ワンちゃん・ネコちゃんが食べてはいけないものについて
2014/09/21
- 病院(システム使用)
- コジマ足立動物病院 1/25~足立予防医療センター
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- 夏の暑さも少しずつ和らぎ、気候も秋らしくなってきました!
季節の変わり目は体調を崩しやすい子が多いので温度管理に気をつけましょう!!
今回は、『ワンちゃん・ネコちゃんが食べてはいけないもの』についていくつかご紹介します!私たちの身近な食べ物のなかには、ワンちゃん・ネコちゃんにとっては危険な食べ物があります。
《《危険度:髙》》
●ネギ類
ネギ類に含まれている成分は赤血球を破壊してしまい、その結果、貧血や血尿などを引き起こします。量によっては、死に至ることもあります。
ネギの成分は、加熱調理などをしても毒性は消えません。なので、私たちが普段食べているハンバーグなどの玉ねぎが入っている料理はワンちゃん・ネコちゃんにとって大変危険な食べ物なのです。うっかり食卓から落としてしまって、食べることがないように注意しましょう!
●チョコレート・カカオ成分を含んだもの
チョコレート・カカオに含まれているテオブロミンは、下痢・嘔吐や痙攣などの神経症状を引き起こします。特にチョコレートは、大量に食べてしまうと中毒を引き起こし、死に至ることもあります。ワンちゃん・ネコちゃんが届く所にチョコレートのお菓子などを置かないように注意しましょう。
●鳥の骨
鳥の骨は、縦に裂けてしまうので、のどや内臓に刺さる恐れがあるので大変危険です!
《《危険度:低 ※食べすぎ注意!》》
●イカ・エビなどの甲殻類
生の貝類や甲殻類を大量に摂取すると、食欲不振や嘔吐、症状が進行すると痙攣やふらつきなどの神経症状を引き起こすことがあります。大量に食べなければ大丈夫という説もありますが、イカ・タコなどは消化に悪いためあまり食べないほうがいいでしょう。
● 牛乳
牛乳に含まれている乳糖を分解するための酵素をワンちゃん・ネコちゃんはもっていません。なので、下痢をしてしまう子が中にはいます。(全く平気な子もいます!)
ワンちゃん・ネコちゃんには犬猫専用のミルクをあげるようにしましょう。
このほかにもワンちゃんネコちゃんにとって危険なものはたくさんあります!
異物を食べてしまった場合は、すぐに病院に受診しましょう!
私たちが普段何気なく口にしている食べ物がワンちゃん・ネコちゃんにとっては危険な食べ物になることがあるということを忘れないようにしましょう!