ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア

West Highland White Terrier
02
第3グループ
 
テリア(小獣猟犬)
イギリス
約28cm
25~30cm
約25cm
9kg以下
8kg以下
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ペットショップのコジマ
簡単な歴史・解説
特徴

ウエスティーの愛称で親しまれているウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアは、ケアーンスコッティなどの、スコットランドのテリア種と同じファミリーの子孫にあたる。これらの犬種はかつてひとつのタイプのバリエーションに過ぎなかったが、繁殖が盛んに行われるにつれて、多くのタイプに分かれていった。一時はケアーン・テリアが産んだ仔犬の中に、ホワイトの毛色をしたものがいれば除外されたことがあった。しかし近代ではホワイトの犬たちも、ウエスティーの中に取り入れられていた時期もあった。アメリカで公認されたのは1908年のことだが、1960年代から著しくポピュラーになり、今日では全てのテリア種の中で、最もファンの多い犬のひとつに数えられている。さらに、小型の獣を狩る能力にたけているウエスティーは、テリア種の中では一番に腕前を誇っている。

コンパクトなボディに、短くて広い頭がついている。テリア種は四肢の短い犬種だが、スコティッシュやダンディ・ディンモントの四肢と比較すると、ウエスティーのそれはさほど短くはない。小さくてとがった耳は力強く直立している。中くらいの大きさの眼は、色が濃く鋭い光を放ち、活発にまわりのものに関心を示す。尾は直立し、断尾しない。粗いダブルコートで、長さは約5cm。コートの量は頭と顔に多く、頸と肩は短い。鼻はブラックである。

毛色
お手入れ

ピュアホワイト

グルーミングは週2~3回、トリミングは規則正しい間隔で入念で行う。ショート・ドッグには、プラッキングとストリッピングを必ず行わなければならないが、ペットタイプは飼い主が望むならハサミでクリッピングやトリミングする程度でよい。尾の裏のコートのトリミングは、衛生上の面から絶対必要である。入浴は最低月に1度はさせる。

性格
運動

あらゆるスコットランド原産のテリアの中で、最も明るく楽天的で社交性に富んでいる。どんな環境においてもくつろぐことを知っている。ほかのペットとは仲良しになれないが、素晴らしい家庭犬。屋外では油断をせず、観察力も鋭敏でよく吠えるので、番犬としても最適。

できるだけ長い時間、リードをつけて散歩させたり、安全な場所でのランニング・フェッチで遊ばせる。リードを放す場合は監視をし、庭には逃亡防止の対策を講じておく必要がある。さらに注意すべきことは、頭ごしにリードを引っ張ると、犬を失意の状態にさせ、いつまでも吠え続ける結果を招くことになる。