ローズヘアータランチュラ

クモ目 オオツチグモ科
チリ、アルゼンチン、ボリビア
約6cm レッグスパン:約10cm
約6cm レッグスパン:約10cm
オス:約2年 メス:約10年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

昆虫(コオロギなど)

毒性をもつクモで、頭部の赤みを帯びた非常に美しい色彩が特徴。地上性(バードイーター)のため、地面に糸をシートのようにして巣をつくる。タランチュラの中では、ペットとして最も数多く流通しており、“チリアン・コモン”“チリアン・フレーム”“チリアン・ローズ”などとも呼ばれている。ノーマル以外にも、赤味の強い“レッドモルフ”と呼ばれる個体もいる。乾燥を好み、初心者でも、手間が少なくゆっくり飼育できる。オスは寿命が短いため、飼育対象となるのはほとんどメスである。 食が細く、個体によって長期間食事を取らなくなる場合があるようだが、それは野生下での生活リズムと考えられる。

食事(野生下)
アドバイス

昆虫、節足生物など

毒性は低いが、脱走などの危険性がないよう、飼育者は責任をもって管理しよう。

なれやすさ★★★★★
飼育のしやすさ★★★★★

比較的おとなしい種類だが、観賞動物である。毒性は低いが取り扱いには注意し、エサはピンセットなどで与えるようにしよう。

タランチュラの中では飼育入門種である。比較的乾燥を好むため、定期的に霧吹きをする程度の保湿をし、飲み水を常備する。飼育ケースには、脱走を防ぐように、しっかりフタができるプラケースなどが使いやすい。寒さに弱いため、パネルヒーターで、飼育ケースの底面の半分~2/3程度を温めるなどして保温する。(必ず熱の逃げ場をつくっておくこと)

おすすめ度★★★★★

頭部がバラ色をしている、非常に美しいタランチュラ。低価格な上、丈夫であるため、ペットとしての人気が高い。初心者の方にはうってつけの種類である。毒性は低いといっても、扱いには十分注意すること。