ブルーボタンインコ

オウム目 インコ科 ボタンインコ属
アフリカ北部地方
アフリカ・タンザニア中央部周辺
14~15cm
14~15cm
45~50g
45~50g
約10年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:中型インコ専用混合フード 副食:野菜(小松菜・チンゲン菜・ブロッコリー・ニンジンなど)・果物(リンゴなど)

この鳥には色変わりが多く、ルリコシボタンインコをはじめ、ヤマブキボタンインコ、キエリクロボタンインコ、シロボタンインコなどが有名である。その中でもブルーボタンインコは、一般的に改良された色変わりとは違い、1927年に野生で発見されたことが記録されている。頭部から顔全体にかけて黒く、首後ろから胸部分は白、翼・尾羽は美しいブルーをしている。 ボタンインコはコザクラインコとよく似ているが、体が若干小さく、目のまわりに白い縁取りがあるのが特徴。性格はコザクラインコよりやや神経質で臆病な個体が多いようだ。ペアが非常に仲よくすることから“ラブバード”とも呼ばれ、セキセイインコ同様、昔から人気のある中型インコである。同性であっても気が合えばとても仲よくするが、ペア以外の個体とは争いが多く、同じケージで1~2羽以上の雑居は難しい。また、見た目で性別を判断することが難しい。

食事(野生下)
アドバイス

木の実・イネ科の実・果物・野菜・昆虫など

同じケージでの雑居飼育はケンカが多いので難しく、1羽もしくは気の合ったペアとの飼育が望ましい。

なれやすさ★★★★☆
飼育のしやすさ★★★★☆

コロコロと転がって飼い主の気を引くなど、活発で遊び好きな性格。自由奔放タイプなので、飼い主以外には警戒して人見知りする場合もある。ヒナでも最初は臆病な性格の個体がいるが、比較的人なつっこくよくなれる。 見た目も美しく、性別問わず気の合ったペアで飼育すると、成鳥からでも非常に仲よくするので、観賞鳥としても魅力がある。一般的におしゃべりはしないと認識されているが、いくつか言葉や音を真似たりする個体もいるようだ。

丈夫で環境にもすぐ適応できる。ヒナからの飼育も比較的難しくない。もともとアフリカにすんでいたことから、若干寒さに弱いようである。とくにヒナの時期は保温を十分にする必要があり、ペットヒーターなどで気温27℃前後に保つように心がけよう。成鳥になると口ばしの力が強くなるので、かじり木などの壊して遊ぶおもちゃをケージ内に入れてあげると、ストレス発散やくちばしの伸び防止になる。器用にケージの入り口を開けて脱走する個体もいるので、ナスカンなどでロックするとよい。

おすすめ度★★★★★

カラーバリエーションも豊富で、その中でもブルーは非常に人気のあるカラー。見た目の美しさ以外にも、手のりにしたりペアリングしたりと幅広く楽しめるインコである。少し臆病な性格の個体もいるが、環境適応能力が高く、ゆっくり接してあげると自然となれてくれる。尾羽が短くずんぐりとした小柄な体形のため、広い飼育スペースをとらないことも魅力。