外耳炎のおはなし

2019/06/21

病院(システム使用)
コジマ本牧動物病院
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梅雨の時期になりましたね。
これからの時期、お耳の診察でいらっしゃる方が増えてきます。
今回は、外耳炎に関して特集致します。

☆外耳炎って何?
わんちゃんの場合は外耳道が長く曲がっていて、犬種によっては耳の中にも毛が生えていることがあります。
それに加えて湿度の高いムシムシとした気候だと
より外耳道炎にかかりやすくなると言われています。

☆こんな症状があったら注意しましょう
✔最近耳が臭う。
✔耳が汚い(黒や茶褐色の耳垢がついている)
✔耳の中が赤い
✔頭を振る・頭(耳)を掻くなど、耳を気にする素振りを見せる
✔顔を傾けている
✔最近、耳を触られるのを嫌がる(痛がる)

☆外耳道炎にかかりやすい犬種
ゴールデンレトリバー・ミニチュアダックスフンド・
アメリカンコッカースパニエル・シーズー・ビーグルなどの耳が垂れた犬種や、
トイプードル・ミニチュアシュナウザーなどの
耳毛が生えている犬種は、外耳道炎になりやすいと言われています。

ねこちゃんでは、アメリカンカールやスコティッシュフォールドです。

お耳が汚れやすい子は、ご自宅で定期的にお手入れしても良いでしょう。
ご自宅でお耳のお手入れをする際は、指が届く範囲で良いので
耳洗浄液か水道水で濡らしたコットンでふき取りましょう。
※お耳の治療中の場合は、獣医師の指示に従ってください。
(お耳のお手入れの仕方の詳細は、2018年6月更新分の記事をご参考下さい。)
ご自宅で定期的に手入れすることでお耳の状態のチェックも出来ますので、
病気の早期発見にもつながります。

何か異常や不安な点がありましたら動物病院にご相談ください。
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