症例紹介<ミミヒゼンダニ症について>

2023/07/25

病院(システム使用)
コジマ亀戸動物病院
本文
今月から毎月一つ症例紹介を始めることになりました✨

今回紹介するのは、ミミヒゼンダニ症についてです。

犬🐶 4ヶ月齢 
右耳の痒みで来院されました。👂
右耳の赤みと耳垢を認めたので検査したところ、ミミヒゼンダニ虫体(図)が複数確認されました。
耳洗浄、駆虫薬(レボリューション)を塗布。
2週間後の再診時にはミミヒゼンダニの虫体は確認されず、症状も改善されました。


ミミヒゼンダニ症とは?

ミミヒゼンダニ症は外耳道および皮膚表面に生息するミミヒゼンダニの感染により生ずる、人にも感染する寄生虫です
特に子犬・子猫での発症が多く、耳を痒がり、コーヒーかす様の耳垢が多く認められる場合には注意が必要です。

ミミヒゼンダニは接触感染をする可能性が高く、免疫力の弱い子犬・子猫ちゃんで発症が多いので、このような症状がある場合は病院にご相談下さい!
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