タイハクオウム

オウム目 オウム科 オウム属
インドネシア
マラッカ諸島北部~中部
約45cm
約45cm
約440g
約440g
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ペットショップのコジマ
食事(飼育下)
特徴

主食:インコ・オウム専用混合フード 副食:野菜(青菜・小松菜など)・果物(リンゴ・みかんなど)、昆虫(ミルワームなど)

“太白(タイハク)”の名の通り、純白の体色とずんぐりとした体型が特徴の大型のオウムです。全身が白く、風切羽と尾羽の裏側はかすかに黄色味をおびています。カラダと同じ白色の冠羽は、オウム科の鳥の中でも特に立派で、その幅広な冠羽が傘のように広がることから、別名“アンブレラ(傘)コッカトゥ”とも呼ばれています。また、非常に賢く、記憶力・表現力ともに優れているため、モノマネやおしゃべりが得意。加えて、人とのスキンシップを好み、抱っこをせがんだり、仰向けになっておどけて見せたりと、甘えん坊な一面をもっており、コンパニオンバードとしてタイハクオウムはおすすめです。

食事(野生下)

樹上の果実や、草木の種、昆虫など

なれやすさ★★★★★
飼育のしやすさ★★★★★

非常に人慣れする鳥で、とてもフレンドリーなことから「犬のよう」といわれることが多く性格は、同属の鳥に比べておっとりした個体が多いが、とても寂しがり屋の遊び好きでもあるため、首元などを触ってもらいたがったり、自ら遊びのアピールをしてきたりします。そういった性格から、寂しさや退屈感が重なるとストレスを感じ、自分の羽をむしってしまうこともあるので、愛情をもって接し、しゃべりかけたり遊んであげたりするなど十分にスキンシップがとれる時間が必要です。

タイハクオウムは寒さには弱いので室温は22℃前後が理想的といわれています。 頭がよく物を壊すことが大好きなタイハクオウムは、力が強く頑強なくちばしでかじって遊ぶことを好みます。ストレス解消のためにも、壊して遊ぶようなおもちゃを入れてあげるとよいでしょう。また、鳴き声の音量が大きいため、飼育する前に環境を考える必要があります。大型インコやオウムの中でも音量が大きく「山ひとつ向こうまで聞こえる」といわれる程。そのため、防音材を部屋の壁に付けたり、防音カーテンを付けたり、アクリルのゲージで飼育カゴを覆うといった防音対策が必要です。

おすすめ度★★★★★

タイハクオウムの平均寿命は、40~60歳とされており、比較的長命で一生を添い遂げることができるペットです。飼う前に、生涯お世話できるかも確認することがとても重要です。