ハツカネズミ

ゲッ歯目 ネズミ科
全国
5.8~9.2cm
5.8~9.2cm
10~20g
10~20g
約7cm
1年半~2年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:マウス用ペレット、もしくはマウス用混合フード 副食:果物(リンゴなど)、野菜(キャベツ・さつまいも類など)

主に家住性のネズミで、野生では家屋・草地・農耕地・河川敷・砂丘地などに生息している。一般的に知られるハツカネズミは、“白い体色に赤い目”といったイメージが強いが、主にペットや実験用に飼いならされたヨーロッパ産の“セイヨウハツカネズミ”であることが多い。基本的に野生種は、全身がこげ茶色をしている。 飼育スペースもとらず、繁殖も非常に容易であるため、実験用や肉食動物のペットに与えるエサ用などにも多く扱われているが、見た目の可愛らしさや飼育のしやすさから、ペットとしても人気がある。“パンダマウス”といった人気種も、このハツカネズミが原種だと考えられる。

食事(野生下)

雑食性/種子、果実、花、昆虫など

なれやすさ★★★☆☆
飼育のしやすさ★★★★★

小さいながらも学習能力が非常に高い動物。人なれしやすく、迷路を覚えることができる個体もいる。おだやかな性格で、好奇心も強く、大変魅力的なマウス。飼育当初は、かんだり逃げたりする個体もいるため、力はさほど強くないが、子供が飼育する場合は注意が必要。

習性や飼育方法はほかのマウスとほぼ一緒で、飼育しやすい種類。特徴として、繁殖がほかのマウスよりさらに容易なので、オスとメスを同居させた飼育を行う場合、高い確率でどんどん子供を産む。繁殖を希望しないのであれば、必ずオスとメス別々で飼育することをおすすめする。ゲッ歯類は歯が一生伸び続けるため、市販のかじり木などを常時用意しておくこと。

おすすめ度★★★☆☆

ペットとして販売されるハツカネズミは、アルビノ個体が多く、透き通るような白い体色に、ルビーのような赤い目がとても美しい。小さい体であるが知能が高く、飼育していても楽しい動物である。生後2~3ヶ月で性成熟し、オスとメスを一緒に飼育すると、高い確率で繁殖する。飼育スペースを拡大する余裕がない場合は、オスとメスを別々にするとよい。