誤飲に注意しましょう。
2019/09/18
- 病院(システム使用)
- コジマ本牧動物病院
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- 当院では様々な症状のわんちゃん・ねこちゃんがご来院されますが、
その中でも意外と多いご来院理由が異物誤飲
(食べてはいけないものを飲み込んでしまった)です。
今回は、実際にあったものを例に挙げつつ、誤飲についてのお話を致します。
✔糸・紐状の物
特に猫ちゃんは細長い紐状のもので遊ぶことが好きな子が多いです。
紐の長さなどにもよりますが、飲み込んでしまうと死に至る恐れもあります。
✔画鋲・釘・焼き鳥のくし・つまようじ等尖ったもの
これらの尖ったものは誤食してしまうと胃や腸を傷つける恐れがあります。
この他にもわんちゃん・ねこちゃん用のおもちゃやトウモロコシの芯・
靴下や女性用の生理用品などの他にゴミ箱を漁ってしまったり、
特にヒトの身の回りにあるものを食べてしまうことが多いようです。
鞄の取っ手や首輪などの革製品など思わぬものを食べてしまう事もあるので注意しましょう。
✪実際に誤飲してしまったらどうすれば良いの?
以下の事柄に注意してなるべく早く動物病院へお越しください。
✔いつ・どんなものを・どれくらい(大きさ)飲み込んでしまったか、
分かる範囲で覚えておくかメモしておいてください。
✔飲み込んだものの破片や飲み込んでしまったものと同じものがあれば持参して下さい。
一度誤食をした子は繰り返すことが多いので、
小さなものでも物によっては危険なことがあります。
異物誤飲を防ぐためには以下の事柄に気を付けると良いでしょう。
✔台所やお風呂場など誤食が起こりやすそうな場所には入れないように対策を施す
✔床などわんちゃん・ねこちゃんの届くところにはなるべく物を置かないようにする
器用なねこちゃん・わんちゃんは
棚の扉を開けていたずらしてしまう事もあるので注意しましょう。