ミニチュア・シュナウザー

Miniature Schnauzer
02
第2グループ
 
ピンシャー、シュナウザー、モロシアン・タイプ&スイスキャトルドッグ(番犬)
ドイツ
30~35cm
25~30cm
30~35cm
4~8kg
4~8kg
24323_ext_16_0.jpg

ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

スタンダード・シュナウザー」「ジャイアント・シュナウザー」「ミニチュア・シュナウザー」の3種類の中でも、「スタンダード・シュナウザー」はドイツ原産のとても古い歴史をもつ犬種です。ミニチュアとジャイアントは最も正統といわれているスタンダードから作出されました。3種類は非常に似ていますが、それぞれ古くからまったく違った用途で人々の生活を助けてきました。ミニチュア・シュナウザーは牧場や馬小屋の番犬やネズミ捕りのために活躍し、今では愛玩犬として親しまれています。

「シュナウザー」とはドイツ語で「口髭」という意味をもち、この立派な口髭はネズミからの攻撃を防御するために発達しました。全体的に四角ばっており、小ぶりながらも力強く、たくましいカラダつきをしています。外敵からかまれる可能性がある耳と尾は短くする場合もあります。ミニチュア・シュナウザーの密生したダブルコートはザラザラとしており、上毛はワイヤー状、下毛は短くやわらかい被毛をしており、四肢やカラダの下方の毛は長くふさふさしています。

毛色
お手入れ

ソルト&ペッパーとブラック、ブラック&シルバー、ブラック&タン、ホワイト、ブラックなどの種類があります。

下毛は密集し、上毛は硬い毛質のため、毛玉ができないよう、ブラッシング・コーミングを毎日行う必要があり、コートの長い部分は特に念入りに行います。被毛のケアや皮膚病防止のため月に一度のシャンプーは大切です。また、口髭は汚れやすいため、こまめに拭いて清潔に保ちましょう。

性格
運動

遊び好きで、好奇心旺盛です。親しみやすく、人の子どもとも相性がよいため、小さい子どものいる家庭でも育てやすく人間社会に溶け込みやすい明るい性格をしています。ただ、ネズミ捕りや番犬の役割もこなしていたため、個体によっては警戒心が強く初対面の相手には、吠えてしまうこともあるため、幼少期から社会性を身につけさせることが大切です。また、ミニチュア・シュナウザーは、学習能力が高いので飲み込みが早く、利口であり、勇敢さと愛らしさを併せもった愛玩犬といえます。

ミニチュア・シュナウザーは小型犬ではありますが運動量の多い犬種なので、朝夕毎⽇30分~1時間の散歩が必須となります。週に1回程リードをつけて走らせたり、広い場所で自由運動をさせたりするなど、充分な運動でエネルギーやストレスを発散させることが大切です。