ブラッシングって必要なの?
2019/06/24
- 病院(システム使用)
- コジマ本牧動物病院
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- ブラッシングの目的の一つは毛並みを整えることですが、他にも皮膚の血行促進や皮膚・被毛の異常の早期発見、抜け毛の量の軽減などの効果が得られます。
ブラッシングをする事でわんちゃん・ねこちゃんとのスキンシップをはかることが出来るうえに、体を触られることに慣れさせることもできます。
また、ブラッシングを怠ってしまうと耳の裏や四肢の脇、普段洋服を着ている子は洋服で覆われている箇所など、毛がこすれる箇所に毛玉が出来やすくなります。
毛玉が出来たまま時間が経つと、皮膚に張り付くようにして硬く大きくなってしまいます。
その状態でハサミやバリカンなどで毛玉を取ろうとすると誤って皮膚も切ってしまうことがありますので注意が必要です。
(※毛玉が大きくなりすぎてしまって取ることが難しい場合は、動物病院やトリミングサロンなどにご相談ください。)
また、毛玉がある状態のまま放置してしまうと毛玉の下の皮膚が蒸れて皮膚病の原因となったり、毛玉に皮膚が常に引っ張られる状態となる事でわんちゃん・ねこちゃんが不快感を覚えたり、動きが鈍くなってしまうこともあります。
毛玉の除去には多少の痛みや不快感が伴うことがある為、ブラッシングに対して嫌な印象を覚えてしまう事もあります。
こまめにブラッシングをして、毛玉が出来ないように予防することが大切です。 - 写真