💉予防のお話 ワクチン接種(予防接種)について💉
2025/01/06
- 病院(システム使用)
- コジマ八王子動物病院
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- ◎ワクチン接種(予防接種)とは
ワクチン接種(予防接種)は、病気に感染させないため、またはもし感染しても症状を軽減させるために行う注射のことです。
人と同じく、ワンちゃんやネコちゃんにも病気に対してワクチンを接種します。
ワクチン接種で予防するのは、特に感染力が強く死亡率の高い病気や、ワンちゃん・ネコちゃんだけでなく人や他の動物にも感染することがある病気など、危険度の高い病気です。
ワクチンは基本的に年に1回の接種が必要です。毎年接種しなければならないのは、免疫を維持するためです。接種の間隔が予定より長く空いてしまうと、免疫が徐々に低下してしまいます。
なお、混合ワクチンは初年度(0歳の年)については免疫を高めるために2~3回接種をします。
ワンちゃんは狂犬病ワクチンも毎年接種する必要があり、これについては法律で義務付けられています。なお狂犬病ワクチンは毎年春に自治体による集団接種が行われていますので、動物病院以外に集団接種を利用することも可能です(詳しくはお住いの自治体にご確認ください)。
なお体調や年齢など、状況によっては接種の見合わせを検討する場合もありますので、動物病院受診の際に獣医師にご相談ください。
ワクチン接種は病気に感染しないため、また他のペットに感染させないために行います。
トリミングやホテルを利用する際に接種が必要となる場合も多いです。
ペットを飼育する上での基本的なマナーのひとつなので、毎年の接種を忘れないようにしましょう!