ノミ・マダニ予防(ノミ編)

2013/03/31

病院(システム使用)
コジマ浦和動物病院
本文
もう桜も満開になり、とうとう春がやってきましたね☆
ただ暖かくなってくると、ノミ・マダニが活動しはじめます。
そこで今回は、ノミのうんちくを語っていきたいと思います!

“ノミ”は哺乳類などの体表にすみ、吸血して生活する寄生虫です。
暖かくなってくると(13度以上)活動をはじめます。
『ノミは高くとびはねるが、上手く着地できない』という話を聞いたことがありますか?ノミは発達した後脚を持ち、体長の60倍の高さ、100倍の距離の跳躍をする事ができます。ただ、着地は下手なようです(笑)

 ノミ取り櫛で被毛を梳いて発見するか、体表に赤黒いフケ状の小さな塊があればノミの糞かもしれません。塊を濡れたティッシュにおいて赤くにじんだらノミ糞です。(ノミが摂取した血液が排出されるため)

ノミはただ皮膚がかゆくなるだけでなく、ペットやヒトにも病原体を伝播してしまうことがあります(瓜実条虫、猫ひっかき病)
病院には効果的なノミの予防薬がありますので、ぜひノミ予防をはじめてあげてください!

※予防時期:5-11月頃、1か月に1回のお薬です!
※予防薬はスポットタイプと飲み薬があります。
   
次回はマダニについてとお薬について詳しく説明します!