歯磨きをしてみよう!
2017/10/21
- 病院(システム使用)
- コジマ本牧動物病院
- 本文
- お口を触られることに慣れてきたら、
歯磨きに挑戦してみましょう。
ステップ1・ガーゼからチャレンジ!
まずは、ガーゼやデンタルシートで歯を磨いてみましょう。
手前の歯を、少しでも磨かせてくれたら褒めてご褒美をあげます。
毎日少しずつ奥の歯に向かって磨いていきます。
ステップ2・歯ブラシで触れてみよう!
ガーゼでお口の中を磨かせてくれるようになったら、
歯ブラシでチャレンジ!
まずは歯ブラシを前の方の歯に一瞬あて、出来たら褒めてあげましょう。
この時ペット用の歯みがきペーストなどを使うと、酵素の力で菌を減らし、歯垢の形成を妨げ、口臭を予防する効果も期待できます。
味はわんちゃんの好きな「チキン味」・ねこちゃんの好きな「シーフード味」・アレルギーの子用に「モルト(麦)味」・香りのさわやかな「バニラミント味」の4種類からお選びいただけます。
おいしい味のする歯みがきペーストを使うことで、
歯みがきに対して嫌な印象をもちにくく、歯磨き効果もUPするのでオススメです♪
ステップ3・時間を延ばしてみよう!
歯ブラシへの抵抗がなくなったら、徐々に時間を延ばし歯ブラシを動かして歯磨きをします。
磨きやすい手前の歯から始めて、徐々に奥の方の歯まで磨きましょう。
一度に全部行わず、毎日少しずつ行うようにしましょう。
ステップ4・チャレンジ☆口を少し開けて、歯の裏側(内側)を磨いてみよう!
長時間口を開けるのは嫌がられ、歯磨きを嫌いになってしまう恐れがあるので、
一回につき一本を短時間で行い、無理に磨かないようにしましょう。
歯磨きに焦りは禁物です!
最初に嫌な思いをすると、わんちゃんもねこちゃんも歯磨きが嫌いになってしまいます。
毎日少しずつステップアップするように心がけましょう。
また、人とは違い、歯みがき後のご褒美もOKです☆
ごはんの前に歯みがき習慣をつけることができれば、
「歯みがきをするとごはんをもらえる!」と覚えて、
喜んで歯磨きをさせてくれるようになってくれるかもしれません♪
歯石がついてしまうと、歯周病や口臭の原因にもなり、
硬い歯石になると、除去するには全身麻酔が必要となります。
全身麻酔の歯石除去が必要になる前に、歯磨きで予防しましょう♪