ノミ・マダニ予防(マダニ編)

2013/04/03

病院(システム使用)
コジマ浦和動物病院
本文
桜が散り始めましたが、葉桜もなかなか見応えありますね★
さて今回は、マダニのお話をしていきます!
マダニは8本脚からなる節足動物で、クモやサソリに近い生き物です。
広い公園や河川敷の草むらにひっそりと潜んでいて、動物が通過する際に体温や二酸化炭素、振動などを感知して、すばやく乗り移ります。
そして1-2週間かけて吸血するのです。

愛犬の鼻や目、体に、”黒いイボ“がついていると来院した方はマダニが寄生していることが多いです。
ここで注意!マダニかも?と思っても無理やり取ろうとしてはダメ!!
マダニはギザギザの歯がついた顎を持ち、無理に引きちぎると口の部分が皮膚内に残り、化膿する危険性もあります!ぜひ病院までいらして下さい!

マダニは皮膚炎、貧血の他に様々な感染症の原因となります。
(バべシア症、ライム病、Q熱など)
さらに、今、ニュースで話題の「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)。
新しい人の感染症で、発症すると下痢や嘔吐などを繰り返し、死亡する恐れがある恐ろしい病気です。ぜひマダニも予防しましょう!

※マダニの予防時期:5-11月頃、1か月に1回のお薬です!
※予防薬はスポットタイプと飲み薬があります。

〇スポットタイプ・・・・・①マイフリーガード(ノミ・マダニ)
(背中に付けるタイプ) ②レボリューション(ノミ・フィラリア・耳ダニ)

〇飲み薬・・・・・・・・・コンフォティス錠(ノミ・マダニ)