東日本大震災 支援活動のご報告

■10/5・・・ペットコテージ建設(ビッグパレットふくしま) 投稿日時:2011/10/05(水) 16:47

EJ-Pertの取り組み(ビッグパレットふくしま):ペットコテージ建設
東日本大震災被災者の方々のためのペット飼育支援施設
『ペットコテージ』の建設(ビッグパレットふくしま北口仮設住宅内)

ペットコテージ建設

一般社団法人 東日本PET緊急救援チームは、この度避難所より仮設住宅に移られた 被災者の方々がペットと安心して暮らせるようペット専用住宅『ペットコテージ』を建設し、 去る10/5(水)に寄贈式が行われ、一般社団法人 東日本PET緊急救援チームより自治体への施設の引渡しをいたしました。
さまざまな支援活動の中から、ペットとペットオーナーのために、いつも身近で一緒に暮らせる環境を造って差し上げることが最良のご支援になると考え、 関連企業40社の協力からなる一般社団法人 東日本PET緊急救援チームはが設立、 会員企業各社の出資協力と人的協力により今回の事業が実現いたしました。 > 会員一覧へ

双葉郡川内村 村長よりの御礼状.pdf

富岡町 町長より御礼状をいただきました。

施設の概要
≪仮設住宅動物飼育施設≫
 所在地:福島県郡山市安積町日出山字北千保 ビッグパレットふくしま 北口仮設住宅敷地内 北側
 敷地面積:約122㎡ / 延床面積:約58㎡ / 構造:プレハブ平屋建2棟
 収容頭数:30頭(中・大型犬用)
 設備:各室個室/空調完備/ベッド/水道/床排水/手洗いシンク/共有倉庫
 管理管轄:福島県双葉郡富岡町/福島県双葉郡川内村
 ※清掃や衛生管理等の日常管理は、利用ペットオーナーによる自主管理となります。


ペットコテージ建設

震災後半年以上が経過し、被災者の方々の仮設住宅での生活が始まる中で、ペットに関する問題は依然として課題が残っています。
仮設住宅ではペットと一緒に入居できるケースもありますが、中・大型犬については飼育スペースや衛星管理上の問題から、 実質的に同居することが困難な事例が多く発生しています。
入居するためには今まで一緒に暮らしてきたペットを遠方に預けたり、里親に出さなければならないケースもありました。 これまで家族同様に生活してきたペットと離れ離れになることは、ペットオーナーやペットにとっても非常に大きい精神的苦痛でありました。
仮設住宅に隣接してペット専用の飼育施設を設置することで、仮設住宅で家族とペットが安心して暮らすことのできる『ペットコテージ』は、 被災ペットの離別問題の解決策として期待できます。

寄贈式の様子
寄贈式の様子