クレステッドモルモット

ゲッ歯目 テンジクネズミ科 テンジクネズミ属
改良品種のため、野生には存在しない。
20~30cm
20~30cm
900~1200g
700~900g
6~7年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:モルモット専用フード・牧草 副食:野菜(小松菜・ニンジン・キャベツなど)・果物(リンゴなど)

ノーマルモルモットの改良品種であるため、野生には存在しておらず、身体は直毛の短毛なのでイングリッシュと似ている。頭部にロゼット(つむじのようなもの)がある。クレステッドの中にも2種類あり、アメリカ系とヨーロッパ系に分かれる。 <アメリカ系>ロゼットの部分のみが白く、身体に白い模様がない。 <ヨーロッパ系>体色に関係なく、頭部のみにロゼットがある。カラーバリエーションが豊富。

アドバイス

皮膚病になりやすいので、ビタミンの摂取や湿度管理に注意し、定期的な体調チェックで早期発見・治療を心がけることが必要。

なれやすさ★★★★★
飼育のしやすさ★★★★☆

モルモットは人になれるまで臆病な性格の個体が多いが、優しくゆっくりと接してあげることによって、非常によくなついてくれる。声でコミュニケーションをとる動物なので、エサをねだったり、寂しがったりするときに、“ピーピー”と鳴いて、アピールする姿がとても可愛い。モルモットが嫌がったり、驚いたりすることをしないよう心がけることがなれさせるポイント。

体の中でビタミンをつくり出しにくい動物なので、ビタミン不足になりやすい。モルモット専用ペレットを与え、バランスよくビタミン摂取できるようにしてあげること。モルモットは湿気に弱いので、湿度が高かったり不衛生にしたりすると皮膚病になりやすい。日ごろから通気性のよい衛生的な環境づくりを心がける。ケージの外(室内)に出して遊ばせる場合、モルモットはゲッ歯目なので、飼い主の目の届かないところで物をかじったり、隙間に入り込んだりする習性がある。電気コードなどの危険な物や、かじられると困る物は必ず隠し、入ってはいけない隙間は塞いでおくなど、モルモットにとって安全な環境にしてあげること。観葉植物には毒性のあるものが多いので注意すること。

おすすめ度★★★★★

モルモットは愛らしく人なれしやすい個体が多いので、昔から幅広い年齢層に人気がある。クレステッドはイングリッシュに似ているが、頭部にあるロゼットが王冠のようになっているのが特徴。短毛種なので毛玉になりにくく、ブラッシングの手間も少ない。