✽熱中症に気をつけて✽

2012/06/24

病院(システム使用)
コジマ橋本動物病院
本文
だんだん暑くなってきましたね!夏はすぐそこです。
気温が上がると注意しないといけないのが熱中症です。
ワンちゃんも人と同じように熱中症になります。
人間が大丈夫な気温でも、ワンちゃんにとっては辛いことも。
よく様子を観察してあげましょう。

《特に注意が必要なこと》
✣お散歩の時間帯
 日中のお散歩は熱中症にかかるリスクが非常に高いので避けるようにしてください。
 また、夏の日中のお散歩は肉球をやけどしてしまう危険性もあります。
 涼しい季節までは日中のお散歩はやめて、暑くなる前の朝か、夕方涼しくなってから行きましょう♬
 
✣短頭種(パグ・フレンチブルドッグ・ブルドッグなど)
 短頭種のワンちゃんは、ほかのワンちゃんよりも熱中症になりやすいので特に注意が必要です。

✣肥満気味のワンちゃん
 太っていると呼吸がしづらく、熱中症の危険も高まります。

✣車の中のお留守番・お部屋でのお留守番
 車の中や、空調の効いていないお部屋でのお留守番は熱中症の危険性がとても高いです。お部屋でのお留守番は、エアコンなどでの温度管理と、自由にお水が飲める環境を用意してあげてください。

《熱中症かな?と思ったら》
ワンちゃんがハァハァして息が荒くなってきたら涼しい場所でお水を飲ませてゆっくり休ませてあげましょう。濡れたタオルなどで体を冷やすことも大切です。
他にもこんな症状が出ることがあります。
・体温が上がる
・フラフラする、立てなくなる、倒れる
・よだれがたくさん出る
・吐く

熱中症は症状が重くなると命を落とすこともある恐ろしい病気です。
ペットを守れるのは飼い主さんだけです。温度管理に気をつけてあげましょう!