もしも災害が起こったら ~ペットの為に準備できるもの~

2015/10/03

病院(システム使用)
コジマ橋本動物病院
本文
災害が起こった時、ペットを守る準備はできていますか?
ペットのためにも日頃からの備えが必要です。

≪まずは人間の安全から≫
飼主さんが無事でないと大切なペットを守ることはできません。
まずは落ち着いて行動しましょう。
また、家族の間で非難する場所・避難経路・連絡先などを確認し合いましょう。

❉ペットのために準備しておくもの❉
・キャリーバッグ
・首輪&リード
・普段のフード・水
・トイレ用品(ペットシーツ・猫砂)
・常備薬

フードやシーツは数日分に分けて準備しておくとすぐに持ち出せて便利でしょう。
アレルギーの子や、療法食を食べている子は多めに用意しておくと安心です。

他にも、
・ペット用食器・・折り畳み式だとかさばらなくて便利です。
・新聞紙
・ワクチン証明書や病歴等が分かる記録・・一時的に預けることになった場合に渡しましょう。
・ペットと一緒に写った写真やマイクロチップナンバー・・迷子になってしまった時に役立ちます。
   また、ワンちゃんは『狂犬病予防法』で鑑札と注射済み票の装着が義務つけられています。ワンちゃんが迷子になり保護された時に鑑札が付いていれば飼主を特定することができます。
・便処理袋
・洗濯ネット(猫ちゃん用)・・いつもは穏やかな子でも、緊急時はおびえて暴れる場合があります。
などがあると便利です。
優先順位をつけて、優先度が高いものはすぐに持ち出せるように準備しておくと良いでしょう。

お薬や療法食はすぐに手に入れられなくなる可能性があります。
ずっと飲まなければならない心臓等の継続して使うお薬は、薬がなくなる少し前に余裕をもって受診サイクルを。
(万が一のときに薬を持っていけるように)

外で飼っているワンちゃんは、まず落下物の危険性がないかなどの飼育場所の安全が確保されているか確認してあげて下さい。
驚いて逃げだすことがないようにリードや囲いの定期的なチェックも必要です。

人間用の防災グッズも準備してない。。という方はまず、ご自身用から準備してくださいね!

次回は❉日頃からの心がけ❉についてです。