ニジイロクワガタ

甲虫目 クワガタ科
オーストラリア
33~70mm
25~48mm
6ヶ月~1.5年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

昆虫ゼリー、蜜など

大顎は、上方へ強く湾曲するように突起している。体全体が黒いクワガタたちと違い、タマムシのような、きらきらとした虹色をしているのが最大の特徴。その体色から、世界で一番美しいといわれるクワガタである。個体差などによって若干色が違う。丈夫で飼育しやすく、繁殖も容易である。

食事(野生下)

樹液

なれやすさ★☆☆☆☆
飼育のしやすさ★★★★☆

基本的には人になつく動物ではないため、見て楽しむ観賞用の生き物である。一般的なクワガタのような、はさむ力の強いものとは違う形の顎をしているため、危険度は低い。性格的にも、温和なクワガタである。

成虫は、初心者でも楽しく用意に飼育できるクワガタの入門種。繁殖も簡単で、はじめてのかたには最適な種類といえる。以下のことに注意して飼育しよう。 1. 温度管理をきちんと行う。夏場は気温が28℃以上になる場所には置かない。適温は15~28℃。飼育用ケースは直射日光が当たる場所、強い風が当たる場所、乾燥するような場所に置くことは避ける。 2. エサは絶対にきらさないよう注意が必要。昆虫類は常に食べ物を食べ続けている動物であるため、エサがきれてしまうことは大変危険。昆虫ゼリーは腐りやすいため、2~3日たってゼリーが残っていても、新しいものに替えよう。 床材には市販のクヌギマットなどを霧吹きなどで湿らせて使用し、深めの飼育ケースに深く敷きつめること。マットは湿らせすぎると、ダニ発生の原因になるため注意。(マットを握って水が出るのは湿らせ過ぎ)マットが乾いてきたら、また霧吹きで湿らせる。マットは定期的に取り替えること。

おすすめ度★★★★☆

寿命も長く、色も美しいことに加え繁殖もしやすいので、人気のクワガタの一種である。ぜひおすすめしたい。成虫は個々で色の違いがあるため、購入の際は多くの個体を見てみたほうがよい。