物です。
特に、パグ・ブルドッグ・フレンチブルドッグ・シーズー・ペキニーズなどの短頭種と呼ばれる子たちや、太っている子は熱中症になりやすいです。
ネコちゃんはもともと乾燥地帯の動物でジメジメとした湿度が非常に苦手なので、
温度管理・湿度管理ともにしっかりとしてあげることが大切です。

<症状>
この症状が見られたら、熱中症を疑いましょう!
・体温の上昇
・ぐったりとして元気がない
・食欲がない
・呼吸が荒い
・大量のよだれ
・歩様がフラフラとしている  など。
また、この症状に加えて、下痢・嘔吐・けいれんなどが見られた場合は緊急の状態です。
濡れタオルや保冷材などで体を冷やし、すぐにお近くの動物病院で診てもらう必要があります。

<家族がするべき対策>
✔お散歩は早朝や夜間など、比較的涼しい時間に行く!!
炎天下の中、お散歩に行くことはとても危険です。
ワンちゃんは人よりも、歩行時に地面と体が近くなるので、地面からの照り返しの影響を強く受けます。
熱中症に加えて、熱くなったアスファルトを歩くことで肉球が火傷してしまうこともあります。

✔部屋の換気をこまめに!空調管理もしっかりと!
ペットだけでお留守番をしている時はクーラーをつけたかを確認してから出かけるようにしましょう。部屋にいるときに、人が少しでも暑いと感じる気温であれば、ペットにとってはとても暑い気温であることがあります。
本格的に暑くなる前にエアコンが正常に動くかどうか、あらかじめ確認をしておきましょう♪

✔車内に置き去りにしない!!
車内は非常に熱が籠りやすいので、車でのお留守番は非常に危険です!!

✔たっぷりのお水を置いておく!!
飲みたいときに飲みたい分、飲めるようにお水はたっぷり置いてあげましょう♪

<熱中症対策グッズの使用>
・ひんやりマット
・ひんやりタオル
・クールハウス
・お散歩用の冷却スプレー
・水飲みボウル
・扇風機

上記のような対策グッズも使用していただけたら、より良い対策が出来るかと思います!

これからも夏に向けてますます暑い気温となりますので、しっかりと対策をしてあげましょう。
コジマのペットショップでも対策グッズを多数取り扱っておりますので是非ご覧ください♪

ノミ・マダニの予防について。2019/05/31

今回はノミとマダニの予防についてお話しさせて頂きます!

<ノミ・マダニってどんな虫?>
動物の皮膚または被毛に寄生し、その動物の血を吸って生活する寄生虫です。
ノミの体長は約3mmと非常に小さく、素早く逃げ回るので、ノミ本体を見つけ出すことはなかなか難しいかもしれませんが、小さな黒い粒(ノミの糞)を見つかれば、ノミが寄生している可能性が非常に高いです!
マダニに関しては体長約5mm~10mmとノミよりも大きく、成長過程や吸血量によって形状や大きさも変わります。
目周りや耳に寄生することが多く見られます。
もともとは草むらなどに生息しており、草むらを通った動物(犬・猫・人間など)の皮膚・被毛にしがみつき、そのまま寄生をします。

<ノミ・マダニに寄生される事で起こる症状>
・かゆみ、皮膚炎
・瓜実条虫などの内部寄生虫の寄生
・吸血による貧血
・伝染病の感染(人間にもうつる可能性のある病気もあります!!)

<ノミ・マダニ予防>
ノミとマダニが居そうな草むらには近づかない&近づかせない事が一番大切ですが、
なかなか難しいかと思います。
ノミとマダニの寄生は予防薬での予防が可能です!
当院では「垂らすタイプの液状の予防薬」と「おやつタイプの予防薬」と
「3ヶ月に一度の投薬で予防ができる食べるタイプの予防薬」をご用意しております。
ノミとマダニが近づくことを防ぐものではなく、吸血したノミやマダニを殺すお薬となっています。

ノミやマダニがついた状態で家の中に入ってしまうと、カーペットやソファなどに沢山寄生してしまいます。
だからこそ増える前にしっかりと駆虫をし、家にノミやマダニを持ち込ませないということが非常に大切です。

ノミ・マダニの予防は通年でおすすめしております。
寄生を防ぐために、しっかりと予防をしてあげましょう♪

フィラリア症について。2019/05/17

だんだんと蚊が現れる季節となりましたので、フィラリアの予防を始めましょう!

<フィラリア症とは?>
フィラリアは、動物の心臓や肺動脈に寄生する寄生虫です。
成虫の状態で、オスは体長約17cm、メスは体長約28cmと細長く、乳白色のソーメンのような
形をしています。その見た目から、別名で犬糸状虫とも呼ばれます。
フィラリア症に感染した動物の血液を蚊が吸うと、フィラリアの赤ちゃん(ミクロフィラリア)が血液と一緒に入ります。
赤ちゃんたちは蚊の体内で成長していき、蚊がまた別の動物を吸血のすることで、
吸血された動物の体内に入り、さらに成長をしていきます。(成虫になるまで成長は続きます。)
大きく成長したフィラリアは血管を通って、心臓へと流れてゆきます。
心臓に流れてゆくフィラリアの数が多くなると、心臓につながる大きな血管や肺動脈を塞ぎ、
貧血や呼吸困難などを引き起こし、急死することもあります。

<大量のフィラリアが肺動脈に詰まってしまったらどうしたらいいの?>
大量に詰まってしまった場合は、手術でフィラリアを取り出さなければなりません!
しかし、フィラリアに大量寄生されているワンちゃんは手術が必要とされる頃には、
体力的に弱っていることがほとんどで、全身麻酔下での大掛かりな手術はとても負担になります。

フィラリアが成虫へと成長する前に、しっかりと予防をする事が大切です!!

<フィラリア予防>
フィラリアの予防期間は、蚊が出始めてから1か月後~いなくなってから1か月後までとされています。だいたい春(4~5月)から冬(12月)までの予防をおすすめしております!

おやつ感覚で食べられるチュアブルタイプと、背中に液体を垂らすスポットタイプを
当院では取り扱っております♪
フィラリアの血液検査をして、血液中にフィラリアが潜んでいないかをチェックしてからの
予防薬の投薬をおすすめしております!(血液を少量とらせていただく検査です。)
こちらの検査は予約等は必要ありませんので、お気軽にお越しください☺


今回はフィラリアの予防についてお話させていただきました。
フィラリア症は怖い病気ですが、予防をすることで防ぐことの出来る病気ですので、
しっかりと予防をしてあげましょう♪
なにかございましたら当院へお問い合わせください。

猫の異食について。2019/05/11

今回は ウールサッキングについてお話しさせていただきます!

ウールサッキングを知っていますか?
ウールサッキングとは、猫ちゃんが布や布で出来たものを食べてしまうという異食症の事を言います。
毛布やクッション、布団などのかじってしまい、さらに飲み込んでしまう事もあります。
具体的にどんなものとは決まっておらず、最初はチュッチュッと吸っていたものが、ガジガジとかじるようになり、飲み込んでしまう…というように進行していくようです。
飲み込んだものはウンチと共に出てくるか、吐いて出てくるかのいずれかになりますが、
もし、胃または腸に詰まった場合は、全身麻酔の手術で取り出す必要があります。
腸に詰まった状態で時間がたってしまうと、最悪の場合、死に至ります。
誤飲・誤食は早めの対処が非常に大切です!!

<原因>
原因はいまだハッキリとしていないのが現状ですが、いくつか考えられます!
・幼児期強制離乳をさせられている。
子猫時代に母猫から離れ、寂しい思いで育ってきた子に多く見られるようです。
そのような子猫は母猫の愛情不足で、母親に甘える、という行動を大きくなってもしてしまうために、布にしゃぶりついたりかみついたりして、食べてしまうということになるようです。

・フードがおいしくない。
猫は好き嫌いが多い動物です。食べている食餌が好みではなく、空腹によりウールサッキングをしているということも考えられます。

・飼い主の気を引こうとしている。
退屈で、おもしろくない、飼い主にかまって欲しい、という場合に、ウールサッキングをしていることもあるようです。
何かストレスを感じた時も、ウールサッキングが始まる原因になると言われています。
また、寄生虫がいたり、猫白血病ウイルスや、猫エイズなどに感染したりしていると、食べ物ではないものを食べてしまうことがあるようです。ほかには、猫の種類では、シャム猫や東洋系の猫や雑種の種類にウールサッキングが見られるために、遺伝的要素もあるのではないかと言われています。
・ストレスを感じている。
暮らしている環境が気に入らなかったり、嫌なものがあることでストレスが溜まり、ウールサッキングをしている場合もあります。


<対策>
ウールサッキングには残念ながら治療法はありません。
飼い主様が対策として出来ることをご紹介します♪
・布製品を置かないようにする。
・寝室(布団や毛布が置いてある部屋)には猫ちゃんを入れない。
・人間が見ていられない時間帯(外出時、就寝時など)はケージに入れておく。
・かまってあげる時間を増やし、猫ちゃんが甘えられる時間をつくる。
・ストレスの原因をつきとめ、とりのぞく。
・猫草を食べられるように猫のいる環境に置いておく。
・健康診断を受ける。

<フェリウェイのご紹介>
神経質な猫ちゃんの場合、ストレスのよる問題行動にはフェリウェイがおすすめです。
猫の頬から分泌されるフェロモンと似た成分で、猫ちゃんを落ち着かせ安心させる作用があります。(個体差があります。)

・拡散タイプ
リキッドを専用の拡散器にセットしていただき、コンセントにさしこむだけ♪
しばらくすると気体となって拡散されます!
猫ちゃんが一番過ごす部屋にひとつ設置しましょう!
1日あたり24時間の連続使用で1ヵ月前後持ちます♪

・スプレータイプ
猫ちゃんがよく過ごす空間や場所にスプレーするだけ♪
※猫ちゃんや人間に直接スプレーはしないでください。


いかがでしたか?
異物の誤食はワンちゃんの方が多いと思われがちですが、猫ちゃんの誤食に頭をかかえている飼い主様は意外と多いのです!
飲み込んでしまったと気づいたら早急に吐かせる必要がありますので、早目にお近くの動物病院へ
連れて行ってあげてくださいね。

何かご不明な点がございましたら、お気軽に当院へお問い合わせください☺

下部尿路疾患についてのお話2019/02/27

今回は 下部尿路疾患についてお話しさせていただきます♪

<下部尿路疾患とは?>
尿道や膀胱に関する病気を総称して、下部尿路疾患と呼ばれます。
犬や猫において多いのは、膀胱や尿道に砂や石のような物質(結石)がたまってしまう「尿路結石症(尿石症)」という病気です。
結石に刺激されることによって膀胱が傷ついて痛みが出たり、おしっこがしにくくなったりします。特に尿道に詰まり、おしっこが全く出なくなると、非常に危険で命にもかかわります。
また、猫に多いのは特発性膀胱炎と言われています。再発を繰り返すことが多く、とても注意が必要です。

