コジマ動物病院からのお知らせ63
狂犬病予防の重要性について
狂犬病はワンちゃん（ネコちゃん）が感染すると非常に危険な感染症であり、感染するとほぼ100％死亡するといわれています。今回はそんな狂犬病についてお話いたします。
狂犬病とは
厚生省の発表によると日本国内では1956年以降人の狂犬病の発生はなく、ワンちゃんや他の動物についても1957年を最後に海外帰国者の感染例は除き発生はないと報告されています。
しかし、世界的にはまだまだ狂犬病の発生が見られるため、現在も日本では狂犬病予防接種が、ワンちゃんに対して義務付けられています。
※ネコちゃんは日本においては義務付けられていません
また感染症の流行を阻止するには、集団内の70％以上に免疫を持つことが必要とされていますが、現在日本での狂犬病予防接種率は50％程度ともいわれており、集団免疫の目的を果たしてないと危惧されています。
日本で狂犬病が流行しないためにワンちゃんの飼い主様は必ず一年に一回、狂犬病予防接種を行いましょう
なお、狂犬病予防接種はコジマ動物病院だけでなく、店内予防医療診療所においても受付けております。
ご不明点がありましたらコジマ動物病院に一度ご相談ください。
