【重要】ご存じですか?ワンちゃんの熱中症

2024/04/18


暑い季節に多く発生する熱中症。
熱中症と季節の関係を調査したところ、5月初旬から発生し、夏本番の7月・8月にピークを迎えます!
熱中症は、若く元気で健康なペットであっても、場合によっては死亡してしまう病気です。
予防管理に十分配慮し病気にならないように気をつけましょう。
以下、熱中症について注意すべき点を記載いたしましたので、ぜひ参考にしてください。

●熱中症ってどんな病気?
熱中症とは、直射日光に当たって起こる日射病と、
温度の高い場所に長時間いることによって起こる熱射病の総称です。
《!》場合によっては命に危険が及ぶこともある、こわい病気です。

●どうして熱中症になるの?
ワンちゃんは、私たち人間と違って熱中症になりやすいのです。

・ワンちゃんは毛皮を着ています
・ほとんど汗をかけません
・平均体温が高い
・地面との距離が近い

●こんな状況は要注意!
•夏期の温度が高い時間の散歩(晴れでも曇りでも)
•エアコンや換気のない高温の室内、車内など。
•夕方、外気温が下がっても温まったアスファルトの熱。
(犬は人よりも地面に近いため、とくに足の短い犬は起こりやすい)
•パグ・ブルドッグ・シーズー・ペキニーズなど鼻の短い種類や太っている犬。
(呼吸がしにくく、換気が悪い形であるため)
•呼吸器の病気・心臓の病気をもっている犬猫は熱中症になりやすい。
•不慣れな場所(車内、一時預かり場所、野外)などでは
必要以上に興奮して体温が上昇するため、短時間であっても発症することがある。

●こんなサインが出たら要注意!
□よだれがいつもより多い
□呼吸が浅く、速くなる
□ふらつく、ぐったりする
□呼びかけに対する反応がいつもより鈍い
□熱が出る(39度以上)
□呼びかけに反応しない
□下痢や嘔吐、痙攣
上記に当てはまったらすぐに動物病院へ
コジマ動物病院一覧へ

●熱中症を予防するための注意点
□ペットが肥満と感じている
□心臓や呼吸器、腎臓の病気などがある
□飲み水がなくなっている時がある
□空調をかけずにお留守番をさせていることがある
□日中、お散歩や運動で出かけることがある
□頻繁にワンちゃんと車でおでかけする

上記に当てはまる項目がある場合は特に注意が必要です!
今すぐ予防管理を心掛けましょう。