<下部尿路疾患が疑われる症状は?>
✔頻繁におしっこに行く
✔トイレ以外でおしっこをしてしまう
✔トイレにいつもより長い時間いて、少しずつしかおしっこが出ていない
✔おしっこが濁っている
✔おしっこに血が混じっている
✔排尿時、痛そうに鳴く
✔おしっこが全く出ていない
✔お腹の下の方に触れると固いものに触れる

特に下2項目は緊急で処置が必要となりますので、早急にお近くの動物病院または当院へお越しください。

<尿路結石>
尿路結石には代表的な2種類をご紹介致します!!
➀ストルバイト結晶(リン酸アンモニウムマグネシウム)
尿がアルカリ性に傾くことで出現しやすいとされています。
リン・マグネシウムなどを抑えた食餌に変え、食生活を見直すことで
こちらの結晶は溶かすことができます☺

②シュウ酸カルシウム結晶
シュウ酸カルシウムが出やすい要因は、未だよく解析されていないのですが、
カルシウムやミネラル分の過剰摂取により出来やすいと言われています。
こちらの結晶は上記とは異なり、療法食に変えても溶かすことができません。
結石が出来てしまうと、手術で取り除く必要があります。

<尿路結石症を防ぐにはどうしたらいい?>
✔毎日のトイレチェックを欠かさずに!
多頭飼い(特に猫)の場合、どの子がどれくらいの量のおしっこをしているか確認するのはなかなか難しいかと思うのですが、とても大切なことです。しっかりと確認してあげましょう!
猫の場合、トイレの個数は猫の頭数+1個が理想とされています。
おしっこがしたいけれど、トイレが汚れていてここではおしっこしたくないから我慢しよう…
と膀胱炎になってしまう猫ちゃんは非常に多いです。
しっかりと適切な数を用意、こまめにお掃除をしてあげましょう♪

✔飲み水を切らさないようにしておく!
飲みたいときに飲みたい量飲めるように常にしておくことが非常に大切です。
お水皿には常にたっぷりのお水を♪ひっくり返してしまう癖があるようであれば、
複数のお水皿を用意してあげると良いでしょう☺

✔太らせない!
実は肥満も尿路結石症に関わってきます。
太ってしまうと、あまり動かなくなり、飲水量が減少するので、結石が出来る原因のひとつになります。体重管理もしっかりしましょう♪

<一度発症してから、再発を防ぐには?>
✔尿路結石症に配慮した食餌を選ぶ。
尿路結石に配慮した食餌は、マグネシウム・リン・カルシウムなどが抑えられています。
治った後に従来のごはんを与えていたら再発してしまった…という例は非常に多いです。
療法食の他にも維持食などもございますので、獣医師にご相談ください♪

✔おやつに注意!
せっかく食事制限をしていてもおやつを食べていては意味がありません!
おやつも控えましょう!


いかがでしたか?
寒いこの時期、非常に多い疾患かと思います。
なにか不安になったり疑問に思うことがございましたら、当院へお問い合わせください♪

去勢・避妊手術のお話2019/02/21

今回は 去勢・避妊手術についてお話しさせていただきます♪

○去勢手術について
去勢手術は男の子の睾丸をとる手術です。

*メリット
✔発情による問題行動(マーキングやマウンティング、食ムラや無駄吐きなど)に効果的!(個体差があります。)
✔攻撃性が減少したり、性格がおとなしくなる場合もあります☺
✔望まれない妊娠を避けることが出来ます♪

○避妊手術について
避妊手術とは:当院では女の子の卵巣と子宮の両方をとる手術です。

*メリット
✔乳腺腫瘍(2回目の発情までに行った場合に特に効果的です!!)、子宮蓄膿症、卵巣腫瘍などの病気の予防が出来ます☺
✔発情による問題行動(食ムラや無駄吐きなど)に効果的!(個体差があります。)
✔生理や偽妊娠がなくなり、望まれない妊娠を避けることが出来ます♪


○注意点
✔去勢・避妊手術によって太りやすくなる事があります。
 現在食べているフードよりもカロリーの低いフードに変更したり、
 おやつを控えるなど、カロリーのコントロールをする必要があります。

✔手術は全身麻酔下でおこないます。
 術前検査により異常があれば、手術が延期または中止になることもあります。
 検査上、異常が見つからなくても、ある程度のリスク(麻酔アレルギーや、隠れていた病
 気などが明らかになるなど)が伴います。

✔手術はご予約が必要となります。当院では生後6ヵ月以降からご予約を
受け付けています!
 成長度合いには個体差がありますので、一度事前に簡単な健診をうけていただいた後、
 獣医師と相談の上、予定日を決定してください。(事前診察にご予約は必要ありません。)
当院では手術の日程が埋まりやすいため、お早めのご相談をおすすめしています。

ワンちゃん・ネコちゃんは大切な家族です。手術をするかどうか決められずに悩んでいる方もいらっしゃると思います。きちんと家族全員でしっかり話し合ってから決めましょう!!
気になる事や、不安な事などありましたら、何でもご相談くださいね♪

年末年始も通常通り診療しております。2018/12/17

年末年始は1月1日(火)の休診日以外は通常通り診療しております。
尚、お店は9時開店のため、整理券は1月2日(水)のみ、病院前にて配布しておりますのでご注意下さい。

☆ゴールデンウィークの診療☆2018/05/01

ゴールデンウィークも火曜日の休診日以外は休まず診療しております。
診療時間も通常通りとなりますので、安心してご来院ください。
また、春になり大変混み合う日が増えております。
特に土日、祝日は混み合うことが多くなりますので、お時間には余裕を持ってお越しください。
※手術やアニマルドック以外は予約制ではございません。

※3月の診療についてのご案内※2018/02/25

当院で手術、アニマルドックをご予約して頂いた方などに、3月の設備のメンテナンスによる休診のお知らせをさせて頂いておりましたが、諸事情により一旦中止となりました。
そのため、3月は通常通り診療致しておりますので、安心してご来院ください。
急な変更により、手術の日程変更などでご迷惑をお掛けして、大変申し訳ございませんでした。

新年のご挨拶☆彡2018/01/06

新年、明けましておめでとうございます!!

本年も皆様の大切なわんちゃん、ねこちゃんが健康で過ごせるよう、少しでもそのお手伝いが出来たら嬉しく思います。
ペットさんとそのご家族様に暖かく寄り添えるような病院を目指していきたいと思いますので、宜しくお願い申し上げます。

皆様、年末年始はどうお過ごしになりましたか?
おうちでテレビを見ながらまったりと過ごした方、ペットさんを連れて旅行や初詣に行かれた方、さまざまだったのではないでしょうか。
普段見慣れない親戚の方などが集まり、環境の変化で体調を崩したりしていませんか?
最近さらに寒くなってきたので風邪などは引いていませんか?
少しでも気になる事がございましたら、お気軽に病院までご連絡下さいね。
毎年、年末年始も火曜日の休診日以外は診療致しております


☆★お知らせ★☆

コジマ橋本動物病院ではアニマルドック(健康診断)を実施しおります♪♪

愛犬、愛猫にとっても健康診断は欠かせません。見た目だけでは中々気付かない様々な病気が隠れているかもしれません・・・
健康維持と早期発見のためにも年に1回、アニマルドックを受けましょう☆彡

おすすめはBコースです
検査内容:一般身体検査、尿検査、糞便検査、血液検査(血球検査・生化学検査)
その他にも気になることがございましたら、オプションで検査も出来ますので、スタッフまでご相談ください。

また 橋本病院ではアニマルドックを受けられたわんちゃん、ねこちゃん全員に、本人の可愛いお写真入りカレンダー&はがきサイズのカードをプレゼントしております♪♪
お陰さまで毎年、大好評頂いております!!
先生カメラマンの腕前も年々上達していますよ(^^)/
ちなみに、2017年橋本病院でアニマルドックを受けられたわんちゃん、ねこちゃんは全部で458頭です 2017年も沢山の方にお受け頂き、ありがとうございました。
初めての方も毎年受けられている方も、ぜひ今年も受けにいらして下さいね(^^)
お待ちしております!!

🌼年末年始のご案内🌼2017/12/04

橋本病院は年末年始も、火曜日の休診日以外は休まず診療致しております。
1月1日(月)はアリオ橋本店が9時からOPENとなりますが、
コジマ橋本動物病院は通常通り、10時開院となります。(2日は火曜日のため病院は休診となります。)
1月1日(月)のみ、整理券の配布場所が9時半から病院入り口前になります。
お間違いのないようお願い致します。

 ”電話番号訂正” のお詫び2017/11/22

院内で配布しております、12月の獣医師スケジュールの橋本病院の電話番号に誤りがございました。

誤→042-775-6299
正→042-775-6922

ご迷惑をお掛け致しましたことを深くお詫び申し上げます。

プロハート(フィラリアの注射)☆11月から開始致します!!2017/10/22

橋本病院では今年は11月からフィラリアのお注射を開始します!!!!!

1回のお注射で12ヶ月分の予防効果があります。
毎月予防薬をあげるのが大変だと感じている飼い主様や、予防薬を飲ませるのが難しいワンちゃんにオススメです。

○○○○○○○○注射可能なワンちゃんは○○○○○○○○
☆1歳以上10歳未満の子
☆元気・食欲が良好で基礎疾患がない子
☆過去にワクチンアレルギー経歴がない子
☆コリー系統(ボーダーコリー・○○シープドッグ)でない子
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

✪注意事項✪
・混合ワクチンや狂犬病ワクチンと同時接種できません。
・来院時に強い興奮状態にあると接種できない場合があります。
・接種前にはフィラリアの検査が必要です。
・午前中または午後早めの時間帯に接種をおすすめいたします。

注射によるフィラリア予防にはメリット・デメリットがあります。
くわしくは病院スタッフまでお声かけください。

★肛門腺絞り★~おうちでできるお手入れ②~2016/06/13

今回は、ワンちゃんでは良く耳にする『肛門腺の絞りかた』についてご案内します!

《肛門腺って何?》
ワンちゃん・猫ちゃんのおしりには肛門膿という臭い分泌物がたまる臭腺があり、これを肛門腺といいます。
肛門の左右斜め下あたりにその分泌物が出る穴があります。
便と一緒に自然と肛門膿を排出できる子もいますが、飼主さんが絞ってあげないと出てこない子もいます。
大型犬よりも小型犬の方が自力で排出できない子が多いと言われています。

《絞らないとどうなるの?》
肛門腺は袋状になっていて、自然に出せない子は肛門膿がたまりすぎて袋が破裂してしまいます。
破裂してしまうと消毒のために病院へ何度も通わなくてはいけません。
その子によって違いがありますが、1ヶ月に1回くらいの頻度で絞ってあげましょう。
肛門膿がたまってくるとおしりを引きずって歩いたり、気にして頻繁になめることがあります。
そのようなサインが出たら肛門腺絞りをしてあげましょう!

