💊お薬の与え方💊

2017/04/20

病院(システム使用)
コジマ本牧動物病院
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体調を崩した際、フィラリア予防や駆虫のお薬などが出た際…。
わんちゃん、猫ちゃんにお薬を与える場面が多々あります。
与え方が分からない、なかなか飲んでくれない等でお悩みの方々へ、
今回はお薬の与え方をご紹介いたします。

主なお薬の与え方
●ごはんに混ぜて与える
ドライフードであれば少量をお湯でふやかして包んでごはんの前にお薬を与えてください。
嗜好性の高い缶詰を使うのもよいでしょう。
錠剤やカプセルの場合はお薬をご飯に包んで与えてください。
粉薬の場合はごはんにお薬を混ぜ、お団子状にして与えると良いでしょう。
この時、ごはん1回分全量にお薬を混ぜてしまいますと、残してしまった時にお薬も残ってしまいますので、お薬を包む分だけ少量分けて与えるようにしましょう。
錠剤を与える際は、食欲旺盛な子はお薬を包んで隠さなくても食べてくれる子もいます。

●おやつで包んで与える
ご飯に混ぜても食べない場合は、
より嗜好性の高い犬用チーズ等のおやつに混ぜて与えてみるのもよいでしょう。
※病気の治療中などで、おやつを与えないよう指導されている方は、
病院スタッフにお問い合わせください。

当院では、便利な投薬補助商品を販売しております。

【グリニーズピルポケット(犬用・猫用)】
チキンフレーバーの嗜好性の高いおやつで、柔らかい素材でできており、中心に穴が開いておりますので、簡単にお薬を包むことができます。
1個から販売しております。

【フレーバードゥ(犬・猫兼用)】
カツオフレーバーのペースト状のお薬補助食品です。
ペースト状なので必要量だけすくい取ってお薬を包んで与えることができます。
粉薬を混ぜるのにも便利です。
1個50g入りです。

詳細は病院スタッフにお問い合わせください。

●お口に直接入れる
最もシンプルな方法ですが、お薬の味がごまかせないので、
嫌がってしまうこともあります。
錠剤の場合は、お口にお薬を入れ(舌の真ん中より少し奥に入れるようにしてください)飲み込んでくれるまでしばらくお口を閉じさせていてください。
お口から手をはなした後で、ペロンと口周りを舐めたら、飲んでくれた証です。

※ねこちゃんはお薬が喉に引っかかってしまうことがありますので、
お薬を与えた後必ずご飯かお水を与えてください。

※お口に触られるのが苦手な子など嫌がる場合は、無理をせず他の方法を実践してみましょう!

お薬を与えた後、お薬だけ器用に吐き出してしまう事もありますので、お薬を与えた後は少しの間様子を見ていてあげて下さい。

いかがでしたでしょうか。おうちのわんちゃん、ねこちゃんに合う方法で無理なくお薬を飲んでくれるといいですね!

☆お薬の与え方について分からないことは、お気軽にお問い合わせください☆
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