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ヘラクレスオオカブトムシ
甲虫目 カブトムシ亜目 コガネムシ科 カブトムシ亜科 Dynastes属 |
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コロンビア、アクアドル |
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中南米(メキシコ~アクアドル) |
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75~170mm (平均150mm) |
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50~80mm (平均60mm) |
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成虫:6ヶ月~1年 (幼虫期:約1年半) |
食事(飼育下) |
特徴 |
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昆虫ゼリー、蜜など |
誰もが1度は耳にしたことがあるこの“ヘラクレスオオカブトムシ”は、カブト界の王様といわれる世界最大のカブトムシ。いくつかの亜種があり、それぞれにツノの形状や太さに違いが見られる。とくに大型なのは、ベネズエラ・コロンビア・エクアドル・ペルー・ボリビアなどに分布する“ヘラクレス リッキー”と呼ばれる種。また、グアドループ諸島やドミニカ島に分布する“ヘラクレスヘラクレス”は亜種の中で最も胸角が太く大きく発達することから、リッキーとともに非常に人気がある。 ヘラクレスオオカブトムシはペットとしての人気が上がり、乱獲による減少が問題となったため、現在ではより高価になっている種もいる。 大きな角の内側に生えているオレンジ~茶褐色の繊毛は、Dynastes属の特徴。 |
食事(野生下) |
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樹液 |
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なれやすさ★☆☆☆☆
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飼育のしやすさ★★★★☆
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基本的には人になつく動物ではないため、見て楽しむ観賞用の生き物である。 長い角は敵を突き上げるためのものであるため、クワガタのようにはさまれる心配はない。体の両脇を持って移動すれば、危険も少なく、カブトムシへの負担も軽い。触りすぎることによって、ストレスを与えたり体力を消耗させてしまい、寿命が短くなる場合があるため注意すること。 |
大きく高価なカブトムシとして知られるヘラクレスオオカブトムシも、飼育方法に関してはほかのカブトムシと変わらない。体が大きいため、飼育ケースは大きいものを用意するとよい。ケースが狭すぎるとストレスとなり、寿命が短くなる場合もある。 日本の気温・湿度ともに高い気候はあまり得意ではないため、夏場は直射日光の当たらない涼しいところが好ましい。(適温23~28℃)秋から冬にかけては、パネルヒーターなどで20℃以下にならないように保温する。 マットの湿度が高すぎると、カビや雑菌が繁殖する原因となるため、表面が少々乾燥した程度の状態にする。食事に関しては、大きな体に比例して食欲旺盛。いつも昆虫用ゼリーをきらすことがないようにしよう。 |
おすすめ度★★★★★
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なんといっても大迫力のこのカブトムシは、1度は育ててみたい男のロマン。しかし、ほかのカブトムシに比べ高価なので、なかなか手が出せない高嶺の花ともいえるだろう。うまく飼育すれば1年前後生きるため、観賞用のペットとして長く楽しめる最適な昆虫。繁殖にも挑戦してみると、またさらに違った魅力と出会えるだろう。 |