ミニウサギ

ウサギ目 ウサギ科 アナウサギ属(家畜化家ウサギ)
色々なタイプの交雑種なので不明。
26~40cm
26~40cm
1.5~3kg
1.5~3kg
5~10年 最長:13~15年
25013_ext_25_0.jpg

ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:ウサギ専用フード・牧草 副食:野菜(小松菜・ニンジン・キャベツなど)・果物(リンゴなど)

さまざまな品種の交雑種を総称したウサギと考えられており、体格・毛の長さ・色などにかなりの個体差がある。“ミニウサギ”という品種は存在しない。体が丈夫な個体が多いことも特徴。繁殖期は通年であり、1度の出産で1~10匹(平均6~8匹)の子供を産む。夏場の繁殖は、母体と子供の負担を考えると避けたほうがよい。ベビーの時期は生殖器が成長途中のため、オスメスの判別が難しい。繁殖可能にまで成長すると、オスは肛門の両脇に縦長の精巣(睾丸)が見えるようになり、メスはその特徴がなく、首周りの肉付きがよくなる。

アドバイス

大人になってからの複数飼育は、相性が合わないとケンカをし、ケガをしたりストレスを受けることがあるため、複数飼育よりも単独飼育がおすすめ。

なれやすさ★★★★★
飼育のしやすさ★★★★☆

臆病な個体もいるが、基本的にはなつきやすい。聴覚・嗅覚が発達しているため、名前を呼んでからエサやおやつを与えることを繰り返すと、呼ぶと来るようになる。なついてくると頭をなでると喜んだり、催促したりする姿も見られる。おとなしいイメージがあるが、おっとりした一面以外にも、機嫌が悪くなると後ろ足で床をたたいたり(スタンピング)、ブゥーやクゥーと、うなってアピールしたりするなど、感情表現豊かである。

アダルトサイズは丈夫で飼育しやすいといえるが、ベビーサイズの飼育は、暑さ寒さに弱くデリケートなので多少難易度が高いといえる。とくに冬場はペットヒーターなどで十分保温する(ベビーの適温約24~26℃が目安)。飼育はじめは、触り過ぎたり長時間遊ばせたりすると、急激な体力消耗やストレスで体調を崩しやすい。よって過度な運動やスキンシップは避け、成長とともに徐々に段階を踏んで接すること。

おすすめ度★★★★☆

見た目が可愛らしく、価格が比較的リーズナブルなため、ウサギの中でも人気が高い。体色・毛質・体形(大きさ)が非常にバラエティーに富んだウサギで、好みの個体を選ぶ楽しさがある。ヤング~アダルトは、飼育しやすく体もガッシリして丈夫であるため、初心者のかたにおすすめ。