ライオンラビット

ウサギ目 ウサギ科 アナウサギ属(家畜化家ウサギ)
ベルギー
25~30cm
25~30cm
2~3kg (ドワーフタイプ:1~1.3kg)
2~3kg (ドワーフタイプ:1~1.3kg)
5~10年
25037_ext_25_0.jpg

ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:ウサギ専用フード・牧草 副食:野菜(小松菜・ニンジン・キャベツなど)・果物(リンゴなど)

“ライオンヘッドラビット”とも呼ばれ、短めの耳と顔のまわりにあるたてがみのような飾り毛が特徴的なウサギ。そのたてがみ以外の被毛に関しては比較的短毛である。小型のアンゴラ種やジャージーウィリーなどの長毛種を交配して生まれた品種とされ、ベルギーが改良地と考えられている。体重1~1.3kgの小型種は“ドワーフライオン”、耳の垂れたタイプを“ライオンロップ”などとして販売されることもある。いずれにせよライオンラビットは新しい品種で、血統がやや不安定なこともあり、体重・毛並みなどの個体差が大きいようだ。そのため、たてがみの長さやボリュームに個性がみられる。

なれやすさ★★★★★
飼育のしやすさ★★★★☆

比較的おとなしく、人なれする性格の子が多い、とても愛らしいペット。名前を呼んでからごはんやおやつを与えることを繰り返すと、呼ぶと来るようになるなど、発達した聴覚や嗅覚を使って飼い主さんのにおいや声を覚える。なついてくると頭をなでると喜んだり、催促したりする姿も見られる。

アダルトサイズは丈夫で飼育しやすいといえるが、ベビーの飼育は、暑さ寒さに弱くデリケートなので多少難易度が高いといえる。とくに冬場はペットヒーターなどで十分保温する(ベビーの適温約24~26℃が目安)。飼育はじめは、触り過ぎたり長時間遊ばせたりすると、急激な体力消耗やストレスで体調を崩しやすい。よって過度な運動やスキンシップは避け、成長とともに徐々に段階を踏んで接すること。

おすすめ度★★★★★

フワフワのたてがみが特徴で、性格もおとなしいことから大変人気のある種類。大きさはドワーフタイプのものなら1~1.3kg程度と小さく、飼育もしやすい。また、通常のタイプに関しても比較的小型の場合が多い。また、個体差によって毛の長さやカラーリングに違いが出ることも魅力のひとつ。