キンカチョウ

スズメ目 カエデチョウ科 キンセイチョウ属
オーストラリア
約10cm
約10cm
12~15g
12~15g
約5年
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:フィンチ専用混合フード 副食:野菜(小松菜・チンゲン菜など)

オスは胸部に縞模様があり、頬が鮮やかなオレンジ色である。メスはその特徴が無い。また、口ばしや足の色がオスはメスよりも濃い。別名(和名)で“七宝鳥”ともいわれ、オスの上半身の縞模様から、英名では“ゼブラフィンチ”と呼ばれている。鳴きかたが猫のようなミャーミャーという変わった声も特徴である。梵天と呼ばれる、頭頂部の羽の逆立ったタイプがあるほか、ノーマル(並キンカ)、ホワイト(白キンカ)、セピア(古代キンカ)、フォーン、クリバラシロ、シルバー、クリームなど、現在50品種近い色変わりがつくられており、カラーバリエーションも豊かである。

食事(野生下)
アドバイス

種子類などの穀物食

同じケージ内での複数飼育は、ケンカをする場合があるので注意が必要。

なれやすさ★★★★★
飼育のしやすさ★★★★★

成鳥から飼育する場合は、臆病な個体が多いため、観賞鳥としてゆっくり飼育するとよい。観賞鳥とはいえ、美しい色や可愛い声で、十分楽しませてくれる。ヒナはときどきショップなどで出回っており、ヒナから上手に飼育していけば手のりにすることもできる。ヒナはフィンチの中でも身体が小さく、多少繊細なので、飼育にはある程度の技術が必要といえる。

飼育は難しくないが、やや寒さに弱いため、秋口から冬場の保温が必要である。気の強い個体は仲間同士でもケンカしてしまうことがあり、1羽もしくは気の合ったカップル・ファミリーで飼育するとよいだろう。繁殖は比較的容易でよく産卵するが、産むだけで抱卵・育雛しない親もいるので、そういった場合は十姉妹を仮母にするケースもある。

おすすめ度★★★★★

フィンチ飼育入門鳥として昔から知られており、美しい色と可愛い鳴き声が魅力。多数のバリエーションから自分の好きなカラーを選ぶ楽しさもあり、それも高い人気の一つといえる。