《肛門腺の絞り方》
肛門を時計の中心に見立てると、肛門腺の穴は4時と8時の場所にあります。(肛門のななめ右下と、ななめ左下)
尻尾を軽く持ち上げてそのあたりを触ってみると、肛門膿が溜まっている子はぷっくりと膨らんでいることがあります。
(太ってる子や体格によって分からない場合もあります)
その部分を下から上へ持ち上げて搾り出すようにすると溜まった肛門膿がでてきます。
性状は茶色・黒・グレーなどでサラサラだったり粘液だったり、粘土のように固形で出てくることもあります。
絞るときに肛門膿が勢いよく飛び出ることがあります。
とても臭いのでティッシュペーパーをかぶせて絞るなどの飛び散らないための工夫が必要です。
シャンプー前にお風呂場で絞ればそのまま流せるのでおすすめです。
おしりや尻尾を触られると嫌がる子もいるので、無理をせずに行いましょう!

《おうちでできない時は》
やりかたは少しコツがあるのでおうちで絞るのが難しい場合は病院やトリミングで行いましょう。
病院スタッフがやり方を教えることもできますのでお声がけ下さいね。

猫ちゃんにも肛門腺はありますが、破裂してしまう子はまれなので自然排泄できる子が多いのかもしれません。
一度肛門腺が破裂してしまった子や、お尻をひきずったりする様子がある猫ちゃんは定期的に肛門腺絞りをしてあげましょう!

※抑えられないほど興奮している猫ちゃんは処置ができない場合がありますのでご了承ください。

★耳そうじ★~おうちでできるお手入れシリーズ①~2016/05/07

初めてワンちゃんやネコちゃんを飼う方や、いつもトリミングでお手入れを行っている方。
お家でお手入れをしてみたいけどやり方が分からないという方も多いかもしれません。

もしもお家でお手入れができれば、スキンシップの一環にもなり体をチェックすることでペットの変化にいち早く気付くことができるのでおすすめです。

ただし怒ってしまう子もいるので、無理に行うのはやめましょう。
嫌がらずできそうであればぜひチャレンジしてみてください。

お家でできるお手入れにはどんなことがあるのか、少しずつ方法などを紹介していきたいと思います。
今回は『お耳のケアについて』です。

おうちでワンちゃん・ネコちゃんのお耳掃除できていますか?
耳を触っても怒らない子はぜひお手入れにチャレンジしてみましょう!

★お耳が汚れやすいのはこんな子★
猫:アメリカンカール・スコティッシュフォールドなど耳の形状に特徴がある子
犬:ミニチュアダックスフンド・パグ・・などの垂耳の子

○耳掃除のやり方
 まずはお耳の中をチェックしてみましょう。
 ワンちゃんの中には耳の中の毛が伸びてしまう犬種があります。
 耳の中に毛がたくさん生えている状態ではお掃除もしにくく、むれて外耳炎などにもなりやすいです。
 まずは耳の中の毛を抜いてからお掃除しましょう!

 耳の中が汚れていたらペット用の耳洗浄液をお化粧用コットンなどに少し取り、指の届く範囲で優しくふき取ってあげましょう。

 奥の汚れが気になる時は洗浄液を直接耳に入れて、耳の根本をもみこむようにマッサージします。
 ワンちゃんやネコちゃんは耳の中に液体が入ると、それを出そうと頭をブルブルっと振ります。
 そのときに洗浄液と一緒に奥の汚れも出てくるので、ふき取ってあげましょう。
   ◆頭を振ると洗浄液がまわりに飛び散るので、お風呂場やお庭などで行うと汚れが比較的気にならないのでおすすめです。
   または洗浄液を入れた後にコットンでふたをしながらマッサージを行っても良いでしょう。

 おとなしい子には綿棒を使っても良いですが耳垢を奥に押し込めてしまったり、暴れたときに危ないので無理せずに様子を見ながら使用しましょう。

 ※乾いたコットンや綿棒でごしごし拭いてしまうと刺激になってしまい、炎症の原因になります。
 洗浄液でしめらせてから使うようにしましょう。

 
○頻度
 1~2週間に1度くらいの頻度で大丈夫ですが、個体差があるので汚れやすい子はこまめに、あまり汚れない子は数ヶ月に1回でも大丈夫です。
 その子に合った間隔でお手入れしてあげることが大切です。
 

お耳の構造や、個体差によっても耳の汚れ具合は異なります。
垂耳でも、全然お掃除していなくてもいつもきれいな子もいます。
まずはうちの子のお耳がどうなっているのかチェックしてあげましょう!

※普段から顔周りやおなか、手先などを触って慣らしておくと色々なお手入れのときなどに嫌がらずにさせてくれることが多いです。
仔犬や仔猫はスキンシップから始めてみましょう!
嫌がって不安なときは動物病院やトリミングで相談してみましょう!

≪狂犬病予防接種について≫2016/03/03

平成28年度分の狂犬病予防接種が3月2日より始まりました。

春より混雑が見込まれますので早めの接種がおすすめです。
同時にフィラリア症の検査・予防薬の早め購入をしておくと、改めて来院して頂く必要がなくなり、便利です。


平日は土日祝日と比べると空いていることが多いので、可能な方は平日にご来院いただくことをおすすめ致します。



★注意事項★

*混合ワクチンと同じで、アレルギーが起きる可能性があります。
*接種は午前中か午後早めがおすすめです。(コジマ橋本動物病院の午後の診療時間は15時からです)
*接種後は安静にしてよく様子を見てあげてください。(接種前もシャンプーや激しい運動は避けましょう)
*混合ワクチン・フィラリア予防接種と同時に接種はできません。



❀ご不明な点がありましたらコジマ橋本動物病院へご連絡下さい❀

✡冬のノミ・マダニ予防✡2016/03/02

✡冬のノミ・マダニ予防✡
ノミ・マダニ予防は暖かい時期だけやっていれば安心!と思っていませんか?
ノミ・マダニは気温13℃以上で活発に活動すると言われていますが、真冬でもいなくなるわけではありません。

特に注意が必要なのはこんなタイプ!
●お散歩中、草むらや茂みに入ってしまう子
●野良猫さんの多い地域をお散歩する子
●山など自然豊富な場所をお散歩する子

一度ノミがついてしまうと温かで快適なお部屋の中で繁殖を繰り返し、冬なのにおうちの中でノミが大繁殖してしまうケースがあります。
冬はノミ・マダニ予防をお休みしているワンちゃん・猫ちゃんはブラッシングなどのタイミングでノミやマダニの寄生がないかどうかチェックしてあげましょう!
毛を逆立てるように撫でた時に、黒い小さな粒が見えたら、それはノミの糞かもしれません。
もし黒い粒を見つけたら、濡れたティッシュの上に置いてみましょう。
もしもノミの糞であれば赤茶色っぽく溶けると思います。(ノミは吸血するので糞が血の色をしています)
ノミの糞を見つけたら、速やかにノミ駆除剤を使用しましょう。

また、マダニは皮膚が薄い部分・柔らかい部分に寄生することが多いようです。
普段あまり見ないような指と指の間、耳の後ろや付け根などもチェックしてみましょう。
茂みや山など、不安になる場所に行ったときは特に注意してあげましょう!

頻繁に草むらや茂みなどに接触する機会がある子は年間通してノミ・マダニ予防をすることが大切です。
冬に予防をお休みする子は、日々のチェックとともに暖かくなってきたら早めの予防スタートをおすすめします。

✡ワンちゃんの雪遊び✡2016/01/23

この冬初めての雪にはしゃいでいるワンちゃんが多いのではないでしょうか?

雪遊びの時、ワンちゃんのことで注意してほしいことがいくつかあります。
①寒すぎ注意!
お外で飼っているワンちゃんも、雪が積るほど寒い時はおうちに入れてあげて下さい。
雪が降っていなくても、外飼いのワンちゃんはまずは寒がっていないか、見てあげましょう!丸まって震えているようなら暖かい場所への移動がおすすめです。あまり寒がっていないようでも小屋を暖かくするなどの工夫をしてあげましょう。(子犬や高齢犬、体調不良のワンちゃんはおうちで過ごしましょう)
②しもやけに注意!
雪が大好きなワンちゃんも、長時間冷たい雪の上で遊んでいると肉球などにしもやけができてしまうことがあります。
靴下や靴を履いてくれるワンちゃんでしたらはかせてあげましょう。
お家に戻ってきたら暖かい(熱すぎない温度の)お湯でやさしく洗って、きちんと乾かしてあげましょう!
③はしゃぎすぎ注意!
珍しい雪に大興奮してしまうワンちゃんが(飼主さんも?)いると思います。
ノーリードで走り回らせたり、普段行かないような場所で遊ばせるのは危険です。
雪がつもって、道の境界線や段差等が分かりにくくなっていることがあります。
怪我をしないように十分注意しましょう!
④身体の冷えに注意!
ワンちゃん自身が興奮してしまって寒がっていなくても、長時間雪遊びをしてしまうと体が冷え切ってしまうこともあります。体が冷えたことによって風邪をひいてしまったり、おなかをこわしてしまうのはワンちゃんも人間も同じです。
寒い外から帰ったら、身体についた雪をしっかりとって、毛が濡れていたらしっかり乾かして、あたたかく過ごさせてあげましょう。

怪我や風邪などに注意して、雪遊びを楽しんで下さいね!

☆来年も!フィラリアの予防注射を始めます☆2015/12/28

今年の2~3月の間、期間限定でワンちゃんのフィラリア予防接種を行いました。
大変ご好評いただきましたので、来年は1~3月くらいの間に期間限定でフィラリア予防接種を行います。

1回の注射で12ヶ月分の予防効果があります。
毎月予防薬をあげるのが大変だと感じている飼い主様や、予防薬を飲ませるのが難しいワンちゃんにオススメです。

○○○○○○○○注射可能なワンちゃんは○○○○○○○○
☆1歳以上10歳未満の子
☆元気・食欲が良好で基礎疾患がない子
☆過去にワクチンアレルギー経歴がない子
☆コリー系統(ボーダーコリー・○○シープドッグ)でない子
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

✪注意事項✪
・混合ワクチンや狂犬病ワクチンと同時接種できません。
・来院時に強い興奮状態にあると接種できない場合があります。
・接種前にはフィラリアの検査が必要です。
・午前中または午後早めの時間帯に接種をおすすめいたします。

注射によるフィラリア予防にはメリット・デメリットがあります。
くわしくは病院スタッフまでお声かけください。

❀ワンちゃん・ネコちゃんの肥満度❀2015/11/20

「うちのペットが太っているのか、やせているのか・・よく分からない!」
という声を聞くことがあります。

標準体型を知ることでペットの肥満度を把握し、健康へとつなげましょう!

