★耳そうじ★~おうちでできるお手入れシリーズ①~

2016/05/07

病院(システム使用)
コジマ橋本動物病院
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初めてワンちゃんやネコちゃんを飼う方や、いつもトリミングでお手入れを行っている方。
お家でお手入れをしてみたいけどやり方が分からないという方も多いかもしれません。

もしもお家でお手入れができれば、スキンシップの一環にもなり体をチェックすることでペットの変化にいち早く気付くことができるのでおすすめです。

ただし怒ってしまう子もいるので、無理に行うのはやめましょう。
嫌がらずできそうであればぜひチャレンジしてみてください。

お家でできるお手入れにはどんなことがあるのか、少しずつ方法などを紹介していきたいと思います。
今回は『お耳のケアについて』です。

おうちでワンちゃん・ネコちゃんのお耳掃除できていますか?
耳を触っても怒らない子はぜひお手入れにチャレンジしてみましょう!

★お耳が汚れやすいのはこんな子★
猫:アメリカンカール・スコティッシュフォールドなど耳の形状に特徴がある子
犬:ミニチュアダックスフンド・パグ・・などの垂耳の子

○耳掃除のやり方
 まずはお耳の中をチェックしてみましょう。
 ワンちゃんの中には耳の中の毛が伸びてしまう犬種があります。
 耳の中に毛がたくさん生えている状態ではお掃除もしにくく、むれて外耳炎などにもなりやすいです。
 まずは耳の中の毛を抜いてからお掃除しましょう!

 耳の中が汚れていたらペット用の耳洗浄液をお化粧用コットンなどに少し取り、指の届く範囲で優しくふき取ってあげましょう。

 奥の汚れが気になる時は洗浄液を直接耳に入れて、耳の根本をもみこむようにマッサージします。
 ワンちゃんやネコちゃんは耳の中に液体が入ると、それを出そうと頭をブルブルっと振ります。
 そのときに洗浄液と一緒に奥の汚れも出てくるので、ふき取ってあげましょう。
   ◆頭を振ると洗浄液がまわりに飛び散るので、お風呂場やお庭などで行うと汚れが比較的気にならないのでおすすめです。
   または洗浄液を入れた後にコットンでふたをしながらマッサージを行っても良いでしょう。

 おとなしい子には綿棒を使っても良いですが耳垢を奥に押し込めてしまったり、暴れたときに危ないので無理せずに様子を見ながら使用しましょう。

 ※乾いたコットンや綿棒でごしごし拭いてしまうと刺激になってしまい、炎症の原因になります。
 洗浄液でしめらせてから使うようにしましょう。

 
○頻度
 1~2週間に1度くらいの頻度で大丈夫ですが、個体差があるので汚れやすい子はこまめに、あまり汚れない子は数ヶ月に1回でも大丈夫です。
 その子に合った間隔でお手入れしてあげることが大切です。
 

お耳の構造や、個体差によっても耳の汚れ具合は異なります。
垂耳でも、全然お掃除していなくてもいつもきれいな子もいます。
まずはうちの子のお耳がどうなっているのかチェックしてあげましょう!

※普段から顔周りやおなか、手先などを触って慣らしておくと色々なお手入れのときなどに嫌がらずにさせてくれることが多いです。
仔犬や仔猫はスキンシップから始めてみましょう!
嫌がって不安なときは動物病院やトリミングで相談してみましょう!