モモイロインコ

インコ目 オウム科 モモイロインコ属
オーストラリア
オーストラリア大陸全域の都市近郊の公園、農場、内陸部の砂漠地帯に生息。(湿潤な沿岸部を除く)
35~38cm
約35cm
350~400g
350g
約40年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:オウム・インコ専用混合フード 副食:野菜(小松菜・チンゲン菜・ブロッコリー・ニンジン・かぼちゃなど)・果物(リンゴなど)

オーストラリア全域で群れをつくって生息している。名前の通り、体全体が“桃色”でおおわれている。人気の高いオーストラリア産コンパニオンバードで、頭に冠羽があるため名前はインコだが分類としてはオウム科に入る。全体のカラーリングは、頭部が白又は薄いピンク色、首周りから胸・腹部全体がピンク色をしており、翼・尾羽がグレーをしている。性別の判断は、オスは目(虹彩)が黒く、メスは赤茶色であるが、外見での判別はつきにくい。原産地がオーストラリアの砂漠地帯のため、粗食にも耐えることができ、飼育下では肥満になりやすいといわれている。寒暖・乾燥にも強く丈夫である。おしゃべりも器用にこなし、雄叫びをすることは少ないが大きい声で鳴くことはある。

食事(野生下)
アドバイス

穀類・種子・果実・少量の昆虫など

肥満になりやすいため、バランスのよい食事を心がけること。

なれやすさ★★★★☆
飼育のしやすさ★★☆☆☆

おしゃべりが上手で人にもよくなつく。性格は元気いっぱい、活動的。好奇心旺盛で色々なものに興味を示すので、ケージ内におもちゃを入れてあげるほかにも、一緒に遊んであげることが大切。ほかの大型インコやオウムに比べて、くちばしの力は弱いといわれているが、強くかむこともあるので注意すること。

環境適応能力が高く、日本の環境でも比較的丈夫で飼育しやすい。ケージ内の飼育は肥満になりやすいため、低カロリーのものを中心にバランスよい食事を心がけ、体に合った大きめのケージで、運動できる環境を整えてあげるのが理想的である。壊して遊べるおもちゃや、かじり木などを与えると、ストレス発散にもつながる。オウムによくある雄叫びはあまりしないが、大きな声で鳴くこともあるので、マンションや集合住宅での飼育は、防音対策を取ることをおすすめする。

おすすめ度★★★☆☆

オウム類の中では比較的高価な鳥だが、見た目も可愛らしく、人によくなれるため、非常に人気がある。大型インコ・オウム類に比べて大声で鳴くことは少ないが、どちらかというと静かな鳥を好む人には、あまり向かないといえるだろう。