ボディコンディションスコア(BCS)とはワンちゃん・ネコちゃんの体型を5段階で評価できる指標です。
体重だけで太っているかどうかを判断することはできません。
3㎏のチワワでも太っている子とやせている子がいます。
ボディコンディションスコアでは脂肪の付き具合、体型、骨格を見て総合的に判断します。
おうちのペットの身体をよく見て、触って、チェックしてみましょう!

●ボディコンディションスコア 1●
=やせすぎ=
触ると簡単に肋骨や腰骨が分かる。はっきりと骨が浮き出ている。ウエストが非常に細い。脂肪が触っても分からない。

●ボディコンディションスコア 2●
=やせぎみ=
なでると骨格が分かる。肋骨が少し浮き出ている。上や横から見るとウエストが細い。

●ボディコンディションスコア 3●
=理想体型=
肋骨が薄い皮下脂肪で覆われていて、なでると骨の上に脂肪がついているのがわかる。上から見た腰のくびれはゆるやか。横から見たウエストがゆるやかに細くなっている。

●ボディコンディションスコア 4●
=太りぎみ=
厚い皮下脂肪で覆われ見た目では肋骨がわからない。上から見ると、かろうじてくびれがあり、横から見たウエストは引き締まっていない。

●ボディコンディションスコア 5●
=肥満=
非常に厚い皮下脂肪で覆われ、見た目でも触っても肋骨がわからない。上から見て腰のくびれがなく寸胴。横からは腹が張り出し垂れ下がっている。

もし分からない場合は病院で獣医師にチェックしてもらいましょう!
定期的に体重を測定して変化に気付くことは病気の早期発見にもつながります。
おなかを触ると怒る子もいるので、無理せず行ってくださいね★

☆診察までお預かりできます(混雑時)☆2015/10/30

土日や祝日はいつもお待たせしてしまい申し訳ございません。
混雑時はケージやキャリーバッグに入っているネコちゃん・ワンちゃんは、診察までの間お預かりが可能です。
順番が近づき次第電話でご連絡させて頂きます。
ご希望の方は受付へお声掛け下さい。
※来院状況などでお預かりができない場合もございますのでご了承下さい。

もしも災害が起こったら ~日頃からの心がけ~2015/10/14

災害に備えて準備しておくといいのはフードや薬などの『物』ばかりではありません。

≪基本的なしつけ≫
まずは、同行避難(ペットと一緒に避難する事)ができるようにキャリーバッグやケージに入ることに慣れさせておくと良いでしょう。

ワンちゃんは、『待て』『おすわり』『伏せ』『おいで』などの基本的なしつけを普段からして備えましょう。
もしも避難所で生活することになったら・・と考えると、無駄吠えをなくしたり、トイレトレーニング(シーツの上でトイレができる)もとても重要です。

猫ちゃんも、可能であれば色々な音を聞いたり飼主さん以外の人や他のペットとの接触に慣れておくと、いざという時に猫ちゃん自身のストレスが少なくてすむかもしれません。
ただし、無理に外に連れ出したりするのはかえって危ないのでやめましょう。


≪健康管理≫
・ワクチン接種
ワンちゃん・ネコちゃんは年に一度の混合ワクチンの予防接種を受けておきましょう。
ワンちゃんはそれに追加して年に一度狂犬病予防接種も受けましょう。

・ノミ予防
実際に避難所で、ノミ予防ができていないペットから人や他のペットにノミがうつってしまうという問題が起こったそうです。普段から寄生虫予防をすることはペット自身にとっても心地よく暮らす上で大切です。
ノミだけでなくフィラリア・内部寄生虫まできちんと予防・駆除することがおすすめです。

≪身元表示≫
もしもペットとはぐれてしまっても、身元が分かるものを身に着けていることでスムーズに再会できる可能性が高まります。
まず最初に出来ることは、日常的に首輪をつけておくことです。
ワンちゃんは首輪に鑑札と狂犬病予防注射済票も一緒につけましょう。
また、首輪に名前や住所を書いた『迷子札』をつけている子も最近多いですね!
マイクロチップを背中に埋め込んでいると、読み取る機械をわんちゃんにあてることで、保護されたときに飼主様の情報を読み込むことができます。
災害時だけでなく、普段から迷子対策をしておきましょう。

≪避難場所の確認≫
今住んでいる地域で指定されている避難場所はペットとの同行避難が可能なのか?
注意事項はどんなものがあるのか?
確認しておきましょう。
また、緊急時に預かってくれる人や場所を探しておくことも重要です。
近所や飼い主さん仲間だけでなく遠方の親戚などに相談しておくことも必要でしょう。
その時、かかりつけの病院の連絡先も伝えておきましょう。

災害はいつ起こるか分かりません。
出来る限りの準備をしておくことがペットを守ることにつながると思います。

もしも災害が起こったら ~ペットの為に準備できるもの~2015/10/03

災害が起こった時、ペットを守る準備はできていますか?
ペットのためにも日頃からの備えが必要です。

≪まずは人間の安全から≫
飼主さんが無事でないと大切なペットを守ることはできません。
まずは落ち着いて行動しましょう。
また、家族の間で非難する場所・避難経路・連絡先などを確認し合いましょう。

❉ペットのために準備しておくもの❉
・キャリーバッグ
・首輪&リード
・普段のフード・水
・トイレ用品(ペットシーツ・猫砂)
・常備薬

フードやシーツは数日分に分けて準備しておくとすぐに持ち出せて便利でしょう。
アレルギーの子や、療法食を食べている子は多めに用意しておくと安心です。

他にも、
・ペット用食器・・折り畳み式だとかさばらなくて便利です。
・新聞紙
・ワクチン証明書や病歴等が分かる記録・・一時的に預けることになった場合に渡しましょう。
・ペットと一緒に写った写真やマイクロチップナンバー・・迷子になってしまった時に役立ちます。
   また、ワンちゃんは『狂犬病予防法』で鑑札と注射済み票の装着が義務つけられています。ワンちゃんが迷子になり保護された時に鑑札が付いていれば飼主を特定することができます。
・便処理袋
・洗濯ネット(猫ちゃん用)・・いつもは穏やかな子でも、緊急時はおびえて暴れる場合があります。
などがあると便利です。
優先順位をつけて、優先度が高いものはすぐに持ち出せるように準備しておくと良いでしょう。

お薬や療法食はすぐに手に入れられなくなる可能性があります。
ずっと飲まなければならない心臓等の継続して使うお薬は、薬がなくなる少し前に余裕をもって受診サイクルを。
(万が一のときに薬を持っていけるように)

外で飼っているワンちゃんは、まず落下物の危険性がないかなどの飼育場所の安全が確保されているか確認してあげて下さい。
驚いて逃げだすことがないようにリードや囲いの定期的なチェックも必要です。

人間用の防災グッズも準備してない。。という方はまず、ご自身用から準備してくださいね!

次回は❉日頃からの心がけ❉についてです。

お薬を飲むのが苦手なワンちゃん・ネコちゃんに♪2015/08/23

お薬を飲むのが苦手なワンちゃん・ネコちゃんに朗報!
フレーバードゥとフレーバードゥソフトチューズが病院で取扱いをスタートしました★
フレーバードゥはペースト状になっていて、必要量をスプーンですくい取り、お薬をくるんで与えられる犬猫用補助食品です。チキンやカツオ等を使いワンちゃんやネコちゃんの好きな味になっています。
香りが強めでお薬に敏感な子も気付かず飲んでくれる子が多いようです。
フレーバードゥソフトチューズは、粒状で扱いやすいタイプです。
こちらはビーフ風味で、1粒をこねて薬をくるみます。
1粒からバラ売りできますので、気になる方は味見してからご検討いただけます!

★投薬補助商品を使わずにお薬を飲ませる場合★
①ドライフードを少量お湯でふやかして、お団子のようにし、中に薬を包み込み食べさせましょう。
②錠剤タイプの薬の場合はそのまま飲ませる方法もあります。錠剤を舌の奥に置いて口を閉じさせ、ペットの顔を上に向け、のどをさすります。舌をペロッと出したら飲み込んだ合図です。薬を飲ませた後はフードかお水を与えましょう。

①②のやり方でうまくいかない場合はフレーバードゥなどをご利用になると楽にお薬が飲ませられるかもしれません。
投薬でお困りの場合は、まず受付や獣医師へお気軽にご相談下さい♪

*混雑時を避けてフィラリア・ノミ予防&狂犬病予防接種をおすすめします*2015/03/09

最近寒い日と暖かい日の気温差が激しくなっておりますが、飼主様やペットの皆さん、体調を崩していないでしょうか?
特に子犬・子猫はまだまだ暖かく過ごさせてあげてくださいね。

4月になるとフィラリア予防、ノミ・マダニ予防、狂犬病予防接種で病院は大変混み合います。
特に土日は毎年お待たせしてしまい申し訳ございません。
3月の間にフィラリア検査を行い、フィラリアのお薬をまとめて購入することで春の長時間の待ち時間を回避することができます。
狂犬病予防接種も3月2日以降から平成27年度分となりますので4月前に接種可能です。

特に3月の平日は今のところ待ち時間が短い傾向にあります。
お早めのご来院をお勧めいたします。

ワンちゃんの新しいフィラリア予防☆ミ2015/01/10

ワンちゃんのフィラリア予防が年に1度の予防接種でできるようになりました!
1回の注射で12ヶ月分の予防効果があります。
毎月予防薬をあげるのが大変だと感じている飼い主様や、予防薬を飲ませるのが難しいワンちゃんにオススメです。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
  橋本病院では2月~3月の2か月間、期間限定の予約制です。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

ご希望の方は受付またはお電話でお問い合わせ下さい。

○○○○○○○○注射可能なワンちゃんは○○○○○○○○
☆1歳以上10歳未満の子
☆元気・食欲が良好で基礎疾患がない子
☆過去にワクチンアレルギー経歴がない子
☆コリー系統(ボーダーコリー・○○シープドッグ)でない子
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

✪注意事項✪
・混合ワクチンや狂犬病ワクチンと同時接種できません。
・来院時に強い興奮状態にあると接種できない場合があります。
・接種前にはフィラリアの検査が必要です。

