最近多い疾患✪その4✪骨折

2013/03/11

病院(システム使用)
コジマ橋本動物病院
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最近、橋本病院では骨折のワンちゃんが多く来院されるようになってきました。

ワンちゃんもネコちゃんも、人と同じように色々なところを骨折してしまうことがあります。
ネコちゃんはワンちゃんに比べると件数は少ないですが、外に出ている子の交通事故や、ベランダからの落下事故による骨折があります。
しかしワンちゃんは交通事故などではなくおうちの中や飼い主さんの前で骨折してしまう例も多くみられます。特に子犬の場合そこまで大きな衝撃でなくても骨折してしまうことがあるので注意が必要です。


◆◆まず、骨折が多い犬種とは?◆◆
ポメラニアン、トイプードル、チワワ、イタリアングレーハウンド、ミニチュアピンシャーなど

体が小さくて骨が細い子は小さな衝撃でも折れてしまうことがあります。
特に子犬の場合はちょっとした段差から飛び降りて、着地を失敗して・・ということも。

◆◆骨折の原因で多いものは?◆◆
・交通事故
・高いところへ乗せていて、落ちてしまった
・抱っこしていたら飛び降りた
・足にまとわりついて踏んでしまった
・ドアにはさんでしまった

◆◆気を付けること◆◆
・ワンちゃんを高い場所に乗せない。(ネコちゃんはベランダに出さない)
・慣れない人が抱っこするときは飛び降りないように飼い主さんがついていてあげましょう。(できれば座った状態で抱っこが安心です)
・人の足にまとわりついてしまう子は、踏まないように気を付けたり、お散歩中は少し離れた場所を歩かせるようにしましょう。

また、交通事故を避けるためにはリードや首輪が外れてしまった時のしつけができているかどうかも大事なことですね。普段のしつけが事故を防ぐことにもつながるのです。

骨折してしまうと、手術が必要になる場合もあり、治療に数か月かかることも多いです。痛みだけでなく、シャンプーやお散歩ができないこともワンちゃんのストレスになってしまいます。


骨折しやすい種類のワンちゃんや子犬の頃だけでなく、いつでも骨折のリスクを回避できるように飼い主さんが気を付けてあげましょう✿