寒さ対策について②

2020/01/16

病院(システム使用)
コジマ橋本動物病院
本文
ネコちゃんはワンちゃんよりも、寒さが苦手です。
前回に引き続き、寒さ対策についてご説明いたします。

<寒さに強い猫種>
ダブルコートと呼ばれる子たちは長い被毛に守られているので、比較的寒さに強いと言われています。
・ペルシャ
・メインクーン
・ノルウェージャン・フォレスト・キャット   など。

<寒さに弱いとされる猫種>
ネコちゃんに関しては、祖先が砂漠地帯で生活をしていたため、ネコちゃんは全体的にワンちゃんよりも寒さに弱い動物だと言われています。
特に毛のない猫種(スフィンクスなど)は寒さにとても弱い傾向にあるようです。

<寒がっているときの合図>
・身体を丸めている
・毛布、クッションなどに潜り、出てこない。
・怒ったり、驚いてるわけでもないのに毛を逆立てて身体を膨らませている
・自ら暖かいところへ行く。(飼い主様のそばなど)
・窓や扉の近くに寄り付かなくなる
・よく食べているのに水を飲まない

上記の行動が見られたら、もしかしたら寒いと感じているかもしれません。
お部屋の温度管理を見直してみましょう!

<猫にとっての快適温度>
ネコちゃんにとって、冬の快適温度は20℃~25℃といわれています。

<対策>
対策に関しては、ワンちゃんと同様になります。
(※前回の寒さ対策についてのお話しに記載してありますので、ご覧ください。)
ヒートマットや毛布など、寒さ対策グッズを使用すると良いでしょう。

「猫には、こたつ」というイメージされる方が多いかもしれませんが、人間が暖をとっているこたつの温度はネコちゃんには熱すぎることもあります。
低温やけどや、酸欠、脱水症状を起こさないように注意深く見ておかなければなりません!
潜りっぱなしになっているようであれば、ネコちゃんが出たいときに出られるよう、逃げ道のルートを作ってあげてくださいね。

寒さ対策をしっかりとして、ペットと共に、寒い季節を乗り切りましょう♪