注射によるフィラリア予防にはメリット・デメリットがあります。
くわしくは病院スタッフまでお声かけください。

≪季節の変わり目は・・・≫2014/09/24

最近すっかり秋めいてきましたね。
季節の変わり目はペットたちが体調を崩しやすいので注意が必要です。

○風邪に注意○
朝・晩がだいぶ涼しくなってきました。
急な温度変化によって風邪をひかないようにペットヒーターなどで暖かい場所を用意してあげましょう。
子犬・子猫や高齢の子は長引いたり悪化すると怖いので特に気を付けてあげましょう。

○軟便・下痢に注意○
お腹が冷えることで軟便や下痢になってしまう場合があります。
元気な成犬・成猫でも軟便が続くようなら診察がおすすめです。
便をお持ちいただくと糞便検査ができます。

寒さ対策でペットヒーターを使う時は、全面暖かくせずにペットが選べるようにしてあげましょう。

飼主のみなさまも体調崩さないように気を付けてくださいね❉

❀ペット保険にご加入の方へ❀2014/04/26

~・~ペット保険にご加入の方へ~・~

受付時に、診察券と同時に保険証券(または加入証)の提出をお願い致します。

保険証券がないと窓口精算がご利用頂けません。
(証券があっても窓口精算ができない場合があります。)

*コジマ動物病院では、【ペット&ファミリー、アニコム、アイペットの3つのペット保険が窓口精算可能です。

ご協力を宜しくお願い致します。

※消費税について※2014/03/29

この度の消費税法改正にともない、コジマ動物病院では4月1日より8%の消費税率を適用させていただくこととなりました。

ご不明な点がありましたらお問い合わせ下さい。
ご理解とご協力をお願い申し上げます。

※フィラリア検査をおすすめします※2014/03/07

フィラリア症の予防は蚊が出始めて1ヵ月後から、蚊がいなくなった1ヶ月後まで毎月の予防が必要となります。

今までは毎月の予防ができていればフィラリア検査をしなくても予防薬をお渡ししていましたが、今後は毎月の予防をきちんとしている子にもフィラリア検査をおすすめすることになりました。

毎月しっかり予防していたはずなのにフィラリア症に感染してしまったというワンちゃんの報告があったからです。

予防薬を投薬したはずなのに、錠剤タイプだとちゃんと飲めていなかったり、飲んだのに知らない間に吐いたり、スポットタイプだとちゃんと皮膚についてなかったり・・・
このような場合、予防が不十分ということになります。

きちんと予防ができていないことでフィラリアに感染してしまい、感染した状態で予防薬を使用すると重篤な副作用が出る可能性があります。

そこで当院では本年より、前年の予防を行っているワンちゃんにもフィラリア検査をおすすめすることになりました。

検査は血液を少しとって調べます。
その日のうちに分かる検査なのでそこまでお時間もかかりません。

フィラリア検査を行って、感染していないことを確認してから予防をスタートさせられれば安心ですね!

フィラリア症について分からないことがありましたら、獣医師または受付までお声かけ下さい。

✪デンタルケア・フォローキャンペーン✪2013/12/20

デンタルスターターキットをお試しいただいたワンちゃん・ネコちゃんにフォローキャンペーンDMを送らせて頂きました。

スターターキットを使ってみて、使い方が分からなかったり、効果が出ていないようでしたら病院までご相談下さい!

飼主さまのお悩みに獣医師が適切なグッズややり方をご案内させて頂きます☆
※診察料がかかります。
※ワンちゃん、ネコちゃんの性格によっては直接やり方をご案内することが難しい場合があります。ご了承下さい。


デンタルスターターキットをお試しして頂いてないワンちゃん、ネコちゃんでも口臭・歯石などが気になる飼い主様はお気軽にご相談くださいね✿

❉風邪に注意❉2013/10/23

最近、日によって気温の差が激しくなってきましたね。
飼い主の皆様、体調を崩していませんか?

急に寒くなって、病院にも風邪のワンちゃん・ネコちゃんが来院することが増えてきました。皆様のおうちのペットたちは大丈夫でしょうか?

特に高齢のペットや子犬・子猫は風邪をひきやすく、悪化もしやすいので注意が必要です。
ペットたちの風邪のサインを見逃さないようにしましょう!

≪風邪をひいたかも・・・のサイン≫
✪鼻水が出ている(鼻のまわりが濡れている)
✪くしゃみ、咳をする
✪食欲低下
✪熱っぽい
✪丸まって震えて寝ている

食欲の低下は風邪の症状としても出ることがあります。
また、症状がなくても丸まって寝ていたり、震えている時はペットが寒がっていることが分かります。

ペットが快適に過ごせるように、暖かい場所を用意してあげましょう✿
しかし居場所全てを暖めすぎてしまうと危険なので、ペットが居場所を選べるようにしてあげるのがベストです♪♪

風邪気味の時ははしゃぎすぎたりするだけで悪化してしまうことがあるので、暖かくして安静にしなければいけません。子犬や子猫は安静にすることも難しいですよね。

まずは風邪をひかせないように気を付けてあげましょう!
そして風邪かな?と思ったらお早目に病院へご相談ください♫

お出かけ後は体調CHECKしてあげましょう!2013/08/18

まだまだ暑い日が続いていますが、飼い主さんとペットのみなさん、夏バテしていませんか?

この時期に多いのが、お盆休み&夏休みにペットと一緒にお出かけして、いつもと違う環境でペットが体調を崩してしまうということ。。

はしゃぎすぎて疲れて食欲がなくなってしまったり、環境の変化でストレスを感じて下痢になってしまったり、はたまた山へキャンプに行ってマダニがついたり、ケガをしたり。。。

お休みが終わるとなかなか病院に連れてこれない飼い主さんもいらっしゃると思います。ペットの変化を感じたらお休みのうちに、お早目に病院に連れてきてあげてくださいね✿
またお出かけから帰ったら、ペットの食欲・元気や、全身をケガしてないか、虫がついてないかどうかなどをチェックしてあげましょう!

ペットの体調に気を付けながら、残り少ない夏を楽しんでくださいね♪

◆注意①◆夏バテのワンちゃん増えてます!2013/07/19

7月の初旬から暑い日が続いて、すでに夏バテ気味・・・
そんな飼い主様も多いかと思います。

『ワンちゃん・ネコちゃんにも夏バテってあるんですか?』
そんな質問を多くいただくようになってきました。

食欲がでない、元気がない・・
おうちのワンちゃん、ネコちゃんにそんな症状はないでしょうか?

体温調節が苦手なネコちゃんやワンちゃんにとって、夏の暑さは人間よりも辛いはず。。
新鮮なお水を好きなときに飲めるように、夏は特に気をつけてあげましょう!また暑い時期はエアコンで温度管理してあげましょう。

夏バテで多いのが食欲不振です。
特に体が小さい子や子犬・老犬、やせ気味の子は食欲不振から体調不良に陥ることがあるので、毎日の食欲をCHECKしてあげるといいですね。
そして少しでも食いつきがいいものを足すなどして食欲が出るように工夫してあげましょう♪

エアコンで温度管理する場合、ワンちゃんやネコちゃんに直接当たらないように気をつけてあげましょう。また、できればエアコンのついてる部屋とついてない部屋を自由に移動できるようにしてあげるといいでしょう。

夏バテよりも怖いのは熱中症です。
お昼などの暑い時間帯にお散歩に行ったりしてないですか?
エアコンのついてない部屋で日中お留守番などさせていませんか?
ペットの熱中症は生死に関わることもあり、飼い主様の十分な注意が必要です。

おうちのペットが夏バテ気味かも?と思ったらまずは環境がペットのすごしやすい状態か再確認して、心地いい環境を用意してあげましょう。
そして心配な症状がありましたら病院へご相談くださいね。

飼い主様も、ペットも夏バテには十分注意して楽しい夏をお過ごしください☆

♪歯ブラシにチャレンジしてみましょう♪2013/06/04

最近、歯ブラシで歯磨きすることにチャレンジされる飼い主様が増えてきています!
まだ乳歯の時点で始める方も多く、歯磨きの大切さがだんだんと浸透してきていることをうれしく思います。

今回は歯ブラシを使った歯磨きについてお話させていただきます。

いきなり歯ブラシから歯磨きをスタートする子もいれば、徐々に指やシートからステップアップする子、、、さまざまですが、歯ブラシでの歯磨きをおとなしくさせてくれる仔はとても少ないと思います。

大事なのは、
✿嫌がる前にやめる。
✿いきなり全体を磨かずに、毎日、少しずつ。
✿できたときは思い切りほめてあげましょう。(ご褒美を少しあげるのも〇)

それでもやっぱり難しい子は、おいしい味の歯磨きペーストを使ってみましょう。
歯磨きペーストはチキン味、リーフ味、モルト味があります。
味を気に入ってくれれば、歯磨きがよりやりやすくなりますね!

また、歯磨きペーストの成分によりさらに歯磨き効果がアップ☆ミ
殺菌作用が働いて口臭防止も期待できます。

歯ブラシと歯磨きペーストの組み合わせでしっかり歯磨きができたら、きれいな歯を保つことができますね✿
高齢になってもさわやかなお口でいられるように、飼い主さんとペットと、一緒に頑張ってください☆

※嫌がる子に無理やり歯磨きしようとすると思わぬケガをする恐れもありますので、その子に合ったオーラルケアをしてあげましょう。

✪デンタルケア 新商品のご案内✪その22013/05/21

◆LIONから発売されているペット用オーラルケア商品のご案内です◆

前回はオーラルスプレーについてご説明させて頂きました。
今回は、歯磨きに初挑戦する子や、歯ブラシだとなかなか難しい子にピッタリの『デンタルシート』についてご説明させて頂きます。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

お口を触らせてくれるようになってきたら、デンタルシートを使ってこすり磨きのスタートです☆ミ

飼い主様の指にデンタルシートを巻きつけて、ペットの歯を直接こすって磨きます。
はじめは触っても嫌がらない歯から優しく触るようにし、慣れて嫌がらなくなってきたら徐々に範囲を広げていきましょう✿
大切なのは長時間歯磨きを続けないこと。
ペットが嫌がる前にやめてあげることで、歯磨きを嫌いにならないように気を付けてあげましょう!
うまくできたら褒めてあげて、楽しく練習してくださいね♪

デンタルシートで歯の表面についた汚れを浮かせて擦り取ると、歯垢の蓄積を抑えたり、新しく歯石がつくことも防げます。
また、歯を清潔に保つことで歯肉の健康も維持します。

※残念ながら一度ついてしまった歯石はデンタルシートで取るのは難しいです。
歯石除去については獣医師または受付へご相談下さい。

デンタルシートができるようになれば次のステップは歯ブラシで歯磨きです!
歯ブラシによる歯磨きについては次回更新致します✿

✪デンタルケア 新商品のご案内✪2013/05/15

ご好評いただいていたデンタルケアスターターキットの半額キャンペーンは5月中で終了の予定です。
ご希望の方はお早目にお求めください✿

☆歯磨きを始めた方、これから始める方へ☆ミ
新商品として、LIONから出ているペット用デンタルケアグッズの販売をスタートしました!
・デンタルブラシ
・オーラルスプレー
・デンタルシート
・デンタルジェル
これらは単品でご購入いただけますので、ペットに合わせて必要なものを組み合わせてご利用いただけます。

