フィラリア予防注射について。

2020/02/12

病院(システム使用)
コジマ橋本動物病院
本文
ワンちゃんのフィラリア予防は、月に1回の投薬タイプ(食べさせるタイプ・背中に垂らす液体タイプ)が主流となっていますが、1回の予防で、1年間フィラリア症を予防できる注射があります。

<メリット>
・予防薬の飲ませ忘れがなくなる。
・予防薬を飲むのが苦手な子への負担がなくなる。
・混んでいる春の時期を避けて注射をすれば、長く待つ必要がない。
・獣医師の注射による確実な予防が出来る。

<デメリット>
・注射が嫌いな子には、精神的負担が大きい。
・アナフィラキシーショックなどが、稀に起こる事もある。
・注射をした部位に、しこりが出来ることがある。 

コジマ動物病院では、11月~2月の期間限定となっております。
予約は不要ですが、予防注射は午前の診療時間での来院をおすすめしております。
万が一、アナフィラキシーショック起こしてしまった際、遅いお時間ですと当院での対応が出来なくなってしまうためです。(午後の診療時間は、18:45までとなります。)
午前中に来院されるのが難しく、フィラリアのお注射をご希望の方は当院へご相談ください。

このお注射は、「1歳以上10歳未満の健康なワンちゃん」「フィラリア検査が陰性である子」のみ受け付けております。
(※コリー系統の子(○○シープドッグ、○○コリーなど)には、副作用が出ることがあると言われておりますので、他の方法での予防をオススメしております。)

お注射を打つことは、ワンちゃんにとって体力を使うものになります。
ワクチンを打ってから2~3日は安静にお過ごしください。
フィラリアの予防ワクチンは、狂犬病のワクチンや混合ワクチンとの同時打ちはオススメしておりません。

上記の条件に当てはまらない状態でのお注射を希望の方はスタッフにご相談ください。
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