肛門腺の絞り方
2021/02/01
- 病院(システム使用)
- コジマ橋本動物病院
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- 肛門腺とは、ワンちゃんの肛門の左右にある袋状の腺のことです。
この中にとてもニオイの強い分泌物が溜まる仕組みになっています。
これを定期的に絞らず分泌物が溜まりすぎてしまうと、そのままにしてしまうと化膿したり炎症を起こしたり、ひどい時は破裂してしまうこともあります。
時々、ワンちゃんが床にお尻をこすりつけながら前に進んだり、しきりにお尻を気にするような行動をしていませんか?
このような行動が見られたら、肛門腺が溜まっている可能性があります。
1ヶ月に1回くらいのペースで、肛門腺を絞ってあげましょう♪
(※便と一緒に排出が自分で出来る子(大型犬など)もいます。)
【肛門腺の絞りかた】
➀ワンちゃんを、しっかりと立たせて動かないようにします。
②左手で尾を持ち上げて右手(親指と人差し指)で肛門の少し下(時計でいうと4時と8時の位置)を掴み、
上に押し上げながら手前にひきます。(※利き手が左手の場合は、逆の手でもOKです。)
勢いよく飛び出すこともありますので、ティッシュなどを当てて絞ってみましょう! - 写真