今回はオーラルスプレーについてご説明いたします。

歯磨きが苦手なワンちゃん、猫ちゃんにおすすめです。
抗菌作用があり、口臭も抑えてくれる優れもの☆
1日1回2プッシュでお手入れ完了です!
初めのうちは清潔な手にスプレーしてなめさせて下さい。
慣れてきたらお口の中に直接スプレーして下さい。

歯周病菌の抑制にもなるので歯磨きができる子の仕上げにもおすすめです♪
気になる方は獣医師か受付までお声がけ下さい♪

☆ワンちゃんのしつけに困ったら・・☆2013/04/24

ワンちゃんのしつけで困った経験、ありますか?
みなさん1度はあるかもしれません。

コジマの店舗ではプロの専属インストラクターによるしつけ相談会を開催している店舗があります。
アリオ橋本店(ペットショップの方)でも開催しているので、詳細をご案内させていただきます☆

◆日程◆
第2・第4月曜日と、第2・第4土曜日

◆時間◆
12:00~21:00の間の1時間

◆料金◆
1000円

※完全予約制ですのでお電話にてご予約下さい※
◆電話番号◆
042-700-6922


※病院ではなく店舗での開催になります※

しつけに悩んだら、病院でももちろんご相談に乗りますが、しつけのプロのアドバイスを聞いてみるのがいいかもしれません♪
こういったサービスを上手に利用して、ワンちゃんとの楽しい生活を充実させてくださいね☆

☆ワンちゃんのデンタルケアキャンペーン☆2013/04/10

ただいまコジマの全病院にてデンタルケアスターターキットをキャンペーン価格で販売しております♪
5月までは通常価格の半額以下で販売中!

スケーリング(歯石除去)を受けたワンちゃんと、アニマルドックの基本コース以外を受けられたワンちゃんには無料でプレゼントさせていただきます★

キットの内容は、
●デンタルブラシ
●歯磨きペースト
●ベジタルチュウ(歯磨きガム)
●アクアデント(飲み水に入れるだけのデンタルケア)
  となっております。

まだ歯石がついていない子は早めのスタートが肝心!
もう歯石がついてしまっている子はこれ以上歯石がつかないように頑張りましょう!

たくさん歯石が付着して、口臭も気になる子は・・・
≪スケーリング(歯石除去)≫がおすすめです!
一度、歯石をきれいに取り除いてからデンタルケアを始めましょう☆

何から始めたらいいか分からない、うちの子にはどれがピッタリなの??
という方は、まずはお気軽にご相談下さい☆ミ

☆狂犬病予防接種について☆2013/03/25

だいぶ暖かくなって、桜も満開のところが増えてきましたね☆

春になると狂犬病予防接種のお知らせが地方自治体より届くと思います。
4~6月が狂犬病予防接種の時期となっているため、前年度に打った時期と関係なくお知らせが届きます。

ドッグランやトリミングで今年度分の証明書が必要な方は、前回の狂犬病予防接種から1年たっていなくても接種が可能です。

気になる方は獣医師にご相談くださいね♪

✿暖かくなったら、ノミ・マダニ本格予防!!✿2013/03/13

最近急に暖かな日が増えてきましたね✿

暖かくなるとノミやマダニの活動が活発になってきます。
まだ予防を始めていない飼い主さんは、ペットのノミ・マダニ予防をスタートさせましょう!

お外に出るワンちゃん・ネコちゃんはもちろん、お家の中から出ないワンちゃん・ネコちゃんにもノミ予防しておきましょう。
飼い主さんがノミを持ち帰ってきている可能性があります。

一度ノミがついてしまうとおうちの中で繁殖と寄生を繰り返し、ペットだけでなく人間にも被害が出てしまうことがあります。
室温は常にノミにとって丁度いい温度になっていることが多いので、真冬でも繁殖を繰り返します。
お家の中にノミを持ち込まないことが大切ですね。

お散歩に行くワンちゃんはノミ・マダニが一緒に予防・駆除できるお薬がおすすめです。
マダニは草むらや緑のある公園などにも潜んでいます。
最近は人間が刺されて大きな問題となっていますね。
しっかりと予防・駆除して人間へのリスクも減らしましょう。

外に出ないネコちゃんはマダニが寄生する可能性は少ないのでフィラリア・ノミが一緒に予防できるお薬がおすすめです。

ノミ・マダニ予防薬は液体タイプ、おやつタイプをご用意しております。
どのお薬を使ったらいいのか、何を予防したらいいのかなど分からない飼い主さんはお気軽にご相談くださいね♪

最近多い疾患✪その4✪骨折2013/03/11

最近、橋本病院では骨折のワンちゃんが多く来院されるようになってきました。

ワンちゃんもネコちゃんも、人と同じように色々なところを骨折してしまうことがあります。
ネコちゃんはワンちゃんに比べると件数は少ないですが、外に出ている子の交通事故や、ベランダからの落下事故による骨折があります。
しかしワンちゃんは交通事故などではなくおうちの中や飼い主さんの前で骨折してしまう例も多くみられます。特に子犬の場合そこまで大きな衝撃でなくても骨折してしまうことがあるので注意が必要です。


◆◆まず、骨折が多い犬種とは?◆◆
ポメラニアン、トイプードル、チワワ、イタリアングレーハウンド、ミニチュアピンシャーなど

体が小さくて骨が細い子は小さな衝撃でも折れてしまうことがあります。
特に子犬の場合はちょっとした段差から飛び降りて、着地を失敗して・・ということも。

◆◆骨折の原因で多いものは?◆◆
・交通事故
・高いところへ乗せていて、落ちてしまった
・抱っこしていたら飛び降りた
・足にまとわりついて踏んでしまった
・ドアにはさんでしまった

◆◆気を付けること◆◆
・ワンちゃんを高い場所に乗せない。(ネコちゃんはベランダに出さない)
・慣れない人が抱っこするときは飛び降りないように飼い主さんがついていてあげましょう。(できれば座った状態で抱っこが安心です)
・人の足にまとわりついてしまう子は、踏まないように気を付けたり、お散歩中は少し離れた場所を歩かせるようにしましょう。

また、交通事故を避けるためにはリードや首輪が外れてしまった時のしつけができているかどうかも大事なことですね。普段のしつけが事故を防ぐことにもつながるのです。

骨折してしまうと、手術が必要になる場合もあり、治療に数か月かかることも多いです。痛みだけでなく、シャンプーやお散歩ができないこともワンちゃんのストレスになってしまいます。


骨折しやすい種類のワンちゃんや子犬の頃だけでなく、いつでも骨折のリスクを回避できるように飼い主さんが気を付けてあげましょう✿

◆マダニに注意しましょう◆2013/02/23

最近、マダニに刺されたことで『重症熱性血小板減少症』に感染し4人の方が亡くなられ、大きな問題となっています。

マダニは日本全国で発生しており、山や草むら、茂みなどに潜んでいます。

ワンちゃんがお散歩中に茂みに入ったり、お庭に出す場合などはマダニの予防・駆除をしましょう!
指の間や耳などに寄生することが多いので、外から帰ったらマダニがついていないかCHECKしてみてください。

人への感染を予防するには、まず第一に茂みなどのマダニがいそうなところにむやみに入らないことだそうです。
あとは長袖、長ズボンでマダニから体を守ること。

マダニは犬や猫に病気を運んでくる怖い寄生虫ですが、人間も注意が必要ということが分かりました。
暖かい時期は特にしっかり予防して、ペットも人もマダニによるリスクを減らしていきましょう☆ミ

✵冬のペットたち・・・ 暖めすぎも注意です✵2013/01/23

雪も残り、寒い毎日が続いていますが、飼い主さんやペットたちはいかがお過ごしでしょうか?

この時期、ワンちゃんやネコちゃんのためにあったかグッズをそろえる飼い主さんも多いと思います。
仔犬・子猫はもちろん、高齢の子や、おとなでも寒さに弱い子はあったかグッズがあると安心ですね!
ペットヒーター(マットタイプ)や湯たんぽなどで暖がとれるようにしてあげるといいでしょう☆ミ

気をつけないといけないのが、お留守番中や夜寝ている間などの、目を離しているときの『暖めすぎ』です。
部屋全体が暖められるとペットが暑いと感じたときに逃げ場がなくなってしまいます。
暖房の入った暖かな部屋と涼しい部屋を自由に行き来できる環境であればペット自身で調節できますが、お留守番中はケージやサークルの中、という場合も多いかと思います。

暖房をつけたままお留守番させるのであれば、あまり高い温度で設定するのは危険です。
また、直接暖かい風がペットを直撃しないように気をつけてくださいね。

暖かなマットなどをサークルに入れる場合は、サークルの一部だけを暖めるようにして、ペットが寒いと思ったときだけ暖まれるようにしてあげましょう!湯たんぽを入れる場合はヤケドしないようにカバーをつけると安心です☆

うちの子は寒がってるのかしら・・・分からない!
そんなときは寝ているときの寝相でCHECK!
寒いときは、犬も猫も縮こまります。震えている場合はすぐに暖めてくださいね!
暖かいとき、または暑いときは体がだらーんと緩んでいることが多いです。
寒がりさんの飼い主さんに合わせた室温だと、ペットにとっては暑い・・・なんてことも。
特に短頭種のブルドッグやフレンチブルドッグ、パグなどはハァハァしてないか気をつけてくださいね。
仔犬・子猫は風邪を引きやすいので縮こまってないか、震えてないかぜひ見てあげてください☆ミ

また、人用のストーブやこたつはヤケドや酸欠、脱水症状を引き起こす恐れがあるので、飼い主さんがいないときは使用しないようにしましょう!
こたつはスイッチが入っていなくても閉じこもると危険です。

ひとも、ペットも、便利な暖房グッズを上手に使って寒い冬を乗り切りましょう!!

✱体脂肪率、測ったことありますか?✱2012/12/08

みなさん、おうちのワンちゃんの体脂肪率ってご存知ですか?

人間だけでなく、ワンちゃんも体脂肪率を気にする時代になってきました。
同じチワワさんで同じ3キロでも、太っている子とやせている子がいます。
体重だけでは肥満度は分からないのです。

アニマルドックを受けたワンちゃんはみんな体脂肪率を計測していますが、なかなか測る機会がない・・・という飼い主さんも多いのではないでしょうか?
診察時にご希望があれば体脂肪率を測ることができます。
数秒おとなしくするだけで測れて、痛みもありません♪

去勢、避妊手術したワンちゃんや体重が増えてきているワンちゃんには特におすすめです☆

体脂肪率以外での肥満度のチェックは、くびれがあるかどうか、骨格と肉付きなどからも判断できます。
なかなか自分では分からない・・という飼い主さんは病院で体格・体脂肪率、CHECKしてみましょう!

