✡冬のノミ・マダニ予防✡

2016/03/02

病院(システム使用)
コジマ橋本動物病院
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✡冬のノミ・マダニ予防✡
ノミ・マダニ予防は暖かい時期だけやっていれば安心!と思っていませんか?
ノミ・マダニは気温13℃以上で活発に活動すると言われていますが、真冬でもいなくなるわけではありません。

特に注意が必要なのはこんなタイプ!
●お散歩中、草むらや茂みに入ってしまう子
●野良猫さんの多い地域をお散歩する子
●山など自然豊富な場所をお散歩する子

一度ノミがついてしまうと温かで快適なお部屋の中で繁殖を繰り返し、冬なのにおうちの中でノミが大繁殖してしまうケースがあります。
冬はノミ・マダニ予防をお休みしているワンちゃん・猫ちゃんはブラッシングなどのタイミングでノミやマダニの寄生がないかどうかチェックしてあげましょう!
毛を逆立てるように撫でた時に、黒い小さな粒が見えたら、それはノミの糞かもしれません。
もし黒い粒を見つけたら、濡れたティッシュの上に置いてみましょう。
もしもノミの糞であれば赤茶色っぽく溶けると思います。(ノミは吸血するので糞が血の色をしています)
ノミの糞を見つけたら、速やかにノミ駆除剤を使用しましょう。

また、マダニは皮膚が薄い部分・柔らかい部分に寄生することが多いようです。
普段あまり見ないような指と指の間、耳の後ろや付け根などもチェックしてみましょう。
茂みや山など、不安になる場所に行ったときは特に注意してあげましょう!

頻繁に草むらや茂みなどに接触する機会がある子は年間通してノミ・マダニ予防をすることが大切です。
冬に予防をお休みする子は、日々のチェックとともに暖かくなってきたら早めの予防スタートをおすすめします。