✩シャンプーのご案内✩2012/11/04

みなさん、おうちのワンちゃん・ネコちゃんにはペット専用のシャンプーをお使いですか?
たまに、人間用のシャンプーをお使いの飼い主さんもいらっしゃいますが、肌荒れや毛づやがわるくなったりする原因になることもありますので、ペット用シャンプーで洗ってあげてくださいね✩

今回は、ノルバサンシャンプーというワンちゃん・ネコちゃん専用の薬用シャンプーについてご案内させていただきます✿

◆どんなシャンプー??◆
✩皮膚と被毛の殺菌・消臭効果
   ニオイが気になる子におすすめ!
✩低刺激
   皮膚の弱い子や、仔犬・仔猫にもお使いいただけます。
✩トリートメント効果あり
   シャンプーするだけでふわふわのトリートメント効果♪

もちろん、健康な皮膚の子の日々のスキンケアとしてもおすすめです!
スタッフにも人気があるシャンプーですよ☆

※こんな症状があるときは、まずは診察を
 ◦皮膚が赤い
 ◦皮膚をとてもかゆがる
 ◦フケがたくさん出る
 ◦しっしんや、できものがある
 ◦皮膚がただれている

シャンプーもお薬のようにその子の症状に合わせて処方しております。
皮膚で気になることがあれば、まずは診察を受けてご相談ください☆☆

最近多い疾患✪その3✪誤飲2012/10/25

今回は季節とは関係ありませんが、最近増えている誤飲についてお話させていただきます✣

飼い主様の髪ゴム、ボタン、ストラップ、ペット用おもちゃ・・・
ペットの届くところに飲み込める大きさのものを置いていませんか?

好奇心旺盛なワンちゃん、ネコちゃんはものを口に入れたり、噛み付いたりして遊ぶことがあります。
そしてそのまま飲み込んでしまうと、場合によってはおなかを開く手術をして取り出さなければならないこともあります。

ワンちゃんはいろんなものを飲み込んでしまいます。
よくあるのはペットシーツや布製品・ボタンやおもちゃのかけらなどの小さなもの・人間の薬・お菓子の袋などに入っている乾燥剤などです。
ペットシーツや布は小さく裂かれた状態であればうんちと一緒に出てくることが多いのですが、たくさん食べてしまったり、大きな塊の状態で飲み込むとおなかの中でつまってしまうことがあり危険です。
また、人間の薬や焼き鳥の串のようなとがったもの、ひも状のものは危険性が高いのでペットが届く場所には置かないようにしましょう。
ネコちゃんも、ワンちゃんほどではありませんが異物を誤飲してしまうことがありますので同様に気をつけましょう。

では、どうやったら誤飲を防げるのでしょうか?
✱おうちの中にペットが口にしそうなものを放置しない
✱人が目を離すときは、ケージの中で過ごすようにする
✱お散歩中は落ちているものに近寄らせない
どちらも家族がみんなで気をつけてあげることが重要ですね!

また、なんでも口に入れてしまう子は、取り上げようとすると逆に取られまいとして飲み込んでしまうこともあります。
おもちゃを取り上げようとすると怒ってしまう子は要注意!
くわえているものを飼い主さんに渡してくれるようにしつけをしておくのが理想的ですね✿

飼い主さんが知らないうちに何かを飲んでしまったかも・・という場合もあります。
食べたものをすぐに吐いてしまう、吐きが続くなどの症状が出た場合、誤飲の可能性がありますのでできるだけ早く診察を受けるようにしましょう。

誤飲してしまったとき、すぐに来院できれば強制的に吐かせることができる場合が多いです。(飲み込んだものにもよりますが)
様子を見て夜に具合が悪くなったら大変です。できるだけ早く診察を受けるようにして下さい。

今一度、何か飲み込めるようなものがペットの届くところにないかどうか、まわりを見渡して見てくださいね。

最近多い疾患✪その2✪下痢2012/10/11

最近多い疾患シリーズ、第2弾は下痢についてです☆

近頃急に寒くなってきて、下痢のワンちゃんが増えてきました。

下痢の原因はさまざまで、寄生虫感染やアレルギーだけでなく、食餌を急に変えたり、冷たい水を飲みすぎたり、旅行やホテルなどいつもとちがう環境にストレスを感じて下痢になることもあります。
そして急な気温の変化で下痢することも多いようです。

正常なうんちの硬さはワンちゃんもネコちゃんも手でつかんでも形を保てるくらいの硬さです。
ネコちゃんはトイレ砂に水分が吸収されて分かりづらいことがあるので、うんちをチェックしたことのない飼い主さんは定期的にチェックしてあげると安心ですね☆形がしっかりしているか見てみましょう!

水下痢ではないけれど、ソフトクリームくらいの柔らかさのうんちが続くような場合、様子を見てしまう飼い主様も多いですが、一度糞便検査をしたほうがいいでしょう。水下痢までいかなくても寄生虫の可能性は大いにあるのです・・!

気温の変化で一時的に下痢をしている場合、お薬を飲んですぐよくなる子も多いので、おうちのワンちゃん・ネコちゃんのうんちがゆるくなったときは一度病院へご相談くださいね(^^)
受診する場合は、新鮮なうんちを少量お持ちください☆

最近多い疾患✪その1✪しっしん2012/10/01

最近多く見られる疾患をみなさんに知ってもらうことで、ぜひともペットの病気の予防・早期発見に役立てていただきたいと思います✱

まず、今回はしっしんについてお話させていただきます。

橋本病院では8~9月にかけてしっしんの診察で来院されるワンちゃんが増えています。
原因は夏の暑さによる蒸れが原因だったり、アレルギーだったり、細菌によるものだったり、シャンプーが合わなかったりと様々です。おしっこの付着によってかぶれたりすることも。。

フレンチブルドッグやパグなどのしわの多い犬種や、シーズーやマルチーズなどの皮膚がベタベタしやすい犬種は特にしっしんによる来院が多く見られるので、注意してみてあげましょう。
しっしんはわきや股の内側、指の間にでやすいので、たまにCHECKしてあげるといいですね☆
かゆみがあると舐めたりかいたりして余計悪化してしまいますので、かゆがっているときはすぐに皮膚をチェックして早めに診察を受けてくださいね。

しっしんが出ないように気をつけることは、まずは清潔を心がけることです。長い間シャンプーをしないでいると、ばい菌が繁殖してしっしんや皮膚病の原因になります。また、オシッコがおなかの毛などについたままなのもよくないですね。
シャンプーするときのお湯の温度と乾かすときのドライヤーの風の温度も重要で、あまり暑すぎるとかゆみや乾燥の原因になるので注意しましょう。

わきや股の内側の皮膚なんてじっくり見たことがないな~という飼い主さんは一度見てあげてくださいね♬

✿オシッコ検査でわかること✿2012/09/15

みなさん、ワンちゃんやネコちゃんのオシッコ検査をしたことはありますか?

アニマルドックを受けたワンちゃん・ネコちゃんの中で一番多く見つかる問題が、オシッコの問題です。

症状の有無にかかわらず、一番多いのが『ストラバイト結晶』です。
尿のpHがアルカリ性に傾くことによってできる結晶で、放っておくと大きな石(結石)になってしまうこともあります。
結石が尿道につまると、重篤な症状につながりかねません。

ストラバイト結晶に飼い主さんが気づくきっかけとしては、
・オシッコがキラキラしている
・オシッコに血が混じる
・オシッコのポーズを何度もとる、少ししかオシッコが出ない
などがあります。(血尿や膀胱炎の可能性もあります。)
しかし実際に健康診断を行っていると、このような症状がなくてもストラバイト結晶が見られる子が多いのが実情です。

症状がある子はもちろん、特に症状がみられなくても、検査をすることでオシッコの状態を把握しておきたいですね✿

食生活にも関係があるので、おやつをたくさん食べている子は特に検査をおすすめします。

オシッコの検査だけを行うこともできますので、気になる方は新鮮な尿を(液体の状態で)きれいな容器に入れて少量お持ちください。(2~3mlほど)
来院していただければ、受付でオシッコの容器のお渡しや取り方のご説明をさせていただきます✩

ストラバイト結晶以外にも、他の結晶が発見できたり、オシッコ検査をきっかけとして発見できる病気もあります。

毎日当たり前にしているオシッコで、さらに症状がないと、なかなか問題に気づいてあげられません。
病気の早期発見のためにも、一度オシッコ検査をしてみましょう!♥

✱スケーリング(歯石除去)について✱2012/09/05

今までは、いかに歯石の付着を予防するかについてお話してきましたが、もうすでに歯石がついてしまっている子もたくさんいると思います。

歯石は、一度ついてしまうとガムや歯磨きでもなかなかとるのが難しく、口臭や歯肉炎の原因となり、そのままにしておくと歯も歯茎もボロボロになってしまいます。。
ぐらぐらの歯や、歯肉炎になった歯茎ではごはんもおいしく食べることができません。そこまで症状が進んでしまうと、歯石を除去するだけでなく、ぐらぐらの歯を抜く必要も出てきます。

歯石がたくさんついてしまった子の歯をキレイにするには病院で全身麻酔をかけてのスケーリング(歯石除去)処置が必要になります。

コジマ動物病院では、血液検査とレントゲン検査を行って、健康状態に問題がないか確認してからスケーリングの処置を行っています。
歯がきれいになるだけでなく全身の健康状態をチェックすることもできるので、今後の健康維持にも役立ちますね☆

しかしスケーリング処置をして歯がキレイになっても、その後のケアを行わないとまた歯石がついてしまいます。今までオーラルケアをしたことがない飼い主さんも、スケーリング後はぜひお手入れを始めてみましょう!

歯がきれいになるということは、健康状態の向上につながります。
歯石がたくさんついてしまっている子や口臭が気になる子は一度獣医師にご相談ください✿✿

※飼い主様からのご意見※2012/08/17

本日ある飼い主様から、

『ホームページの獣医師スケジュールの文字が小さく、プリントアウトすると読みづらくなってしまう』

というご意見を頂きました。

ホームページの文字を大きく変換することが今の段階では難しいようなので、橋本病院では獣医師スケジュールを待合室でも準備させていただくことにしました。

大きな文字で見やすいスケジュール表をご用意致しますので、ご自由にお持ち帰りください☆ミ

この度は大変貴重なご意見を頂き、スタッフ一同感謝しております。
今後も飼い主様の意見を取り入れて、通いやすい病院にしていきたいと思いますので、今後もよろしくお願い致します。

また、何か気になる点などありましたらお気軽に受付までお申し付け下さい❀

☆オーラルケア☆~その③~2012/08/09

今回は、橋本病院で人気ナンバー3のアクアデントというオーラルケア製品についてご案内させていただきます☆彡

アクアデントとは、液体の飲むオーラルケア製品です。
歯ブラシもダメ、歯みがきガムもダメ・・でも口臭が気になる!
というワンちゃん、ネコちゃんにぴったりですね♪

使い方は簡単です。いつもの飲み水に混ぜて与えるだけ!
100倍に薄めて使うので1本(250ml)でも長持ちしますよ✩
継続して使うと効果的です。

お水は毎日取り替えてくださいね!

橋本病院ではアクアデントのお試しサイズも販売しております。
気になる方は、まずは小さいサイズで試してみてはいかがでしょうか✩

歯みがきやガムが苦手な子でも、オーラルケアを諦めることはありません。
将来の口臭予防のため、また今現在の口臭を抑えるためにアクアデントをぜひお試しください✿

☆オーラルケア☆~その②~2012/08/06

前回に引き続き、オーラルケアについてご案内させていただきます☆

前回、歯ブラシによる歯みがきをおすすめしましたが、今回は
『どうしても歯みがきさせてくれない子のオーラルケア』
についてご案内させて頂きます。

歯みがきで歯石がつかないようにしたい、口臭予防をしたい・・そう考えている飼い主さんはとても多いです。
でも、大人になってから急に歯みがきをさせてくれる子は珍しいかもしれません!

歯みがき習慣を始めるには、前回ご案内したように順序を踏んで徐々にすすめていく必要があります。
しかし、お口を触られるのがキライな子は、なかなか歯みがきは難しいですね。
嫌がることを無理にするとストレスになってしまったり、どんどん歯みがきがキライになってしまうかも。。。

歯みがきがどうしても難しい、そんなワンちゃんにお勧めなのが、

✰ベジタルチュウ!!(歯みがきガム)

ワンちゃんの好きな味で喜んで食べてくれます。
また独特の形状で、咬むことにより歯垢を除去してくれます。
おやつ替わりに与えるだけで、歯みがきできない子でもお手軽にデンタルケアが出来ます♫

原材料は植物由来で安心☆
人気の歯みがきペーストにも含まれている天然酵素で、抗菌・殺菌作用を示します。

当院ではSサイズ(小型犬用)15本入り
    Mサイズ(中型犬用)15本入り
    Sサイズは1本でバラ売りもしています。お試しをご希望の方にはこちらがおすすめです!
    Lサイズ(大型犬用)はお取り寄せになりますので、受付またはお電話でお申し付けください。

                   ※※※注意事項※※※
ワンちゃんによっては慌てて食べて丸飲みしてしまう子もいるので、空腹時には与えないようにしましょう。初めて与える時も、よく様子を見てあげてください。
Sサイズでも大きい場合は半分に切って与えてみてください。

歯ブラシで歯みがきができない子も、ガムで口腔環境を整えてあげることができます☆
歯みがきができなくてお悩みの飼い主さんは、ぜひ検討してみてくださいね♪

✩人気のオーラルケアをご紹介します✩2012/07/14

今橋本病院で人気のオーラルケアをご紹介します!

✩1位✩ 歯みがきペースト
✩2位✩ ベジタルチュウ
✩3位✩ アクアデント

堂々の第1位は、歯みがきペースト(チキン味)です!

仔犬から大人のワンちゃんまで、最近ではネコちゃんにも人気がでてきました。
ペットが大好きなチキン味で、喜んで歯みがきさせてくれる子も多いようです。
『うちの子はまだ歯がきれいだから必要ないかも・・』
そういった声をよく聞きますが、歯が汚くなってから歯みがきをスタートするよりも、小さい頃から歯みがきを習慣にしてしまうほうが飼い主さまもペットもストレスが少なくすみます。
まだ乳歯の頃から歯みがきをおすすめするのはこういった理由があるのです。

✦✦初めての歯みがき✦✦
①まずは口の周りを触ることに慣れさせましょう。
②次に少量の歯みがきペーストを舐めさせ、味に慣れさせましょう。
③指にペーストを少量つけて、指で歯をこすってみましょう。
④慣れたらペット用歯ブラシを使ってやさしくブラッシングしましょう。
前歯→奥歯→歯の裏→全体 と、徐々に磨く場所を増やしていきます。
⑤毎日歯磨きを続け、終わったら褒めてあげましょう!
✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ✦ ✦

※歯みがきに慣れるまでには時間がかかることが多いです。時間をかけて少しずつ、慣らすようにしてあげましょう。ペットが歯みがきを嫌がらないように、強く押さえつけたり、嫌がっても続けたりはしないようにしましょう。

※歯みがきペーストにはモルト味もあります。
※ネコちゃん専用でシーフード味もご用意できますが、お取り寄せになるため受付またはお電話にてご注文ください。

次回は『どうしても歯みがきができないワンちゃんのオーラルケア』
についてご案内します。

ペットの口臭予防・歯石予防のためにおいしく♥楽しく♪歯みがき習慣を続けましょう!

☆乗り物酔いするワンちゃんに朗報!☆2012/07/04

病院に連れて行くとき、家族で旅行に行くとき、ドッグランに連れて行くとき、、、
車酔いするワンちゃんだと、目的地に着くまでに嘔吐してしまったりしてかわいそうな時がありますよね。

そんなワンちゃんのために、乗り物酔いの嘔吐を予防するお薬が発売されました☆
眠くなったり、元気がなくなるような作用はないのでお出かけ先でも楽しく遊ばせてあげられます。

●●お薬以外の乗り物酔い対策●●
①まずは短時間のドライブで慣らしてあげましょう。
②ワンちゃんが快適に過ごせるように温度環境を整えてあげましょう。
③安全運転を心がけ、急ブレーキや急ハンドルは避けるようにしましょう。
④こまめに休憩を取って、水分補給やおしっこをさせてあげましょう。

夏のお出かけには熱中症対策もお忘れなく!車の中でのお留守番は危険なので避けましょう。
ワンちゃんと一緒のお出かけを楽しんでくださいね☆

✽熱中症に気をつけて✽2012/06/24

だんだん暑くなってきましたね!夏はすぐそこです。
気温が上がると注意しないといけないのが熱中症です。
ワンちゃんも人と同じように熱中症になります。
人間が大丈夫な気温でも、ワンちゃんにとっては辛いことも。
よく様子を観察してあげましょう。

《特に注意が必要なこと》
✣お散歩の時間帯
 日中のお散歩は熱中症にかかるリスクが非常に高いので避けるようにしてください。
 また、夏の日中のお散歩は肉球をやけどしてしまう危険性もあります。
 涼しい季節までは日中のお散歩はやめて、暑くなる前の朝か、夕方涼しくなってから行きましょう♬
 
✣短頭種(パグ・フレンチブルドッグ・ブルドッグなど)
 短頭種のワンちゃんは、ほかのワンちゃんよりも熱中症になりやすいので特に注意が必要です。

✣肥満気味のワンちゃん
 太っていると呼吸がしづらく、熱中症の危険も高まります。

✣車の中のお留守番・お部屋でのお留守番
 車の中や、空調の効いていないお部屋でのお留守番は熱中症の危険性がとても高いです。お部屋でのお留守番は、エアコンなどでの温度管理と、自由にお水が飲める環境を用意してあげてください。

《熱中症かな?と思ったら》
ワンちゃんがハァハァして息が荒くなってきたら涼しい場所でお水を飲ませてゆっくり休ませてあげましょう。濡れたタオルなどで体を冷やすことも大切です。
他にもこんな症状が出ることがあります。
・体温が上がる
・フラフラする、立てなくなる、倒れる
・よだれがたくさん出る
・吐く

熱中症は症状が重くなると命を落とすこともある恐ろしい病気です。
ペットを守れるのは飼い主さんだけです。温度管理に気をつけてあげましょう!

☆定期駆虫について☆2012/06/17

ワンちゃん・ネコちゃんの腸内に寄生する寄生虫は、感染しても目には見えません。
下痢などの症状が出ない場合もあるので、現在ペットのおなかの中に寄生虫がいても気づかないことも多いのです。

そこで、定期的に虫下しのお薬を投与しておなかの寄生虫を駆除することが大切になってきます。

《お散歩中に要注意!!》
定期駆虫をしていないワンちゃんのおしりのにおいをクンクン・・
ノラ猫さんのウンチをペロリ・・
ミミズやゴキブリをパクリ!
おなかの寄生虫が感染するリスクがお外にはたくさんあります!


また、過度なスキンシップや排泄物の処理時などに人に感染することも。
特に小さなお子さんがいるご家庭では注意が必要です。

当院では3ヶ月に1度の駆虫をおすすめしております。
ワンちゃん、ネコちゃん、そして飼い主様の健康のために定期駆虫を続けましょう!

☆フィラリア予防について☆2012/06/06

フィラリア症とは蚊が媒介し心臓に虫が寄生する恐ろしい病気ですが、きちんと予防すれば確実に防げる病気です。
予防時期は蚊が発生して1ヶ月後からスタートし、蚊がいなくなって1ヶ月後まで毎月1回のお薬の投与が必要です。当院付近ではだいたい4月~12月くらいまで予防していただいております。

予防薬には錠剤タイプのほかに牛肉フレーバーのおやつタイプをご用意しております。お薬を飲ませるのが大変な子にも喜んで食べてもらえるので大変好評です。

また、近年ネコちゃんへのフィラリア感染が報告されるようになりました。
ネコちゃんもフィラリア予防をしてあげましょう。

ノミの予防とフィラリア予防を同時に行えるスポットタイプのお薬もあります。こちらのお薬はネコちゃんやマダニ予防が必要ないワンちゃんにお勧めです。

その子に合った予防で、大切なワンちゃん、ネコちゃんを守ってあげましょう!

☆ノミ・マダニ予防☆2012/06/06

気温が13℃以上になると、ノミは活発に繁殖を繰り返します。
お外でお散歩する子はノミ予防をお勧めいたします。
草むらや茂みなど、マダニの寄生が考えられる場所へ行く子はマダニもしっかり予防しましょう。
その子に合った予防薬で、ワンちゃん・ネコちゃんが快適に過ごせるようにしてあげましょう!

☆アニマルドック(健康診断)のご案内☆2012/06/06

ワンちゃん、ネコちゃんは人間とちがって体調の変化を教えてくれません。

定期的に全身の健康状態をチェックすることで病気の早期発見・健康維持をこころがけてあげましょう。

アニマルドックには5つのコースがありますので、ペットの年齢や状態に合わせてお選び頂けます。
詳しくはアニマルドックのページをご覧ください。
ご不明な点などありましたらお気軽にご相談下さい。

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